WNBAの2021シーズンまでのぐねぐねプレイオフのフォーマット

Swish WNBA
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WNBAのシーズンがいよいよ始まります。

次回、2022年から導入されるプレーオフフォーマットについてご紹介します。

こちらの記事は2021年までの賛否両論あったプレーオフフォーマットをご紹介します。こんなこともあったんだと参考にしてください。

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レギュラーシーズン→プレーオフ

昨年、一昨年はコロナの影響で短縮されたシーズンでしたが、今シーズンは1チーム36試合が組まれています。ホームゲーム16試合、アウェイゲーム16試合です。

レギュラーシーズン終了時点での順位によってプレーオフが組まれるのはWリーグをはじめとする他のリーグと同じです。

以前までは最高シードと最低シード、第1シードと下から2位チーム・・・というように1回戦から組まれていましたが、2016シーズンからフォーマットが変更になりました。(Wリーグとちょっと似ています)

2016〜2021シーズンまで導入されていたフォーマット

2022年から新しいフォーマットになるとのこと。それまでは賛否両論、とくに批判意見の多いフォーマットだったのできっと変わったのでしょう。

旧フォーマットをご紹介します。

レギュラーシーズン終了時の順位で12チーム中8チームがプレーオフに進みます。

図にするとこんな感じです。超わかりにくいと思いますが、説明していきます。

第1回戦

「第5シード vs. 第8シード」、「第6シード vs. 第7シード」でそれぞれ『シングル・エリミネーション・ゲーム』つまり一発ノックアウト形式の試合が、順位の高いチームのホームコートで行われます。

第2回戦

「第3シード vs. 1回戦で勝ち残ったうち低いシード」、「第4シード vs. 1回戦で勝ち残ったうち高いシード」が再び『シングル・エリミネーション・ゲーム』で行われます。

つまり「5 vs. 8」(シード略)と「6 vs. 7」で、それぞれ5と6が残れば「3 vs. 6」「4 vs. 5」のままトーナメントの組み合わせが入れ替わらずに進むのですが、

アップセットがあって、8と6が勝ち上がった場合、「3 vs. 8」、「4 vs. 6」と高いシードのチームがより低いシードのチームとあたるようにトーナメントが設定しなおされます。

(説明しずらい・・・説明下手^^;)

セミ・ファイナル(準決勝)

ようやくここで第1シード、第2シードがでてきます。

ここからはノックアウト形式ではなく、5試合のうち3試合先勝したほうがファイナルに進みます。

先ほどと同じく低いシードのチームが第1シードと、高いチームが第2シードとの試合になります。

高いシードのチームがホームコートアドバンテージを持ち、1、2試合目と5試合目(あれば)にホームコートでプレーすることができます。

ファイナル(決勝)

いよいよファイナルです。ファイナルもセミ・ファイナルと同じく5試合のうち3試合先勝で優勝になります。

ホームコートアドバンテージも1、2試合目と5試合目(あれば)と同様です。

賛否両論あるフォーマット

このフォーマットについては賛否両論あり、SNSではどちらかというと批判意見が多く、以前のフォーマットに戻して欲しいという声をよくみました。(私も個人的には反対派でした)

  • シングル・エリミネーション形式に対して1試合で終わってしまうこと
  • 第1、2シードがあまりにも有利すぎる

ということがその理由です。

こんなフォーマットなため、タイトルに書いたように第1、2シードに入ると超絶有利、3、4でちょい有利、5から下は超絶不利、となってしまうのです。

4と5ではリスクがだいぶ違いますね。5であれば最悪1試合で負けてしまう可能性もありなので。

賛成意見としては、入れ替わりが発生するのでダイナミックなトーナメントであることですね。次にあたる相手がAというチームと思っていたらBになった!ということがありますし、チームごとの相性があるので、動きのあるトーナメントというのはユニークで面白いです。

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