またまたミスティクスのキャンプ参加者発表。町田選手への影響は?!

Swish ワシントン・ミスティクス
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昨日またまたワシントン・ミスティクスの公式インスタより、新しいトレーニングキャンプ参加者が発表されました。

度々の説明ですが、Training Camp Inviteをざっくり説明すると、正式契約ではなく、これから始まるトレーニングキャンプ中にいい結果、印象が残せればシーズンに向けてチームと契約できる選手ということです。

Training Camp Inviteの制限人数があるかは分かりませんが、トレーニングキャンプ時の各チームメンバーの合計は、16〜22選手ぐらいが多いようで、ミスティクスの場合、公式の発表では現時点で16名なので、まだ増える可能性はあります。

新しく発表された選手がどんな選手か、町田選手の契約に影響はあるのか、など見ていきたいと思います。

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シカゴ出身、アンダーカテゴリー代表選出歴のあるレフティー

Linnae Harper(リネエ・ハーパー)選手

170cm、ポイントガード、27歳です。

これが直近で一番プレースタイルがわかりやすいハイライト集です。左利きのポイントガードですがかなり得点力がある選手のようです。プレースタイルはミスティクスのエースガード、アリエル・アトキンス選手にそっくりです。同じレフティーですし。

このハイライトのチーム(ラトビアのTTT Riga)では、起点となり、スクリーンを使ったピックプレーや、ドライブ、キープ力とフィジカルを生かしてプレーし、中心選手となっています。

アンダーの世代では、まず2011年に3×3のU18W杯代表

なんとこの時4人登録のうちチームメイト2人が予選、本戦の試合でそれぞれ怪我してしまい、準決勝で途中から2対3の状態で戦ったとのこと。

それにも関わらずオーバータイムまで持ち込み、21-19まで粘ったそうです!

3位決定戦は日本とでしたが、流石に2人ではもう無理だと棄権したそうです。

その後、U16、U17、U19など、何度も選ばれ大会に出場し、スティール王や大会ベスト5にも選ばれています。U19があった2013年には、アメリカ中から選ばれるオールアメリカチームにも選出されています。

大学も超名門ケンタッキー大学に入り、3年生からオハイオ州立大学でプレー。大学生だった2016年の際の3×3世界大会の代表にも選ばれています。

超エリート街道まっしぐらといったような選手。

WNBAではドラフトにかかりませんでしたが、トレーニングキャンプから故郷のチームであるシカゴ・スカイとの契約をつかみ取り、2シーズンプレー。

2019年にカットされているのは、おそらくコロナの影響でしょう。あの時はリーグ全体が縮小していたので。

その後ラトビアやイタリア、トルコなどのヨーロッパでプレー(そこでもプレイオフMVPなどを受賞しています)、そして2021年に再びWNBAのチームであるミネソタ・リンクスと契約。

しかし!!!主力選手が怪我から戻ってきた際にまた、カットされてしまいます。

なんなんでしょうかね。この厳しい世界は。

都合よく振り回されているような感じで、相当メンタルもやられてしまいますね。

WNBAのチームが困った時(主力が怪我した時など)の即戦力として呼ばれるような実力があるというだと思われますが、ピンチヒッター止まりとなっています。

おそらくその理由の一つは、170cmというサイズでしょう。

あれだけ能力があってU代表に選ばれていましたが大学以降代表に選ばれなくなり、WNBAのドラフトにかからなかったのも同じく身長が低いことが理由と考えられます。

(なので町田選手にとっても厳しい世界となることです。)

しかし、書いたように能力と経験は証明されているので、その部分では他の選手より上回っていることになりますね。

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町田選手への影響は?

いまだに町田選手が正式契約なのかそうでないのかわからないですが、どちらにしても影響はある、と言えるでしょう。

まずポジションが同じこと。そしてお互い背が低いポイントガードということ。

プレースタイルは全く違いますが、複数の小さい選手は少なくとも一緒に試合に出さないでしょう。もっというと2人とも契約となったら驚きです。登録枠は12しかいないですから。

町田選手が正式契約だったとしても、プレータイムに関わってきます。チームスポーツなのでチームが勝てばいいのですが、町田選手をたくさんみたいですよね。

いずれにしてもチームとしては得点力のあるガード、SGを探しているようですね。アトキンス選手のバックアップを探していると思われます。

現時点でのTraining Camp Inviteを見ても、誰が残るのか、全くわかりません。

・Lee Seul Kang(リー・セルカン)選手(韓国代表)

・Klara Lundquist(クララ・リンドクイスト)選手(スイス代表)

・Meme Jackson(ミーミー・ジャクソン)選手

・そしてHarper選手

スキルなどのレベルはもちろん現メンバーとの相性、コーチのいうことに対する理解力、将来性、安定感、爆発力など、見方は様々だと思うので、コーチ陣がどう評価するかですね。

また動きがありましたら書いていこうと思います。

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