ロサンゼルス・スパークスのジャスミン・トーマス選手が引退のニュース。
そこまで有名な選手ではないかもしれないけど、個人的にはそこそこ知っている選手なので寂しいなぁ。
でも同時に、昨シーズン怪我から復帰して試合でプレーしている姿を見た時に、怪我前に戻るのは難しいだろうな、もしかしたらもうすぐ引退してしまうかもな、と思っていたのが本音。
ロサンゼルスに来る前にコネチカットで2015から2022シーズンまでプレー。その前にはワシントン、アトランタと在籍したけど、コネチカット前の印象はほぼないなぁ。大学はデュークだったんですよね。
コネチカットがどんどん強くなっていった時のPGってイメージ。カート・ミラーHCと一緒に強くなって、同コーチがLAに行って、引き抜かれたってイメージ。ベンチでの存在感について語られていたのを覚えている。積極的に発言するタイプではないが、いつも正しい考えを持っている、的なこと言ってたかな。
アリッサ・トーマス選手、ジョンケル・ジョーンズ選手、ブリアナ・ジョーンズ選手、そしてJ・トーマス選手。全体的にフィジカルで強いイメージ。粘り強い感じ。2、3年前かぁ。あのコネチカットには一度優勝してほしかった。アリッサ・トーマス選手には優勝して欲しいなぁ。
タイトル回収
タイトル回収の話をすると・・・
サイズが小さい選手は選手生命が短いと思っている、というのは、小さい選手ってどうしてもスピードやクイックネスがあることを武器にしている選手が多いと思うんですけど、
そうなってくるとやはりどれだけトレーニングで補っても、年齢によってスピードがどうしても落ちてしまう、一方で若くてスピードのある選手が次から次へと出てくる、そうなるとスピードだけを武器にしていると厳しくなるっていう話です。
シュート力があったとしても、小さければブロックを掻い潜らなければいけないし、それには速さが必要なことが多いし、バスケはなんだかんだで身長という要素は大きいよなぁって感じます。
さらに、最近で言うとスキルの部分もどんどんと新しいスキルが生まれたり、そのトレーニング方法がSNSですぐに入手できたり。ひと昔はそもそもNBAを見られる環境も少ない、スキルだけを扱うメディアもない、目にする機会すらないという状況。
つまりスピードもあってスキルもある選手が次々に入ってくる。それが特にガードポジションなんじゃないかなぁって思います。
フォワードやセンターでももちろん同じことが言えるんですが、ガードポジションのほうが顕著な気がしています。
それがいい、悪いということではなくて、それが自然界の掟、進化論、、、的なものかぁって感じた次第です。
でも逆に、ガードとしての組み立てる力、読む力、リーダーシップというのは経験から得られるものなので、それはベテランのほうが力があって。WNBAってどっちかというと二極化していて、ガンガン攻めていくタイプとコントロールするタイプ。ガンガン攻めタイプで長いキャリアってあまりないよな。そりゃあ身体の消耗が大きいよなぁ。
そう考えるとフォワードも結局同じなのかな。スピードだったり、ガンガン攻めていく姿勢がなくなったら必要とされなくなってしまうのか。
なにが良い、悪いはないけど、やっぱり引退は寂しいよなぁ。トーマス選手の場合は特に怪我から復帰して次のシーズンで引退というのは。
NBAでは、リーグに入って（ドラフトなどされて）満足する選手、入ってからも常に自分を磨き続ける選手がいて、それが継続して成功を収められるか、どれぐらいの成功を収められるかに関わってくる、といったような話を聞く
どのポジションでもやっぱり才能というのは次から次へと出てくるし、身体的に恵まれた人も出てくる。それに対抗するには磨き続けることが必要。
それって本当にNBAだけじゃなくって、何にでも当てはまるなぁ。スポーツもそうだし、一般的な仕事もそうだし、この人すごいなって人はなんかやっているよなぁ。
それに加えて、目には見えない運やタイミングっていう要素もあって。分かりやすい極端な例で言えば、チームのドラフト順位が低くなって、本当は欲しかった選手が手に入らない＝出番が多い、とか。このタイミングで怪我をしてしまった、とか。
「努力が引き寄せる」と言われるのも、うまくいったことの結果論でもあると思って。努力していても何かの歯車が合わずに結果に繋がらなかった人もたくさんいる。
努力するのは大切。だけどその全てが決して結果につながるとは限らないと知っておくもの大切。
最後に
話がとっちらかってきた。
まとめると、トーマス選手、お疲れ様でした。ということ。
長く一流でやってきたキャリアには相当な努力があったんだろうな、ということでした。
向上心。大事。
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