FIBA女子ワールドカップ2022:9/24 Day3 アメリカ vs. 中国 / 記者会見

国際大会
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大会3日目の注目の一戦、アメリカ vs. 中国。ナイスゲームでした👏

会場はチケット売り切れだったようで、中国の観客の方が多かったようです。やはり会場が盛り上がっているといいですね🔥

結果は77-63でアメリカの勝利でした。

気づいたことを短めに&記者会見フル日本語訳を書いていきます。

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気づいたこと

アメリカ側

  • アメリカはこれまでのスタートの選手+合流したラスベガスの選手でほぼローテーションを回す感じ。おそらくあの選手達以外に交代するともっと接戦になっていたと思います。(ディスる気持ちはなく、経験やディフェンスをしっかり見られる選手という面での私の考え)
  • あいかわらずの強烈なディフェンス。ボールプレッシャーやディナイが強いです。
  • 個人的にはトーマス選手の運動量、ディフェンス、フィジカル、器用さ(そして体力😆)など、あらためてスゲーってなっております。パスのスキルもめっちゃ高い。トップスピードでフィジカルでぶつかりながら、正確なパス。スコアにはそこまで出ないけどかなり貢献度高いです。スチュアート選手と2人で30分以上出場と、代えがいない選手ですね👏 (WNBAファイナルぐらいから私の推し度がどんどん高まる😆)

中国

  • 中国は1Q、3Qと序盤からシュートを決めて、スタートダッシュに成功していました。点差をつけたという意味のスタートダッシュではなく、自チームが流れに乗るためのもの。流れにはやはりシュートを決めるのが大事ということを再度強く思いました。
  • ディフェンスはマッチアップゾーンや通常のマンツー。ディフェンスでは高さや強さのミスマッチがあまり発生しないので、ある程度1on1で守れる=早めにヘルプに行かないでもOKなのが強み。(日本の場合どうしても早めのヘルプやプレスが必要で、そうするとどうしてもどこかでアウトナンバーの状況が起きてしまう。)
  • オフェンスでは、個人個人でマッチアップの相手をやつけるという意識が高い。フィジカルも強い。細かいことを言えばローポにボールを預ける時間帯とかピックプレーなどでズレを作ってなどがあるけど、それよりもスコアに持っていくまでの気持ちを津ヨック感じました。
  • 積極的なアタックがやはり重要。上の項目と被りますが、アメリカのプレッシャーディフェンスにはアタックが不可欠。アタックすることでズレができるし、オフェンスリバウンドも強いのでいい流れができていたと思います。
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記者会見(アメリカ)

グレイ選手(アメリカ代表としてプレーしたことについて)
いい感じ。USAに戻ってきたという感覚。見知った顔ばかりで、これまで戦ってきた相手だが、彼女達が今回味方でよかった。楽しんだ。

リーブHC試合について)
グレイ選手が味方で本当に安心している。2月の大会から、チェルシーがリーダーとして成長しなければと感じていたと思うし、コントロールしなければと感じていたと思う。WNBAのシーズンでの成長が今回の代表戦でも活きていて、リーダーシップやプレーをコールするなど、合流直後から適応してくれた。中国のランに対してチェルシーのオフェンスでスコアを稼いでくれた。

チームのディフェンスは素晴らしく、平均100点を超える得点力を持つ中国を63点に抑えたのは大きいし、私たちは相手としてプレーしづらいチームと言えると思う。それが私たちのアイデンティティ。そのディフェンスから何度かオフェンスにつなげることもできた。次回に向けてはオフェンスは少し改善が必要な部分がある。

グレイ選手(ウィルソン選手、プラム選手と一緒にプレーすることについて)
2人がやることはわかっていて違和感なくプレーができる。さらに3人で出ていた時間帯には、サイドからのナンバープレーなどから流れがあり、どこをアタックしようという意識をはっきり持っていた。そこから自分のプルアップを決めることができた。
ずっと一緒にプレーしているチームメイトとプレーするのはいい感じ。あの時間帯で流れがあったのは良かった。

リーブHC(プレータイムの調整について)
ロスターがようやく揃った。ベガスのキャンプでは参加したみんながコミットして気持ちが入って、素晴らしいチーム作りに繋がった。フルロスターが揃い、プレー時間はハードスケジュールの中調整する必要があると思っている。今日は違うメンバーを試して、どう一緒にプレーさせるか見た部分もあった。メンバーが揃った最初の試合。これからどんどんと改善してプレー時間を分けていきたい。

グレイ選手(リーダーシップについて)
アメリカのチームの誰もが試合を支配できる能力を持っている。声を出すようにしていて、それは細かい動きのことではなくて、どちらかというと気持ちの面や、次はこのプレーをしようといったこと。
バスケは流れのスポーツで、中国は何回かパンチを繰り出してきた。そう言った時にこうしよう、大丈夫と伝えるのが自分の役割と思っている。

リーブHC(勝因は?)
特に何において勝利したと言うのは難しい。中国は予想通り準備していた。中国はオフェンスに対して私たちのはプレッシャーを与えて良かったと思うが、2点のフィールドゴールに関しては頭を悩ませる点だった。フリーにすればアメリカよりシュートを決めてきた。こちらはよりファールをもらってフリースローを打てたと思う。どちらのチームもドライブしてインサイドに行けば潰されると言ったような状態だった。審判の笛も軽くはなかったし。両チームともに良かった思うが、最終的にこちらが多く点を決めたということ、

グレイ選手(歓声によってアウェイチームのように感じたか?)
多くのファンの歓声があった。選手としてはああいった雰囲気が心地よいもので、こういった瞬間にプレーしたいと思うもの。自然に感じたし、エネルギーをもらった。ああいった雰囲気が好き。

リーブHC(4年前からの中国の成長について)
いつも中国の練習を見ているわけではないし、中国にはこれ以上成長してほしくないと思う(笑)。中国チームには感銘を受けているし敬意を払っている。成長しているし素晴らしいチームだと思う。

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ベテラン陣のコメント(アメリカ代表の映像)はこちらからご覧ください↓

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記者会見(中国)

※中国語部分はわからないので英語の部分のみです。

ワン・スーユー選手
プレッシャーはなかった、選手それぞれ自分達のプレーができ、良いパフォーマンスができた。

ツェンHC
大会序盤の重要な試合で、今日はとても激しい戦いとなった。アメリカのオフェンスは素晴らしく、ディフェンスで止めるのに苦しんだ。この試合から学びたい。中国の選手たちは自分達のレベルでプレーし、選手たちを誇りに思う。

ワン・スーユー選手(観客によってホームでプレーしているように感じたか)
ホームでプレーしているようで、中国でやっているように感じた。

ツェンHC(リ・ユエル、ハン・シュの両選手がWNBAでプレーしたことは影響があるか、もっと多くの選手にWNBAに行ってほしいか)
もちろん多くの選手にWNBAに行ってほしい。2選手は特に自信、経験の面で大きく成長した。また若い選手なので、2人の経験が中国の成長に貢献していると感じる

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