ミスティクスのスタッツ、今シーズンこれまで。何が得意で何が苦手?

ワシントン・ミスティクス
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こんばんは!

今日試合がなかったのでふらっとバスケ関係のサイトを見ていたらWNBA公式のスタッツが面白かったので、まとめてみました!この前スタッツはただの指標とか言ったくせに、という感じですが、チームごとの数字はそれぞれのチームの得意、不得意な項目をある程度知るのに参考になる、面白い数字だと思いました。

ミスティクスは6月に多くの試合を消化したこともあり、試合数21試合とリーグで一番試合を消化しています(一番少なくて17試合)。チームごとに試合数のバラツキがありますが、2022シーズンのこれまでのチームごとのスタッツです。

全ては掲載できないので、面白いと思ったスタッツにおいて、ミスティクスの順位とそのスタッツのリーグベスト3を書いていきます。

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通常スタッツ

よく取り上げられるスタッツの比較です。

ミスティクスは得点関係においては高い順位にはいないですが、失点、アシスト数、ターンオーバー数、ファール数で上位にいます。地味ですが効率的なチームということを表していると思います。

1試合平均得点

ミスティクス:79.1点(9位)

  1. ラスベガス:91.2
  2. シカゴ:85.4
  3. コネチカット:85.2

平均失点

ミスティクス:76.1点(1位!)

  1. ミスティクス
  2. シアトル:76.9点
  3. コネチカット:77.2点

平均3ポイント成功数

ミスティクス:7.9本(6位)

  1. シアトル:9.4本
  2. ニューヨーク:9.3本
  3. ラスベガス:9.2本

1試合平均フリースロー成功数

ミスティクス:12.2本(10位)

  1. ラスベガス:17.1本
  2. コネチカット:16.5本
  3. フェニックス:16.6本

シーズン平均フリースロー確率

ミスティクス:76.7%(11位)

  1. シカゴ:83.0%
  2. ラスベガス:81.1%
  3. シアトル:80.2%

1試合平均オフェンス・リバウンド数

ミスティクス:8.4本(11位)

  1. インディアナ:10.6本
  2. ダラス:10.1本
  3. コネチカット:9.8本

1試合平均アシスト数

ミスティクス:20.6本(3位)

  1. シカゴ:23.8本
  2. シアトル:22.0本
  3. ミスティクス

1試合平均ターンオーバー数

ミスティクス:14.0本(3位)

  1. ラスベガス:11.9本
  2. シアトル:13.3本
  3. ミスティクス

ワーストは、

  1. アトランタ:17.3本
  2. ニューヨーク:15.9本
  3. コネチカット:15.7本

1試合平均ファール数

ミスティクス:16.1回(2位: 少ないほうが1位とする)

  1. シアトル:15.3回
  2. ミスティクス
  3. ラスベガス:16.2回

ワーストは

  1. アトランタ:20.2回
  2. インディアナ:20.2回
  3. ダラス/フェニックス:20.1回
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エリアごとのシュート率

ここは本当に面白かった部分。ゴール下は最強。それ以外は低めの順位。デレダン選手をはじめ、オースティン選手のレイアップ、クラウド選手のドライブなどが目に浮かびます。

ノーチャージエリア(ゴール下の半円)

ミスティクス:70.3%(1位)

  1. ミスティクス
  2. ロサンゼルス(66.2%)
  3. フェニックス(64.7%)

ペイントエリア(ノーチャージエリア以外)

ミスティクス:34.0%(11位)

  1. シカゴ:44.3%
  2. ラスベガス:44.0%
  3. ニューヨーク:42.3%

ミドルレンジ(ペイント以外、スリー以内)

ミスティクス:35.6%(10位)

  1. フェニックス:43.5%
  2. ラスベガス:39.6%
  3. コネチカット:39.6

左コーナースリー

ミスティクス:38.2%(7位)

  • ロサンゼルス:50.0%
  • ラスベガス:47.8%
  • フェニックス:45.9%

右コーナースリー

ミスティクス:26.3%(10位)

  1. シカゴ:56.5%
  2. ミネソタ:50.0%
  3. シアトル:50.0%

コーナー以外のスリー

ミスティクス:33.8%(8位)

  1. ラスベガス:36.2%
  2. ダラス:36.1%
  3. シアトル:36.0%
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アドバンス・スタッツ

あまり馴染みのないスタッツ。ミスティクスの公式でも最近画像と共に良く取り上げていますね。それぞれの項目を説明しながら取り上げてみます。

ここでもディフェンス、アシストが良いです。一方で悪いことで有名となってしまっているPACEが最下位です💦

オフェンス・レーティング(OFFRTG)

100回のオフェンス回数(自チームのポゼション)に換算すると何得点決めることができるか。

ミスティクス:99.5点(8位)

  1. ラスベガス:108.1点
  2. コネチカット:105.9点
  3. シカゴ:104.5点

ディフェンス・レーティング(DEFRTG)

100回のディフェンス回数(相手チームのポゼション)に換算すると何得点失点するか。

ミスティクス:96.1点(4位)

  1. アトランタ:95.3点
  2. コネチカット:95.9点
  3. シアトル:96.0点

アシスト-ターンオーバーレシオ(AST/TO)

アシストをTOで割った比率。アシスト何本につき、ターンオーバーしてしまうか。(数字が多い方がミスが少なくアシストになっているという意味)

ミスティクス:1.47(4位)

  1. ラスベガス:1.71
  2. シカゴ:1.66
  3. シアトル:1.66

アシストレシオ(AST RATIO)

100回のオフェンス回数(自チームのポゼション)に換算すると何回アシストが発生するか。

ミスティクス:18.5(3位)

  1. シカゴ:20.7
  2. シアトル:19.6
  3. ミスティクス

ターンオーバー確率(TOV%)

100プレーあたり何回ターンオーバーをするか。

ミスティクス:17.7(5位)

  1. ラスベガス:14.1
  2. シアトル:16.1
  3. フェニックス:17.5

トゥルーシューティング(TS%)

フィールドゴール、スリーのフィールドゴール、フリースローを考慮してシュート効率を測るもの。

ミスティクス:52.6%(9位)

  1. ラスベガス:56.9%
  2. シカゴ:56.4%
  3. コネチカット:55.5%

ペース(PACE)

試合のテンポを表す数値で値が高いほど、試合のテンポも早い。

ミスティクス:94.11(12位、最下位)

  1. ラスベガス:100.55
  2. インディアナ:98.54
  3. アトランタ:98.25

その他

それ以外でどういった得点、失点が多いのかを表すスタッツです。速攻からの得点が・・・目立ちます💦

相手のターンオーバーからの得点

ミスティクス:16.5点(4位)

  1. コネチカット:19.0点
  2. シアトル:18.4点
  3. ロサンゼルス:18.4点

セカンドチャンス得点

オフェンスリバウンドからの得点。

ミスティクス:10.2点(7位)

  1. コネチカット:12.8点
  2. ダラス:12.8点
  3. インディアナ:11.7点

速攻からの得点

ミスティクス:6.6点(12位、最下位)

  1. ラスベガス:13.8点
  2. ダラス:12.1点
  3. シアトル:11.7点

ペイントエリアでの得点

ミスティクス:34.1点(7位)

  1. シカゴ:40.9点
  2. ロサンゼルス:40.2点
  3. コネチカット:38.4点

ターンオーバーからの失点

ミスティクス:15.0点(5位)

  1. シアトル:13.2点
  2. ラスベガス:13.7点
  3. フェニックス:14.4点

セカンドチャンス失点

相手チームのオフェンスリバウンドからの失点

ミスティクス:9.6点(3位)

  1. ラスベガス:8.5点
  2. コネチカット:8.9点
  3. ミスティクス

速攻からの失点

ミスティクス:9.7点(7位)

  1. シアトル:8.2点
  2. コネチカット:8.6点
  3. シカゴ:8.7点

ペイントエリアでの失点

ミスティクス:30.1点(2位)

  1. アトランタ:27.8点
  2. ワシントン
  3. ロサンゼルス:31.9点
Bitly

最後に

こちらに掲載したものは一部で、全てはこちらのWNBA公式のスタッツで詳しく掲載されているので、興味のある方は是非見てみてください!面白いです!(※英語)

Teams Traditional
Home of WNBA Advanced Stats - Official WNBA Statistics and Advanced Analytics.

オフェンスではアシストがそこそこ多く、ターンオーバー少なめ、ゴール下がめっちゃ確率いい。外からはあまりシュート率よくない。速攻は少ない。ディフェンスは失点すくない・・・など、スタッツが示すのがなんとなく分かるのが面白いですね。

デレダン選手色々

話は変わりますが、先日Twitterでミスティクス公式が触れていたデレダン選手の書籍はアマゾンジャパンでも販売しています。(こちらも英語)

また同選手はノベルも出しています。(最近知りました💦)

どちらかというと子ども向け(8〜12歳とのこと)の内容で、わかりやすい英語なので、勉強にはいいかも。5巻まで購入可能になっています。ご自身の体験をもとに書かれているみたいで、なんだか考えさせられる内容です。デレダン選手ストーリーを思い出します。

デレダン選手はYouTubeもご自身のチャンネルもありますし、ご自身のビジネスもされていますし、幅広く色々やられていますね。

以下訳です。

ようこそミスティクスのロッカールームへ!

(何年目?)

もう9年目?合っているかな?そうね、9年目。

(私はロッカールームにいると不安になる。理由は大学の時にロッカーで練習着に着替えて、練習に向けて準備していたから。不安にはならないの?)

不安はゼロパーセントね。これが私の仕事でやることだし、実際ここで座ってチームメイトと話すのも楽しいし。リーグに入ったばかりの頃はもっと不安があって、練習に向けてナーバスになることもあったけど、今はもういつものことだから、という感じ。

(そうなんだ、好きなんだね)

うん、好き。もういい年だし、どれぐらいプレーできるか分からないでしょ。楽しんでいるわ。

(なんで靴下を裏返しに履いているの?)

トレーナーのマイクと話したんだけど、靴下にクッションがついているので、裏返しに履くと靴の中で足がいい感触になるんだよね。

(クッション薄めの靴下にすればいいんじゃないの?)

薄い靴下でも一緒。すべての靴下で同じように履く。毎日学びがあるわ。

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