WNBA2023シーズン開幕戦後の各チームの評価

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2023シーズン開幕しました!

各チームの状況、課題などをメモしていきます。

※しっかり観た試合、そうでないものがあるのでご了承ください。

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ニューヨーク vs. ワシントン 64-80

大注目されているニューヨーク。ワシントンとの一戦で個人的にも楽しみにしていました。が、蓋を開けてみれば、点差以上の一方的な展開に。

ニューヨーク

まず、開幕前に個人的に予想していたことですが、ディフェンスがやはりよくなかった。チームディフェンス、1on1、トランジション、まだまだこれからというところか。

オフェンスでは、まだ見合っているシーンも見られ、戦術的に見ても誰にどこで攻めさせたいのかがハッキリしていないように感じた。スターがばらばらにプレーしている感じ。

昨シーズン多用していた高い位置からのピックプレーをあまりしていなかったのは何か理由があるのか。スチュアート選手、ジョーンズ選手がやっても効果的になるとは思うが。

ワシントンのディフェンスがいきなり強度&完成度が高く対応できなかったという感もある。

ワシントン

そのワシントン。主力がほぼ全員残っているだけあって完成度が高い。コンセプトもハッキリしていて、迷いがない。

ディフェンスがあいかわらず素晴らしく、全員が高い意識をもってディフェンスをしているのがわかる。ディフェンスからオフェンスの切り替えも意識して早い。テンポを上げている。練習でも走り込んでいるよう。

サイクス選手が積極的にスリーを狙っているのは今まであまり見られてこなかったので、おそらく打つように言われていると思う。前回の投稿で外を打たないとペイントエリアが狭くなるという懸念点を挙げたが、そんなのチームとして分かっていましたね、失礼しました。PGができる、パスを見られるのもチームにフィットしていた。

古巣復帰のトリバー選手。スリーは健在。

チームケミストリーが良い様子が見てとれ、プレーに感情がこもっており、観ていて引き込まれた。

チームとしての課題はリバウンドか。また終盤オフェンスで動きが止まる場面が続いたのは要改善。

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コネチカット vs. インディアナ 70-61

画面を分けて観ていましたが上の試合を優先して観たため短めです。

コネチカット

やはり得点力(特にベンチの)が課題。ネルソンオドダ選手が重要で、ディフェンスの存在感が大きかった。明日のワシントンとの試合を観たいと思う。

インディアナ

アリーヤ・ボストン選手がB・ジョーンズ選手とやりあっていたがパワー負けしていない。退場となったが安定したパフォーマンスが期待できそう。(最近こうゆうパワー系のガッツリセンターの活躍が増えたような🤔)

ナリッサ・スミス選手はプレシーズンゲームでは絶好調だったが開幕戦は確率を落とした。

個人的に感じたのは、スコアラーのティファニー・ミッチェル選手が総合的な判断力をつけていかないとガチャガチャやる感じがずっと変わらないのかなと。それが良さではあって落ち着いてしまったら驚異度が下がるのは分かるが、プレーメイカーとして味方、ディフェンスをもっと見ることができるようになると、下のポジションにも能力ある選手がいるから、チームとして強くなると思う。

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シカゴ vs. ミネソタ 77-66

短め。

シカゴ

ポイントガードポジションが課題か。ミネソタのディフェンスプレッシャーに苦しんで連続ターンオーバーで試合開始となり、どうなるかと思ったが徐々に持ち直した形。

ミネソタ

オフェンスが苦しそう。ターンオーバーがだいぶ多かった。リバウンドも課題となりそう。

ディフェンスは意識を持って高い強度でプレッシャーをかけていて、チームのスタイルがはっきりしていた。

リーブHCの会見からはリビルディングとして割り切っているようにも感じられたが、今後チームをどう改善していくか楽しみ。

フェニックス vs. ロサンゼルス 71-94

短め。

ロサンゼルス

オフェンスの動きが止まることなく、見合っているシーンなどが少ない。良い感じ。全員が仕掛けられる、バランスでスコアしていくオフェンス。

今後シカゴから移籍のアズレイ・スティーブンス選手が戻ってきたらさらにバリエーションが増え面白くなりそう。

フェニックス

決定力に苦しみそう。特にグライナー選手が下がっている時。

同選手はまだコンディションは万全でないながらも支配力はさすが。(個人的に嬉しさと安心の気持ち)

アトランタ vs. ダラス 78-85

アトランタ

序盤は焦りのような、浮き足立つ感じがみられたが、徐々に落ち着く。

ライエン・ハワード選手のところから攻めるというよりも、昨シーズンと同じ全員バスケ。だれでも打てるときは思い切って打つ。速攻もミドルでも思い切って打つスタイル。

ミドル、外からのシュートが多いので確率が上がらない試合は苦戦しそう。

ディフェンスはゾーンも取り入れていた。

古巣との対決となったアリーシャ・グレイ選手はガンガンいくスタイルで最初は空回りしているような感じもあったが、終盤に確率を上げていっていた。

ダラス

ディフェンス力が上がっているように感じた。ハワード選手の加入、サバリー選手の復帰が大きい。機動力を活かしたディフェンスにつながっていた。オフェンスでもその2人はさすがのパフォーマンス。

ハワード選手の良さを活かしきれていないというコメントを以前の記事で書いたが、自身のキレのある1on1は健在。

オグンボワレ選手もショーを繰り広げていた。ドリブルからステップバックスリーが何度も決まる。

ラスベガス vs. シアトル 105-64

先日書いた心配チーム。やっぱりそうなってしまうよなぁ。。

ラスベガス

パーカー選手、クラーク選手は問題なくフィット。

序盤はシュートが入らず得点が伸びなかったが、2Qからシュートが決まり始め点を重ねる。ミスマッチを見てチームでそこを狙うこともできるし、丁寧にプレーを作ってそれを遂行することもできる。

シアトル

立ち上がりは目立たなかったが、得点源のロイド選手が徹底マークされ無理なシュートを打たされている感。だが、おそらくコーチから打てと言われているので、チームとしてはOKとしているかと。ディフェンスも何かを仕掛けることはなかった(と思う)。

主力がごっそりと抜けて経験のシーズンになりそう。

ルーキーのホーストン選手は1番から4番まで守れ、ウィルソン選手とすらマッチアップしていた。身体能力高い選手でチームの主力として育っていってほしい。

4Qの最後にシアトルがベンチメンバーを増やして、プラム選手ショー。さらに点が開いた。

最後に

キャンプが始まってようやくチーム練習ができるようになり、後から合流する選手もいる中で、やはり未完成なチームが多いのは当然で、ここから各チームどこまで仕上がっていくか。

昨年から変化が少ないラスベガス、ワシントンはやはりすでに完成度が高く、観ていて気持ちの良いチームでした。

ワシントンは昨年同様、忘れられがちな存在となっていますが、この開幕戦で結果で表した形に。ラスベガスには昨シーズン負けなし。今年もライバル関係としてやり合っていくのが楽しみです。

他のチームでは移籍の選手やチームの変化が見事にうまくいっているチーム、まだまだこれからのチームがあり、今年も見どころが多い面白いシーズンになりそうです。

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