ミスティクス 8/22 プレーオフ1回戦 vs. シアトル Game2 の戦評(なんてタイトルつけてみる)

2022 Playoffs
この記事は約15分で読めます。

今日は特に前書きなしで、さっそく試合を振り返っていきます。

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試合前ニュース

ミスティクス

怪我人リストからはクラウド選手もホーキンス選手もはずれ、全員出場の試合となりました。

昨日の練習施設、シアトルパシフィック大学で、元NBA選手のジャマール・クロフォード選手が開催しているプロアマ混合のバスケイベントがあったようです。

選手はこんな感じでそうそうたるメンバー。

そのためニアミスで体育館付近はそれを見に来た人、見たい人で溢れかえっていたようです。警備員さんもたくさんいたみたいで。

(こういったプロアマのトーナメントはオフシーズンにたまに開催されていて、NBAの超スーパースターがたまに参加しています。無料で見られることが多いので人が殺到します。)

こちら、そのジャマール・クロフォード選手。ボールハンドリングにおいてレジェンド的なお方です。

レブロン・ジェームス選手ともすれ違いに体育館で一緒になったようで、クラウド選手はパス出しをしたり、ハインズアレン選手はラバーリストバンドをもらったりしたりという映像などがインスタのストーリーに上がっていました。

また、クラウド選手はジェームス選手と直接会ったのはこの日が初めてだったようですが、すぐにバスケの話で打ち解けて、「アグレッシブに、ボールを大事に」とアドバイスをもらったと試合の実況の方がおっしゃっていました。

Bitly

相手チーム:シアトル・ストーム

今日の欠場選手も前回と同じく、シーズン全休をしているセンターのラッセル選手のみです。

Game 1では、40分通してとてつもない集中力、レベルの高さを見せられました(ミスティクスも負けていなかった)が、今日はどうなるでしょうか。

その他ニュース

ミスティクス以外のシリーズも着々と進んでいます。こちらに昨日時点での状況を書いていますので良かったらご覧ください。

また、ミスティクスの試合の前に同日1AMからコネチカットとダラスのGame 2が行われました。実は私はそれを見ていました。

見ていましたが、視聴し始めて恐らく数分後に目覚ましをセットすることもなく寝落ちし、ミスティクスの試合の直前でバッと起きるという、またしても奇跡🤣

今回は試合最後の残り数秒という瞬間じゃなくて良かった😭

話を戻して、コネチカットとダラスは、ダラスが89-79で勝利し、シリーズを1-1にしています。日本時間25日10時からダラスに場所を移してGame 3が行われます。

Game 2は、コネチカットの集中力が散漫というか、特にシカゴvs.NY、シアトルvs.ミスティクスの試合を見た後というのもあって、それらのチームと比べると強度、強烈さを感じませんでした。下位のチームとの試合だから、というのもあるかもしれないですが。

ダラスはフォワードのソートソン選手が活躍。彼女と復帰のサバリー選手が外を打てることで、マコワン選手のインサイドが活きている気がします。

実力的にはコネチカットのほうがありますが、Game 3はどうなるでしょうか。

備考

試合の流れの中でのスコアの記載についてはミスティクスのスコアを先に書いています。例えば80-65だったら80がミスティクス。

Bitly
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試合の流れ

スタートは(敬称略)

G ナターシャ・クラウド
G アリエル・アトキンス
F アリーシャ・クラーク
F エレナ・デレダン
C シャキーラ・オースティン

1Q

ミスティクスはバード選手に守られているクラーク選手のローポストを執拗に攻める。一方のシアトルはティーナ・チャールズ選手のローポストから序盤はスコアを重ねていく。
デレダン選手にはボールを持ったらすぐさまダブルチームが仕掛けられ、さらにその周りのディフェンスも開始から強度が高い。

シアトルはスチュワート選手にディフェンスがよったところで、Game 2の後半の好調を維持するかのようにロイド選手がスリー2本。その他の選手も一人ひとりがアグレッシブにオフェンスを仕掛ける。

ミスティクスは交代でで入ったキンブロー選手がスティールやドライブを仕掛けるなど流れをもたらすが、途中バード選手が連続でスリーを決めると、次はダイブに合わせるパスとうまく駆け引きをされ、シアトルが勢いづく。

バード選手がベンチに下がるとシアトルのオフェンスが止まるが、スチュワート選手の個人技で得点を重ねる。

終盤にシアトルのディフェンスがずれたところで町田選手がスリーをきめれば、直後のポゼションでマッチアップしているジャニュアリー選手がドライブでやり返し、17-27で1Q終了となった。

2Q

メンバーは(敬称略)

ルイ・マチダ
アリエル・アトキンス
エリザベス・ウィリアムス
エレナ・デレダン
シャトリ・ウォーカーキンブロー

シアトルのディフェンスのプレッシャー、ローテーション、リーチの長さに苦しみ、ボールの動きがなくなってしまい、早々にスタートメンバーに戻す。

デレダン選手が苦しい中で今シリーズ初のスリーを決めると、それにクラウド選手、クラーク選手も続き、32-31と逆点しシアトルのタイムアウト。

タイムアウト明けからはGame1のようなどちらも譲らない時間帯が続く。

ロイド選手が決めればアトキンス選手が決め、スチュワート選手に対して良いディフェンスがあれば、デレダン選手もうまく守られる、というやり合い。

ミスティクスはデレダン選手が徹底的に守られる中、クラウド選手が、レブロン・ジェームス選手のアドバイス通りアグレッシブにスリーやドライブを積極的にしかけていった。

同点5回、リードの入れ替わりが8回とGame 1が続いているかのような展開で、43-45で折り返す。

3Q

開始は(敬称略)

ナターシャ・クラウド
アリエル・アトキンス
アリーシャ・クラーク
エレナ・デレダン
シャキーラ・オースティン

後半の開始はアトキンス選手がスリー、ポストアップと連続で決める。シアトルも引かず、ギャビー・ウィリアムス選手をはじめ、フィールドゴールが少ないスチュワート選手以外のプレーヤーが引き続き積極性を見せ、確率よく決めてくる。更にスチュワート選手もセットしきっていないミスティクスのディフェンスに対してドライブからイージーレイアップを決める。

53-58と点差が少し開いたところでミスティクスがタイムアウト。

この辺りからミスティクスはシュートが入らなくなり、我慢の時間帯が続く。一方のシアトルはバード選手のフリースロー、同選手のアシストからタルボット選手のスリーが続き53-63の10点差に。

さらにミスティクスのターンオーバーからの速攻で一気にシアトルの流れになりそうにもなるが、それでもしぶとくクラーク選手やウィリアムス選手のポストプレーで返していく。

最後にスチュワート選手の個人技で61-71の10点差とされ3Q終了となった。

4Q

メンバーは(敬称略)

ルイ・マチダ
シャトリ・ウォーカーキンブロー
アリエル・アトキンス
マイーシャ・ハインズアレン
エレナ・デレダン

ミスティクスはレギュラーシーズン後半に取り入れ始めたスモールラインナップで4Qをスタートし、勢いをつけたかったが、シアトルのスチュワート選手のスリーを含め、外からのシュートが連続で決まり63-79とリードが広がってしまう。

苦しい時間帯にいつもタフシュートを決めてきたアトキンス選手がここでもスリーを決め、流れを切ろうとするが、その後のポゼションでも引き続きシアトルのディフェンスに苦しむ。

一方のシアトルは点差が開いたことで余裕のあるオフェンスが展開される。ミスティクスのディフェンスも疲労からか足が動いていない。

ミスティクスのオフェンスが危うく守り切られそうなところでクラウド選手が値千金のスリー。さらにキンブロー選手も続き、食らいつく。

しかし、タルボット選手にオフェンスリバウンドを立て続けに取られ、バード選手にはパスをスティールされ、相手にオフェンスチャンスを与えてしまう状況が続き、残り2分で79-92と点差が縮まらない。

タイム明け後ミスティクスはクラウド選手が守られながらスリー、そしてトラップディフェンスから速攻で2点とシリーズ生き残りをかけ最後まで戦う。

1分をきり、トラップをしかけるミスティクスのディフェンスに対し、シアトルは落ち着いて対応。バード選手のスリーで84-97とし、シアトルの2-0でセミファイナルの進出、ミスティクスの敗退が決定した。

1Q 17-27
2Q 26-18
3Q 18-26
4Q 23-26

Bitly
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気になったこと

スタッツから

  • Game 1では両チームのあらゆるスタッツがほぼ同じでしたが、Game 2では点差にも現れているようにスタッツでも差が見えます。
  • まずフィールドゴール。スリーはほぼ一緒ですが、合計においてミスティクス44.6%、シアトル55.6%と10%以上つけられています。ミスティクスの数字も普通に良い数字で、特にスリーは14本とミスティクスとしてはかなり多いのですが、シアトルがこの2試合異常値でした。
  • リバウンドも25-33と差が出ています。
  • また、途中何度も追いつきはしましたが、1Qから10点ビハインドになってしまうのは、あのシアトルのでディフェンスに対して、展開として精神的にきつかったと思います。これだけ頑張ってもまた離され、また追いついても離され、会場の雰囲気もあり、最後は力尽きた感(精神的にも体力も)がありました。
  • ベンチスコアやスターターの得点を見ると、シアトルはスターターが全員二桁得点。どこか抑えたかったですね。
  • ターンオーバーは両チームとも8。Game 1に引き続きプレーオフらしい展開でした。
  • 観客は昨日は8917人、今日は12,490人、特に今日は歓声の大きさを感じましたね。(シアトルホームのクライメットプリッジアリーナの収容人数は18,100人。ちなみにミスティクスのエンターテイメント&スポーツアリーナは4,200人です。)
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オフェンス

デレダン様のシュートが神がかっていたGame1。それに対応してきた、さらに試合中にも変化を織り交ぜたシアトルのディフェンスに苦しみました。

試合後の記者会見でデレダン選手が「すべてのポゼションで苦しんだ」というコメントがとても印象的でした。同選手個人的にはボールを持つたび高身長でリーチが長く動ける選手複数に囲まれたら、シュートもドリブルも厳しいでしょうし、パスも手に当たるので出せない(ここで手に当たってしまうような無理なパスを出さないのがデレダン選手の判断が優れている部分でもあります)、更に他の選手たちへのディフェンスがまた上手で、ローテーションでシュート力がある選手をある程度優先的に守れるようにしていたり、パスコースを外に外に追いやるようにしたりしています。

とは言え、84点取っています。レギュラーシーズンにあった連戦を見返してみると、77-82、78-75で1勝1敗だったので、それより取れているんですよね。

今日みたいな展開だとシアトルのオフェンス力についていけなかった、デレダン選手が守られてオフェンスが崩壊したという印象を持ってしまいがちですが、オフェンス力がそこまでないのは(言い方が悪いですが)通常通りで、むしろディフェンスが良いシアトルに対して84点は個人的には悪くないと思うんです。

それよりもミスティクスのリーグ1のディフェンスを上回るシアトルのオフェンスが勝敗を決定づけた要因であるはずです。

ディフェンス

Game1では、スチュワート選手の相変わらずのMVPぶり得点力に加え、終盤にそれまで大人しかったロイド選手にクラッチシュートを決められて敗戦となりましたが、今日はロイド選手が1Qから確率よくシュートを決め、さらにチャールズ選手、バード選手も積極的にオフェンスに絡み、会場の歓声も相まって、ミスティクスとしては嫌な開始でした。

チームディフェンスはそんなにひどいわけでもなく、普通だったら97点取られるようなディフェンスではなかったと思います。

シーズン中からチームのディフェンスとして優先順位をつけて守るということを言ってきていましたが、そういったミスティクスのディフェンスに対して、例えばバード選手が積極的に狙っていった、そしてそれが確率よく決まっていったということだと思います。

ディフェンスはお互い強度高くやり合いましたが、そのディフェンスに対するオフェンスでの各選手の積極性と対応力においてシアトルのほうが上回っていた印象を受けました。カッティングやスペースの広げ方など、選手個人での判断で良い動きがあります。一方のミスティクスは真面目すぎるというか、シーズンを通じて課題でしたが、やりたいことを塞がれた時の対応が苦手です。

それもあってか、シアトルはこのシリーズ2試合でフィールドゴールもスリーも50%以上(!)。オフェンスは水物といいますが、自信、集中力、メンタルの準備、ホームコートアドバンテージなど、それらが組み合わさっての当シリーズのシアトルのパフォーマンスだったのではないかと。圧巻でした。

トランジションディフェンスも最後まで課題クリアならずでした。細かく気になった部分としてはオースティン選手はドリブルができるフォワードの選手(スチュワート選手など)に対して、セットしていない状態でのディフェンスをこれから伸ばしてほしいなと思います。数年でディフェンス賞を取る選手になることを期待しています。

町田選手

6分出場、3点(3pt 1/2)、1リバウンド、1アシスト、1ファール

Game 1ではプルアップ、そしてGame 2ではスリー。

これまで課題と言われ続けてきてチームメイトからも求められたアグレッシブなオフェンス。(SNSで見る情報しか分からないですが)ずっと時間を割いて取り組んできたこの2種類のオフェンスが凝縮された2本のシュート成功だったのではないかと感じました。

そしてアシストもアグレッシブにドライブを仕掛けた後のハインズアレン選手へのパスでした。(ベスティーへのパスというところも凝縮されている感じがしますね。)

ティーボーHCが試合後の記者会見でも、これからWNBAでやるには「アグレッシブになること」が課題とはっきり言っていました。尊敬されているスー・バード選手の、試合を決定づける得点面での活躍を目の当たりにして、きっと更に感じることがあったのではないかと思います。

日本代表に選ばれたり、Wリーグに戻れば、チームスタイルやコーチの指示、チームに求められることの違いなどでまたWNBAとは違った役割を求められるかもしれないですが、その中でも来シーズンもWNBAに戻ってこられるように、「アグレッシブでいること」を伸ばしていって欲しいと思います。今日のバード選手のようなプレーヤーになられることを願っています。

Bitly

最後に。感謝。

2022シーズン

すでにロスな方も多いのではないでしょうか。

試合中はシアトルの強さに圧倒されていましたが、こんなに急に終わってしまうのは寂しいものですね。私個人としては心の準備ができていなかったなと感じます。(目覚ましをかけず寝落ちする時点で油断しすぎ😑 勝負おかしの歌舞伎揚もGame 3まで取っておいたのに😭)

記者会見での選手たちも同じような感情を持たれていたようです。「シーズンがたった今終わったばかりなので(その質問には)コメントしづらい」といったような回答を何度かしていました。

結局、下位チームのホームで開催されるGame 3が行われるのは先述のコネチカットvs.ダラスと、シカゴvs.ニューヨークのシリーズの2つだけになりました。

こんなに強さを見せつけられたシアトル。バード選手の最終年でもありますし、優勝してほしいですね。次はラスベガス、そしてそれに勝ち上がればファイナルです。

でも、本音は、今年のミスティクス、もっと見ていたかったです。(選手の契約等に関してはまた別途。)

今このブログを見てくださっている方には、当初から見てくださっている方や数週間前に見始めた方と色々な方がいらっしゃると思います。

振り返ってみると、情報が全然ないプレシーズンのキャンプ時に町田選手がカットされてしまわないかと不安になったり、文字のプレイバイプレイしか見られない夜中のプレシーズンをリアルタイムで見て(読んで笑)盛り上がったり、町田選手のプレータイムが少なくてモヤモヤしたり、オールスターでなんか色々あったり、ミスティクスの成績が安定しなかったり、急に選手がカットされたり入ったりしてまた不安になったり、思い返せばっていうほど時間は経っていないんですが、濃い数ヶ月でした。

ここまで続けられたのも皆さんからの反響、コメント、イイねなどの反応をいただいたからです。

このブログやツイッターがWNBAを楽しむのに役立ったというメッセージをいただいて、本当に嬉しいです。この場であらためて感謝申し上げます。

コメントはしていないけどイイねをいつも押してくださる方もありがとうございます。よくイイねをくださる方は「いつもの方だ」と覚えていますよ😊

※コメントなどには反応しているつもりですが、もしこれまで見逃していることがあったらすみません。気づいていないだけの可能性が高いです🙏

今後の記事について

これで最後みたいな内容になっていますが、引き続きプレーオフやミスティクスのオフシーズンなどについては追っていく予定ですので、たまに覗いていただければ嬉しいです。

来シーズンは、町田選手が戻ってくる来ないに関わらず、今のところ続けようとは思っていますが、何かしら違うスタイルになるかもしれません。今の戦評スタイルは技術不足でちょっと時間と労力がかかり過ぎてしまうので🙇🏻‍♀️ 色々省略すればいいのですがそれが苦手💦

WNBAのオフシーズンの期間は、フォロワーさんも結構追われているWリーグを観ていこうかなと考えています。以前はちょっと見ていましたがここ2、3年はそこまで見ていないのでほぼ初心者ながらブログには感想も書いていく予定です。(ここを見てくださるかわかりませんが、aさん、配信系のお約束は守れませんでしたが、こちらは守ります!)

それ以外にも、町田選手のWNBA挑戦をきっかけに「英語が話せたらいいのに!」という声をよく見るので、その辺りもバスケと英語に関してオフシーズン中にお役に立てることが何かないかなと考えています。

他に女子バスケ関係でこんなトピック扱って欲しいといったリクエストがありましたら、お気軽にメッセージでもコメントでもください。難易度が高過ぎない限りできると思います笑

さて、長くなりました。

まだ記者会見の翻訳は別途書きますが、ひとまずこれで区切りと感じますので、ここでご挨拶をさせていただきます。

重ね重ね、感謝の気持ちをみなさまにお伝えします。ありがとうございました!

Bitly

2022シーズンのミスティクスの戦評のようなものを残しておきます↓(最初の方はまとめるのが下手ですね。後の方は真面目になり過ぎているし😅)

https://wnba-japan.com/category/戦評

コメント

  1. T.H より:

    ヌマヘビ様

    楽しいブログありがとうございます。
    町田選手の活躍に期待してWNBAのサイトで試合を見つつ、ヌマヘビさんのブログを毎回楽しみに拝読していました。的確なプレー分析に加え、優しさに溢れるコメントで毎回感服していました。今後も皆様のためにご活躍いただければと思います。ありがとうございました。
    なお、返信は不要です。T.H

    • ヌマヘビ ヌマヘビ より:

      ご丁寧にメッセージをいただいてしまいありがとうございます。T.H様のこのメッセージにこそ優しさがあふれていて心を打たれています。みなさんからのコメントや反応をいただいてこそのこれまでの記事でしたので、本当に感謝しております。これからも続けていきますのでたまに覗いていただき、またお気軽にコメントなどいただければ嬉しいです^^

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