WNBAを変える?!現大学プレーヤー

Swish 注目選手
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今回はWNBAとWリーグから少し離れた内容ですが、これはシェアしたいと思ったのでこの内容にしました。

NBAではウォーリアーズのStephen Curry選手がNBAのバスケ(スタイル)を変えた、と言われています。彼の正確で、ハーフラインを過ぎたらどこからでも打ってくるスリーポイントによって、バスケの常識が変わって、多くの選手が同じように遠くから打つようにもなり、スリーポイントシュートの価値が見直されるようになりました。

さらにカリー選手は、ただのシューターだけでなく、自分からスリーを打てるハンドリングスキル、パスのスキルによって、誰もが目指したいプレーヤーになっています。サイズは小さくても、細身でもNBAでやれる、ということを証明した選手です。

さて、そんな選手がWNBAにいるのか?というと、まだいません。

もちろん支配的なセンターや超絶上手なスタープレーヤーはいます。しかしスリーをどこからも打ってゲームを支配する、カリー選手のようなプレーヤーはWNBAにはいません。

が、そうなんです。タイトルでネタバレしています。大学生にいるんです。

その選手を簡単にご紹介します。

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WNBAを変える?大学生プレーヤー

Caitlin Clark(ケイトリン・クラーク)選手

183cm、ポイントガード、20歳、大学2年生です。

彼女のプレーを見てください。

まさにSteph Curryのようじゃないですか!?!?!

ハーフコートに入ったらどこでも打てて、自分からも3ポイントをクリエイトできる能力。

この選手はもうアメリカではある程度有名で、もちろん相手チームも警戒しています。2、4枚目のスライドで分かるのですが、結構早めにディフェンスがくっついてきますが、それでもこの思い切りの良さ!バスケIQも高く、2枚目のようにディフェンスがよったらしっかりパスアウトします。

もちろんこの試合だけこんな活躍というわけでなく、いつもこんな感じなんですよ。これで大学2年て末恐ろしいですよね。

アンダーカテゴリー代表の経験もあり、直近では2021年のU19世界選手権でチームを優勝に導き、MVPを受賞しています。

他に特筆すべきスタッツとしては、2試合連続30得点を含むトリプルダブル、ある月で平均30.4得点、7.7リバウンド、9.1アシストを記録、それ以外にも大学でのアシスト記録なども持っています。

この選手がWNBAに入ったら、おそらくWNBAにNBAと同じような変化をもたらすと予想されます。現在のWNBAではここまで遠くから頻繁に打つ選手はいないですから。

現時点でWNBAでのシューター、もし似ている選手をあげるとしたらこんな選手がいます。

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現WNBAでの3ポイントスペシャリスト

Chicago Skyという昨年の優勝チームに在籍する(動画はユーロリーグのハイライト)

#14 Allie Quigley(アリー・クイグリー)選手が現WNBAで最高のシューターでしょう。

味方のスクリーンをもらってシュートという形が多いですが、見ての通りドリブルもお上手なので、ドライブインもできるし、ステップバックも可。

クラーク選手みたいに遠くから打つことは滅多にないですが、近いタイプの選手と言えます。

WNBAオールスターのスリーポイントコンテストでも3回連続で優勝しています!NBAでも連覇ってよっぽど難しいんですが、3連覇ってよっぽどです!

ちなみに、この昨年の準優勝は先日日本代表が世界選手権予選で惜敗したボスニア・ヘルツェゴビナのジョンケル・ジョーンズ選手(下記記事参照ください)。センターもできてスリーもこれだけの選手ってそれもヤバいですね。

あと注目して欲しいのが、スリーポイントコンテストのラックの場所。NBAのスリーポイントコンテストでも採用されていますが、両サイドのコーナーと45度、そしてトップの5箇所に加えて、両サイドとトップの間にボールが1つのった緑のラックがあります。

これを決めるとそれ以外の場所は1点だけなのが、3点追加されます。(その年のルールによる)

これ、クイグリー選手もジョーンズ選手も2021年は外しているんですが、この大学生のクラーク選手だったら決めてくれそうじゃないですか?!

クラーク選手は数年後にWNBAに入って、そして遠くない未来、スリーポイントコンテストで優勝するでしょう!

クラーク選手やジョーンズ選手といった、規格外の、常識にとらわれない選手は面白いですね!

こんな選手がまたいたら書こうかなと思います!

ちなみにカリー選手の書籍にはこんなものがあります。

Bitly

私は英語版を持っています。写真も多いのでベビーフェイスを見ると癒されます。内容もカリーの生い立ちが載っているので、こうしてあんな選手が生まれるのか、と自分にとっては思うところがありました。

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