(4/28時点での記事)
日本時間28日深夜0:30からプレシーズンゲームの2試合目が行われました。
町田選手のスタッツとしては、プレータイム18:42で、2得点、1リバウンド、2アシスト、3ターンオーバーというスタッツが記録されています。
今シーズン初めてとなるホーム開催のプレシーズンゲームで町田瑠唯選手が初登場し、夜中ながらTwitterで盛り上がれて楽しかったです。
しかもPlay by Playと限られた現地記者のTweetで追うという笑、みんなマニアック笑、でもそこがよかったですね😆
次回は5/1(日) 早朝4:00〜 vs. ニューヨーク・リバティーです笑 (フリです)
アウェイでニューヨークに移動しての試合ですが、疲労や怪我などがなければ恐らく帯同することでしょう。アップデートはまたTweetします。
さて、町田選手のミスティクスの一員としての初めての姿お目見えは、プレシーズンということもあり情報が限られていますが、現地記者のSNSや記事から抜粋したコーチ、チームメイト、同記者達の評価をまとめてみました。あと私の個人的な所感も最後に書きます。
ちなみに、調べていたら町田選手のプロフィール画像が追加されていました!身長体重はまだですね。数日中に身体測定が行われるかな。
現地記者取材によるコーチ、選手からの評価
試合後のインタビューもこちらの記者の方があげてくださっているので日本語訳付きでご紹介します。
※ニュアンスを含めての意訳です。
ティーボーコーチの評価
#11 エレナ・デレダン選手、#0 シャキーラ・オースティン選手について:
- 二人ともリバウンドが良かった。
- シャキーラは13リバウンドを記録して、プレーさせていれば17、18リバウンドも取れる。アウトレットパスからファーストブレークも出る。
- エレナからのリバウンドでもアーリーでオフェンスに移れる。
- 2人一緒に出ている際も良い。どちらかがインサイドで身体をはってプレーして、どちらかが外でスペースを広げることがお互い可能。
#13 町田瑠唯選手について:
- (活躍は)期待していた通りで、オフェンスの流れを作り出し、フロア全体が見えているし、良いパスを出してくれる。
- トラベリングを取られてしまった(記録では2回)が、それはパスを出すタイミングにお互い慣れていないことからくるもので、今後問題はないと思う。
プレシーズンゲームの内容からどのように改善していくか?
- フィルム(試合の映像)を見て気づいたところを修正していき、一緒にプレーすることに自信をつけていく
チームメイトの評価
シャキーラ・オースティン選手
ルーキーのオースティン選手とは一緒のタイミングでゲームに出ていることが多かったように感じます。(Play by Play判断🤣)
オフェンスの際にフルコートであたられたときに衝撃的なスクリーンをかけてくれたオースティン選手とは今後、良い6th womenデュオとしての活躍が楽しみです🤝
試合全体に対してのコメント
- あまり考えずにアグレッシブにプレーした、(何かの結果を追うのではなく)自然と結果がついてくるように。
デレダン選手と一緒にプレーしてどうだったか
- 楽しかった。
- 怪我から戻ってきて活躍しているのを見れるのはエキサイティングに感じる。
- 彼女の存在があることでスペースを広く保ちプレーができる。
- 練習、試合を積み重ねていくことでケミストリーを構築し、相手チームにとって危険なチームになると思う。
町田選手に対してのコメント
- そのことを(おそらくチームメイト)と話していたけど、ボールを1.9秒で運んでくる。スクリーンをかけようとしたらもう先にいってたりする。
- 他のメンバーと同じように簡単にはコミュニケーションができないが、チームのバスケを一層高いレベルにしてくれる。バスケIQ、俊敏性、サイズが小さくてもフロア全体をみる能力は特殊で、エキサイティング。
他主力選手のコメント
#7 アリエル・アトキンス選手からも「とにかく早い」「小さいコートの中でクォーターバックのような存在ですごい」という評価。
#11 デレダン選手からは、「一緒にプレーするのが好き。チームのオフェンスをクリエイトしてくれる。怖いもの無しでペイントアタックしていくのが素晴らしい。でもそれはオリンピックの時にすでに見ていて、そういった選手だというのは知っていたけど」「チームメイトを見つけて、いつ見ているかわからないようなパスがくる」というコメント。
映像が見つかりませんが、記者さんたちのTweetや記事から抜粋しました。
正PGのクラウド選手からのコメントも聞きたいですね😊
現地記者やメディアの評価、観客の反応
記者の評価
Play by Play観戦をした私たちが大変お世話になった、そしてこれからもお世話になるであろうこの記者さんからの評価は、
- コートビジョン
- エリートレベルのパッサー(動画のようなラップアラウンドパスが出せる)
- 早く鋭いパス
- あいているチームメイトを見つける能力 強い向上心がある(通訳の方によると)
- コーチからはスティーブ・ナッシュののようだと思われているそうです
また、こちらは別の記者のTweet。
ドライブからヘジテーションでパスフェイクを入れたところで審判からトラベリングをとられてしまったとのことで、こちらの記者さん達はトラベリングではなかったと思うとコメント。
町田選手のムーブを認めているコメントで嬉しいですね。
また同記者の記事の中で、代表時の町田選手のプレーを見たアメリカ代表アシスタント・コーチ(元シアトル・ストーム優勝監督のダン・ヒューズ氏。レジェンドのようなコーチ)からの評価として以下のように書かれています。
- 町田選手をスローダウンする方法はほぼ不可能で、ドライブをとにかくさせず、アウトサイドを打たせるのが作戦となった。
- 彼女はオフェンスをクリエイトし、準備ができているチームメイトにパスを供給することにとにかく長けているので、それをさせたくない。
- ヒューズ氏が以前にコーチしたPGのスー・バード選手やベッキー・ハモン選手のような素晴らしいパススキルを持っている。チームメイトがフリーなことを見つけるだけでなく、どこでボールを持たせるのがベストかが分かっている。
ちなみにどちらも超スーパースター。バード選手は今シーズンが最後かもしれない?と言われているシアトル・ストームの選手で、ベッキー・ハモン選手は現在はコーチで今年からラスベガス・エースィズのコーチ。PGにとっては超最大の賛辞のようなもの。
ファン、観客の反応
他にも海外の方のコメントをSNSで見かけます。
- オリンピックで見て彼女のファンになった。
- WNBAでプレーするのをみるのが楽しみ。
また、記者さんのTweetで「観客を唸らせるパス」という記述があり、プレシーズンなので限られたお客さんしかいなかったように思われますが、そのパススキルは現地の方たちに驚きを与えているようです。
昨日のプレシーズンゲームには、子ども用のSTEMおもちゃがテーマの日で、会場内ロビーのあたりでそれで遊ぶことができたようで、地元の子ども達がたくさん観客にはいたようです。
※STEMおもちゃとは:理系脳を育むと言われる最近話題のおもちゃ。こうゆうアプリとつないで頭をつかったり、プログラミングを勉強できたりするおもちゃ。
地元の子どもたちにもファンができて人気者になる日はそう遠くないでしょう😊
所感と最後に
※完全に個人的な意見ですので、興味ない人は見ないことをおすすめします😅見た方はご意見とかコメントいただけたら嬉しいです!長々と読んでいただきありがとうございます。
すでにもうWNBAでやれることは証明できていると感じます。
まだたったプレシーズン1試合目(しかもPlay by Play評価🤣・・・冗談は置いておいて)で、映像は一部しか見れないのですが、いくつか理由があります。
試合の出場タイミングとプレータイム
もちろんチームに合流したばかりなので、コーチとしてはできるだけ実戦を積ませたいという意図があるとは思うのですが、
ティーボーコーチのメンバー交代のしかたで、主力が出ている1Qから、同じくルーキーの#0 シャキーラ・オースティン選手と一緒にコートに送り出したことが注目ポイントだと思っています。
シャキーラ選手は196cm(デレダン選手と同身長でチーム最高身長)ながら機動力があり、ディフェンスがよく、ショットブロッカーやリバウンダーとして貢献してくれる選手です。
町田選手が入った時にディフェンスではどうしてもサイズが下がってしまいポストプレーをされる可能性があるためヘルプディフェンス&ブロッカーが必要なこと、オフェンスでは町田選手と一緒に機動力のある選手と出場させたほうが相乗効果となること、
ティーボーコーチはそれらを考えて一緒に起用して、試したかったのだと思われます。
昨日の試合では町田選手の+/-が12と良く(出場している時間帯のスコアのプラスマイナスのデータ)、その起用法がうまくいったことが数字にあらわれています。
※あくまでスタッツと交代からみる個人の想像です。
また、町田選手のピックプレーからのデレダン選手への最高のタイミングと素晴らしい場所へのアシスト2本はもうTwitterで流れている通りです。
今後について
ドライブが速い、パスが上手となれば、先ほどのヒューズ氏がとった対策を誰もが取ってくることが予想されます。
SNS上のハイライトを見ると、今回の相手マッチアップ選手はすべてスクリーンに対してファイトオーバーをしています。
相手の監督(超名将シェリル・リーブコーチ。オリンピックコーチなので町田選手のこと知っているはず)はマッチアップ選手に関係なくスクリーンは基本的にはファイトオーバーというチームの決まり事を徹底させたかったのではないかなと。
プレシーズンはそういった位置付けにあるのではないかなと思っています。相手への対策というより、自チームでやりたいことを試す的な。
なので、シーズンが進むにつれてマッチアップ選手がスクリーンに対してアンダーでくるという対策をとられた時にしっかり打つことがこれから重要になってくるでしょう。
そうするとシュートアテンプト数(今回4本、うち1本はレイアップでスコア🙌)がちょっと増えるのかな。ご本人もコーチも課題としているようなので、一定の確率で決められるようになったら最強ですね!!!
めっちゃ気が早い話、新人賞はどうですかね。スタッツに残る活躍というより、+/-で分かるような流れを作る選手なので難しいのかなぁ。スタッツはやっぱり重視される傾向にありますので。新人ベスト5はいけるのではないかなって思います。(何度も言いますがPlay by Play判断なので流してください)
記録的にアシストが増えて、チームの勝ち星が増えると確率も上がりますが、スコアが伴っている必要あり。今後に期待ですね。
最後に
ちょっとここまで長くなるとは思っていなかったけど、お読みいただいた方ありがとうございました。
またTwitterやインスタで絡んでいただけたら嬉しいです🙇🏻♀️
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