セミファイナル Game3 試合後記者会見(シカゴ vs. コネチカット)

2022 Playoffs
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Game 3が終わり、それぞれ上位シードが2-1とリードをしている状況になりました。各チームの会見でのコメント内容の翻訳です。

試合内容はこちらからご覧ください。

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シカゴ

ウェイドHC

(メンタルのタフさについて)
こういった環境で、シーズン中に築いたものを信じプレーすることが必要。コネチカットのリズムの時も焦らず対応した。ディフェンスやフィジカルな戦いを真っ向から立ち向かって、勝つことができた。

(ディフェンスで一番よかったこと)
セカンドチャンスの得点を抑えたこと。私たちのターンオーバーも少なく、速攻からの得点も抑え、ハーフコートオフェンスだけをやらせることに成功した。5対5の状況で守ることができていたのが重要だった。そしてリバウンドも重要だった。

(パーカー選手とミースマン選手について)
素晴らしい選手で、重要な場面で応えてくれる。今日のような試合で彼女たちのプレーが必要で、それが出たと思う。これがこのチームで構想していたこと。素晴らしい選手により素晴らしいプレーをしてほしい。時に自分がなにも言わないことが上手くいく。

(タイムアウト頻繁に取っていたことについて
(パーカー選手と笑ってから)チーム内でも同じ質問がたくさんあり答えなければいけなかった。コネチカットにリズムを与えたくなかったので、落ち着かせるためのもの。

パーカー選手

コネチカットはフィジカルなチームで、Game 3は戦いになることが分かっていた。チームとして変化に対応して調整をし続けることが必要で、それが今回できたと思う。

(4Qのディフェンスについて)
チーム全体の意識の賜物。本能的に反応してローテーションを行っていた。オフェンス、ディフェンスともに調整、対応することができていたと感じる。いいディフェンスをしてもリバウンドまで取ることでオフェンスにつなげ、速攻がでるという自信にもなっていると思う。

(美しいバスケという表現があったがその意味)
今日はそんな美しくなかったが、プレーメイキングの部分が関わってくると思う。フロントコートでパスができる選手がいる。エマ(ミースマン選手)はこれまで一緒にプレーした中で最も賢い選手の一人。お互いコートの中央でプレーを予測し合うことができる。そんな選手を、プレーを作り出すことができるスルート(バンダースルート選手)に加えて、このチームにはバスケIQが高い選手が多くいる。美しいバスケというのは予測してプレーすることかと思う。速攻やその後に続くプレーでも同じことが言える。

今日はそれが必要なときに出てきた。Game 4でも同じように出せたらいいと思う。

ミースマン選手

シーズン中でも同じような試合内容だったことはあったので、やらなければいけないことは分かっていた。いいプレーを作るにはフィジカルなことが必要だった。ボールを動かすことでいい流れが生まれてオープンでシュートを打つことができた。

(ディフェンスの集中について)
動き続けること。キャンデースが行った通りチームとして、ローテーションや早く動くという意識があった。それによって相手の動きを遅らせたり、パスの質を落としたりすることに成功した。自分がボールにつくことがあってスティールが増えたが、その後ろには、コネチカットの判断を難しくさせるシカゴのチームのローテーションがある。

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コネチカット

カート・ミラーHC

このシリーズではディフェンスにおいてハードにプレーして、ごちゃごちゃとさせる必要があり、そうすれば勝つチャンスがあると思っている。Game 3ではすばらしいディフェンスをしたし、自分達がやりたい方法ができていたのは満足している。選手たちには、シカゴに対してこういった展開にできることに自信を持ってプレーして欲しい。

シカゴのリーグ1位を誇るペイント内得点は30点に抑えており、私たちの思うように守れてはいる。Game 1と3は私たちのやりたい内容をやって、Game 1では勝った。こういった内容であれば勝てる自信がある。

PGハイダマン選手について)
まず前半、インサイドにボールが入ってシカゴのディフェンスが寄った時にボールを受けて、効率的にプレーしスリーを沈めてくれた。後半ではスコアがなかったが、全体的に良いパフォーマンスだった。バンダースルートとマッチアップすることや、彼女を活かすためのナンバープレーを守っていくのは簡単ではない。堅実なプレーをしてくれた。

前半にリズムをもたらしてくれた。今シーズン成長し、素晴らしいポイントガードになっている。彼女が同じプレーを継続してくれることでシリーズを勝つチャンスがあると感じる。

(4Q4分間ノースコアの時間帯)
どちらが決めれば流れが出来そうな時間帯ではあった。その時間帯において私たちはターンオーバーがあったり、焦りがみえたりした。ディフェンスでは相手を止めることができていたが、オフェンスでどうにも流れが作れなかった。

(ジョンケル・ジョーンズ選手の器用について)
シカゴはジョンケルとブリジョーンズ(ブリオナ・ジョーンズ選手)にシュートを出来るだけ打たさないようにしていて、常にダブルチームをしてくる。その中でシュートを決めることや、何かプレーをするのは難しい。投試において質の良いシュートが必要。

オフェンス、ディフェンスそれぞれの時に交代をするのは不可能なので難しい判断だった。いないことでスペースができるかもという考えだった。シカゴはブリジョーンズにダブルチームをするときもあればそうでないときもあるが、ジョンケルにはいつもディフェンスの集中がいくことになる。
勝てなかった時はこうすればよかったかも、という気持ちがいつもあるが、勝てば正しい判断だったとみんなが言う。私たちとしては上手くいかないことに対して試すことが必要だった。

(ゴール付近のシュート率について)
シカゴはリーチが長いので簡単ではない。エマ、キャンデース、アズレイに対して得点するのは簡単ではないく効率的に点を取る必要がある。

(ターンオーバーが多かったことについて)
シュートで終わる必要がある。

ボナー選手

(インサイドでのシュートミスが多かったことについて)
シカゴは背が高く、リーチが長いこと、あとはシュートを決めるよりもファールをもらうことを意識しすぎたことが原因。シカゴに対してはペイント内の得点が必要なので決める必要がある。

(フラストレーションがあったか)
前半は感じたけど後半からは特になかった。チームでインサイドを攻め続けるという意識がある。

(シリーズの残りについて自信は)
まだチャンスが与えられているのでプレーするだけ。今日はあと少しで勝てるところだった。追い詰められてはいるが特にそういった気持ちは持っていないと思う。フィルムを見て調整し、あとはシュートを決める必要がある。

(ハイダマンの活躍ついて
チームでベストシューターなので、インサイドにシカゴのディフェンスが寄ればその代償を払わせるようにアグレッシブにと伝えていた。これからも同じようにプレーしてもらって、勝利につなげることができればいいと思う。

(4Qのノースコアの時間帯について)
何が起こったかわからない。ペイント内のシュートも外していたし、お互いのチームが良いディフェンスをしていたということかも。それに関しては良いことだと思うが、私たちとしてはシュートを決めなければいけない。簡単なシュートを決めて有利な状況に持っていきたい。

(ジョンケル・ジョーンズ選手について)
ローポストで高身長で長いリーチの選手にダブルチームされリズムを作れていないが、同じように私たちも相手のポストを押さえている。(ジョンケルは)苦しんでいるが、大丈夫、またいいパフォーマンスをしてくれると思う。

(ガードの貢献が必要ということについて)
ステップアップする必要があると感じている。Game 2では相手に先手を取られ続けていた。私たちとしてはより良いプレーをしたいし、それができると思っている。誰かに証明するため、といったことではなく自分達に対してできると示したい。

(ターンオーバーの多さについて)
浮き足だって勢いがありすぎた面もあった気がする。ホームだったしエキサイトしすぎた部分もあったかもしれない。ターンオーバーを3回ぐらい連続でした場面もあった。毎回速くいくのではなくてPGに預けてスローダウンすることも必要だと思う。

ハイデマン選手

(自信の活躍について)
他の選手にディフェンスの集中がいっているので、空いているときにシュートをしてそれを決めることができた。決められたゲームプランを遂行する必要がある。全員でボールをシェアし、全員でオフェンスに絡むことが必要。

(ジョンケル・ジョーンズ選手について)
ディフェンスの集中がいき、ダブルチーム、トリプルチームにもなっている。彼女がスコアできるより良いポジション・タイミングでボールを預けられるようにしたいと思う。

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