WNBAのレギュラーシーズン→プレイオフのフォーマット | 賛否両論あった形式からようやく変更!

WNBA
この記事は約6分で読めます。

WNBAのシーズンがいよいよ始まります。

時差がある関係で朝〜午前はWNBAのことでタイムラインがいっぱい、夕方〜夜はあまり更新されない、という面白い現象が起こるのもこの時期ならではで面白いなあぁと感じたところです。

さて、WNBAを見始めるはいいけど、仕組みがどうなっているのか分からず、「???」な方もいらっしゃると思います。

とくに今シーズンは町田選手の契約でWNBAデビュー1年目の方がいらっしゃると思いますので、そのあたりをご紹介していきます。

昨日ぐねぐねプレーオフスタイルを紹介したのですが、そちらが2021シーズンまでとTwitterでご指摘がありまして(感謝!)、こちら、書き直しの記事になります。

すでに読んでいただいた方は申し訳ありません。(昨シーズンまでそんなものがあったよということで昨日の記事も修正し残しております。)

読んでしまったよという方は下記のもくじ内【修正部分】レギュラーシーズン→プレーオフ」をお読みください。それ以外はほぼ一緒の記事です。

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チームとカンファレンス

WNBAに所属するチームは合計12チームで、イースタン・カンファレンス(東地区)とウエスタン・カンファレンス(西地区)それぞれ6チームに分かれています。

  • イースタン・カンファレンス
    • アトランタ・ドリーム
    • シカゴ・スカイ
    • コネチカット・サン
    • インディアナ・フィーバー
    • ニューヨーク・リバティー
    • ワシントン・ミスティクス
  • ウェスタン・カンファレンス
    • ダラス・ウィング
    • ラスベガス・エースィズ
    • ロサンゼルス・スパークス
    • ミネソタ・リンクス
    • フェニックス・マーキュリー
    • シアトル・ストーム

すべてのチームがWNBA創立の1996年(試合自体は1997年から開始)からあったわけではなく、チームの消滅や移動、新チームの誕生がありながら現在のチームになっています。

上で太字のチームがリーグ創設から存在するチームです。

※これから分かるように、女子プロスポーツの存続が難しい(財政面)のはアメリカでも同じです。広いアメリカで12チームしかないのも同じ理由です。

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【修正部分】レギュラーシーズン→プレーオフ

昨年、一昨年はコロナの影響で短縮されたシーズンでしたが、今シーズンは1チーム36試合が組まれています。ホームゲーム16試合、アウェイゲーム16試合です。

レギュラーシーズン終了時点での順位によってプレーオフが組まれるのはWリーグをはじめとする他のリーグと同じです。

2021年までの批判の多かったフォーマットはこちらをご参考にしてください。

新フォーマット

WNBA公式ウェブサイトより

レギュラーシーズンの成績によって12チーム中8チームがプレーオフに進むのは変わりません。

2021シーズンまでのぐねぐねプレーオフ形式では成績の良いチームは1回戦や2回戦を戦わず、それらを勝ち進んだ勝利チームと対戦という形式でしたが、

(あまりにも批判が多かったのか、また各チームの人気がついて財政的にそうできるようになったのか)全チームが1回戦から対戦する形式になりました。

1回戦

1回戦の組み合わせは以下の通りです。

  • 第1シード vs. 第8シード
  • 第2シード vs. 第7シード
  • 第3シード vs. 第6シード
  • 第4シード vs. 第5シード

ベストオブ3形式、つまり先に2勝あげた方が2回戦に勝ち上がります。

良いシードのチームが1、2試合目においてホームコートで試合を行うことができます。(移動や設営のコストを考えてでしょう)

2回戦:セミファイナル

1回戦で勝ちあがったチームが最初に組まれた通りに戦います。

  • 第1もしくは8シード vs. 第4もしくは5シード
  • 第2もしくは7シード vs. 第3もしくは6シード

2回戦から、ベストオブ5形式、つまり先に3勝あげたチームがファイナルに勝ち上がります。

良いシードのチームが、1、2、5試合目においてホームで行う権利があります。

ファイナル

そして最後まで勝ち上がったチームが、ベストオブ5形式、先に3勝したチームが優勝となります。

2021シーズンまでの形式からの変更点

  • プレーオフに進んだ全チームが1回戦から戦うこと
  • 2021シーズンまでは1回戦からファイナルまで合計4回戦だったのが3回戦に減ったこと
  • シングルエリミネーション(一発ノックアウト)形式がなくなったこと

ファイナルの形式や、良いシードをもったほうがホームコートアドバンテージを持つのは同じです。

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リーグのコメント抜粋

変更に伴いWNBAのコミッショナーがこのようなコメントを出しています。

シングルエリミネーション形式を使うことで1回戦からエキサイティングなマッチアップを観ることができたが、2022年からの新しい形式によってライバル関係の構築につながり、それが面白くなる(意訳)

たしかに1試合で決まっちゃうってエキサイティングなんですけど、あれ、もう終わっちゃった感がだいぶあるんですよね・・・ベストオブ3形式でも短いなぁと感じます。

某リーグも最近そんなことありましたね。

でもこれで少しでも長く(プレーオフに出場したチームは)楽しむことが出来ます。ファンとしてはありがたい限りです!

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2022シーズン予想

昨シーズンの優勝チームで補強にも成功しているシカゴ・スカイが頭抜けているなと感じます。

それ以外は並んでいる気がしています。なんとなーくの順番とプレーオフ出場チームを予想するとしたら、こんな感じでしょうか。加えて、見にくくなっちゃうけど各チーム一言ずつコメント。

  • シカゴ・スカイ:優勝チームで強化に成功
  • コネチカット・サン:昨年レギュラーシーズン2位で強化に成功
  • ラスベガス・エースィズ:若手の主力が成長中
  • シアトル・ストーム:主力が大部分が残留
  • ワシントン・ミスティクス:数年前優勝時の主力が再結
  • ミネソタ・リンクス:リーグトップセンターがいたところにオールスター選手加入
  • フェニックス・マーキュリー:レジェンドがいたところにオールスター選手加入、ロシア拘束中ブリトニーグライナーはどうなる?
  • ロサンゼルス・スパークス:オールスター選手がいたところにリーグトップセンター加入+スター選手複数加入の新チーム(未知数)

特に下の4チームは未知な部分が大きくてどうですかね。また始まったら予想してみたいとは思いますが、こんな感じにはなるかなと。

あとはこれにダラス・ウィング、ニューヨーク・リバティーがどこかと入れ替わるかな、というところだと予想しています。

みなさんも意見、質問などありましたらコメントください^^

最後に

今回はWNBAのレギュラーシーズンからプレイオフの流れや仕組みを紹介しました。

他にもWNBAの特殊なルールとか仕組みを今後紹介していければいいと思っています!

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