昨日の記事に加えて、どんどんと出てきましたので追記していきます。
(現地記者の方も日本からの反応をみて、町田選手のコンテンツをたくさんあげてくれています。感謝しかない!)
マイク・ティーボーコーチ
プレシーズンゲームの翌日にWayne Cole記者から再びティーボーコーチに、フィルム(試合記録映像)内容を踏まえてどうだったかの質問
チーム全体について(今後、選手名はコーチが呼んでいる名前で記載していき、それだとわかりにくいと思うので背番号とWNBA公式へのリンクをつけることにします)
- プレシーズン1試合目に比べてはだいぶ成長した。1試合目はプレー&コーチし続けるのも辛かったし、フィルムを見るのも辛かったのが、2試合目はより楽しみながら見られた。ボールがよく動きシュート率も良かった。ディフェンスも改善した。
- #32 シャトリがどちらの試合もオフェンスで良かった、#0 シャキーラはリバウンドで貢献し、#11 エレナは1試合だが素晴らしい活躍。#9 ターシャはオフェンスで2試合目よりアグレッシブにプレーした。これらの積み重ねが大きくなっていく。
怪我から復帰の#11 エレナ・デレダン選手について支障はなさそうか
- そう思う。100%にはまだ遠いがプレーできる程になって、何も知らない人が昨日のパフォーマンスを見たらまだ100%じゃないの?と思ってしまうほど。
- 本人は身体のバランスなど、より違和感なくプレーできるようにと思っていると思う。長いことプレーしていなかったから。昨日の結果は本当に嬉しいこと。
- 試合翌日の今日も身体に不調は感じなかったようでとてもいいことだ。
町田選手について
- ゲームのテンポが良かった
- ルイと #9 ターシャどちらでもチームを同じように保つことができる(Twitterでは一緒に出しても何も悪くなる点がないと書いたのですが、ニュアンス的にこちらのほうが合っているかな)
- 2人ともボールをプッシュし、チームメイトをうまく動かすことができる。
- 彼女(町田選手)はフロア全体が見えており、(チームのナンバープレーや決まり事などを)覚えるのが本当に早い。頭が良くて、到着して数日なのに他のチームメイト何人かよりよっぽどプレーを知っていることをチーム内で冗談で言ったりする。
- それは彼女が賢く、「学ぶ姿勢」があるから
ここで映像が途切れていますが、勝手な予想(妄想)をすると・・・
#11 エレナとも(町田選手の頭がいいことを)話していたけど、たとえばピックアップゲームをランダムに始めたとしても彼女は何かを学ぶだろう
といったようなことを言ったんじゃないかなと。ちょっと違ったとしても頭がよく、言葉の壁はあるけど、プレーすることで学ぶ、といったことが続くと思います。
#32 シャトリ・ウォーカーキンブロー選手
これまで2試合のプレシーズンにスコアで貢献したキンブロー選手
自身の活躍について
- ディフェンスを見て攻めた。無理に攻めたりせず。あいていることが多かったので。
- 昨日自分が集中したことはそれよりもディフェンス。とにかくオフェンスの邪魔をすることと、(チームとして決まっている)正しいポジショニングを取ること。
- 自分としては1試合1試合上手くなり、チームメイトの信頼を積み重ねていきたい
チームについて
- チームについてコミュニケーションが良い。チームメイトの意見を批判ではなくて建設的な意見として聴くこと、違う考え方に対してオープンでいること。それが信頼につながると思う、そしてチームとしても成長する。
町田選手について
- (Oh my godといって)本当に彼女はいい。#21 ティアナとも話していたけど、彼女は現状からもうやり易さや自信は向上していくことしかないわけで、今週は彼女にとって第一週。彼女が6月にどうなっているか末恐ろしい。
- 本当に上手。チームメイトも上手にすることができる選手。
- (パス能力については)みんなずっと手を出して準備しておけとコーチに言われている。小さいけど、そういったパスを出してくるよ。
すごい賛辞です。
町田選手の能力はもちろん認めているのと、背景を考えると、これまで一緒にやった選手にないタイプのプレースタイルに驚いているという感じだと思います。
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プレシーズン後の追加分
昨日の記事からもれていたものがあれば今後以下に追加していきます。
月バスさんのインタビュー
月バスさんのYouTube、Webページにインタビューがありますので、まだ見ていないかたはご覧ください。(YouTubeは英語なので、Webページは翻訳つき)
町田瑠唯がミスティクスで実戦デビュー、勝利に貢献しチームメイトから称賛の声 | 月刊バスケットボールWEB
日本時間4月28日未明(北米時間27日午後)にワシントンD.C.のエンタテインメントアンドスポーツ・アリーナで行われたワシントン・ミスティクス対ミネソタ・リンクスのプレシーズンゲームで、町田瑠唯がミスティクスの一員としての実戦デビューを果....
ティーボーアソシエイト・コーチ(ティーボーコーチのご子息)
チームについて
- 緊急性を持った練習ができている。
- エレナやアリーシャが必死に復帰に向けて苦しみながら頑張っているのを見れば、誰もが必死にやらなければと感じる。
- もともとインテンシティの高い選手が集まっていて、ナターシャはそうだし、アリエルは静かだけどインテンシティをもって練習に励む。毎日周りの選手にモチベーションを与えあうグループ。2時間実戦のような練習を続けるわけでもない今日のような軽い練習でも集中は必要。
町田瑠唯選手について
- 彼女のプレーをしてくれて良かったと思っている。
- トレーニングキャンプに遅れて参加したが、プレーやディフェンスのコンセプトを覚えてきて、今では英語でプレーをコールする。ひたむきに頑張っている。
- パスが上手なのはわかっていたが、それに加えてアグレッシブに自分のシュートを狙っていく。
- コーチとしてコーチしやすい(”Coachable”といって監督にとっては超重要)選手。何かをどのようにプレーしてと詳しく伝えなくても、どのようにプレーするか知っている(例えばピック&ロールなど)。
- これからシーズンが始まり学ぶこともあるだろうけど、違うリーグだし何か自分で変えなきゃと思わずにこれまで通りプレーしてくれてよかった。
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