それぞれ夜中の2時、早朝4時から開始の試合。
月曜だし流石にライブは諦めて寝よう、と思ったんですが、なぜか寝られず・・・
結構がんばっても寝られず・・・
たまにこういったことが起きるんですが、そのうち何回かに1回は「もう眠くないんだったら無理に寝る必要ない」っていう割り切る気持ちが生まれ(次の日後悔するくせに)、2時からのワシントン vs. コネチカットを見始めてしまいました。
けど、結局どこかのタイミングで寝落ち。睡眠の質も悪いし、試合も観れなかったし、という一番ダメなパターンでした。自業自得。
で、先ほど試聴し直しました。(「し直し」って言っていいのか🤫)
・・・結論、どちらの試合も違う意味で素晴らしい、これがWNBAの楽しさだって思わせてくれるような試合でした!
まだ見ていないという方にはどちらもお勧め。
ワシントン vs. コネチカット 74-80
プレーオフかな、みたいな試合。
昨季プレーオフでは直接対決がなく、まるでその続きを、プライドをかけてやっているような試合だった。(大袈裟かなぁ。WNBAが久しぶりすぎて💦それぐらい熱がこもった良い試合だったという意味です。)
コネチカット
コネチカットはJ・ジョーンズ選手がいなくなったことで&新しいコーチというのもあるのか、動きのあるオフェンスが増えたように感じる。
昨季は同選手に加えて外のシュートがないアリッサ・トーマス選手、ブリオナ・ジョーンズ選手がいて、ドライブのスペースがあまりなかったのが、今年は広くスペースを使えている気がする。
もともと得点力があるボナー選手は昨季まで役割が限られがちだったのが、より自由になって、本来の得点を取ってくるスタイルが効果的で、ご本人もコンディションが良さそう。
繰り返しになるが、センター控えのネルソンオドダ選手、やはり重要な存在。機動力があり、ショットブロッカー、リバウンダーとして幅広くカバーしている。ここ数年のコネチカットにいなかったタイプ。
🐍推しのティファニー・ヘイズ選手も切り裂く感じがよい。チームのバランス攻撃のワンピースとしてマッチしているように感じる。
ワシントン
試合の大半はリードで進める展開だったが、ベンチメンバーが多く出ていた終盤にリバウンドが取れない時間帯が続き、交代でスタートが出てきてもリズムを戻すのに苦労。ターンオーバーで終わってしまうケースも増えていたことで、コネチカットのオフェンスが増えて、スコアをどんどんと許してしまった、という感じ。
シャキーラ・オースティン選手、素晴らしい活躍。オフェンスでは、より自信と落ち着きを持ってアタックしているし、周りがしっかり見えていて判断も良い。本当はもっとやりたいんだろうな、というエネルギーが伝わってくるぐらい。今年オールスターあるかも。クラウド選手とのツーメンゲームも信頼し合っているようで、よい連携を見せている。
前回も書いたが、オースティン選手がいない時のリバウンド、ルーズボールが課題。
デレダン選手は終始乗れず。審判の笛がならずフラストレーションを溜めていた。同選手がディフェンスの時に外に引っ張り出されると、縦に抜かれているシーンが多く見られた。狙われていたかも?
インディアナ vs. ニューヨーク 73-90
実際は30点以上離れていたのが最終クォーターで点差がここまで縮まった感じ。
ニューヨーク
「Stew York」
スチュアート選手劇場でした。
ライブで観ていたら鳥肌立っていただろうなという感じ。(ニュースで活躍したことを先に知ってしまったので涙)
スタッツとしては、フランチャイズ記録45点。しかもそれを3Qまでだけで記録。
あれをどうやって止めるんだよ、と何度もツッコみたくなるようなパフォーマンスでした。
チームとしては何かを作ろうとすると逆にターンオーバーになったり、良いシュートにつながらなかったりで、逆に自由にやっていそうな時のほうが上手くいっているような。ワシントンとの開幕戦もそういったケースが多かったのかも。
スチュアート選手がボール運びからリバウンドから、その時に必要なことを全てやっているんですが、むしろスチュアート選手がPGをやったほうがスムーズなオフェンスの入りになっていたかも。コートバランスも、オフボールのスペーシングもしっかり見ている。
スチュアート選手に合わせようとしすぎて、ガード陣がパスミスしちゃうケースも見られて、そう言ったことがプロでも、スーパーチームでもあるというのは興味深い。
J・ジョーンズ選手はまだ乗り切れない感じ。特にインディアナはインサイドが若者でしっかりしているから、そう言ったチームに対してはゴリゴリやらせるよりも、外めのほうが合う気はする。
インディアナ
インディアナがそこまで酷かったかと言われると、そこまでではないかと。若いチームだし連携が取れなかったり、雑なシーンもあったりだったが、昨シーズンよりは良くなっているとは思う。
ボストン選手も今日もゴール下でゴリゴリ得点を決めてた。N・スミス選手もリバウンド頑張っていた。
ニューヨークのうまさ、経験が上回ったというか、スチュアート選手がいなかったら互角ぐらいになるかも?分からないけど。
その中でも戦う姿勢を崩さない、向かっていく感じがあったのは良かった。
最後に
(シカゴ vs. フェニックスは見ておりませんが、グライナー選手復帰後初ホームゲームでした。明日はゲームがないから観ようかな。)
スチュアート選手が移籍の時の記者会見で、「移籍の一つの理由はリーグを大きくしたいから」と言っていたのを思い出しました。
ホーム開幕での観客数は8575。
同選手の活躍、チームの強さが話題になれば、大きなマーケットですから自然とより注目が集まることになるでしょう。それがWNBAを大きくしていくことにつながります。
言葉と、パフォーマンスで示すのがカッコいい。
現在おそらくキャリアの最高の時期を迎えているスチュアート選手。まだまだ信じられないような記録を打ち立ててWNBAを盛り上げてくれそうです。
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