2人のレジェンド。永久欠番セレモニー。

WNBA
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本日はたくさん試合がありましたが、試合は観れずでした。

でもバード選手、ファウルズ選手の永久欠番セレモニーはどちらも見ました。シアトルの試合は、アラームをセットしないでまた奇跡的に目が醒め、無意識下の自分を褒めたくなるやつ😅

形式は、最初にキャリアで深く関わった人が数名スピーチして、その後ご本人がスピーチという流れなのですが、ミネソタは数日前にチーム25周年のイベントがあって王朝時代のメンバーをはじめとする昔の選手たちが集まっていたこともあってか、どちらかというと淡々としていた印象。逆にシアトルは一人ひとりのスピーチが練られていた感じで、長くもありました。

それぞれ特徴的で面白く、見せ方もあるし、組織の文化とかも関係しているのかなぁと思ったり。

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シアトル #10

シアトル一筋21年間のキャリアを昨シーズンで終えたスー・バード氏の10番が永久欠番となりました。

パートナーのメーガン・ラピーノ選手(サッカー)が共同MCとなって、ところどころ感傷的になっていたのが印象的でした。

各スピーカーの方々は、バード選手の頭の良さ、準備がいつでもできていること、いつも頼れる存在であり、いつも周りの人を気にかけてくれる人であるといったようなことを言っていました。

最後のご自身のスピーチは、結構な長さで、お世話になった多くの人への感謝を丁寧に言っていて、今思い出せるのは…、

ストレングス・トレーナーとロイド選手、スチュアート選手がバード選手の(晩年の)キャリアを救ってくれた、ということ。

トレーナーの方を触れる時は感傷的で、怪我が辛かったんだろうなというのがヒシヒシと伝わってくる感じ。

ロイド選手についてはあんなガード選手見たことなかった、スチュアート選手については、もう引退かもと思っていた年にドラフトの権利を得て、まだまだいけると思った、彼女のすごいところは難しいことも有言実行していくこと。今二人が活躍している姿を見て、母親のような気持ちでいる、というようなことを言っていました。

他には、各スピーカーの方が言う上記のような期待をされている中で、弱みを見せられる頼れる存在のラピーノ選手へのことばもあり、そのシーンもよかったです。

シアトルにドラフトされるとわかった時の本音は「げ、どこそれ?遠い。」というような感じだったとのこと。

でも今は、シアトルの街=スー・バードと皆がしてくれたことに感謝しているとのことでした。

渡嘉敷選手が現地にいらっしゃったようで、「タクも今日来ている、ChatGPTを使ったのかダイアンのヘルプか分からないけど、英語が上達していた」と触れられていました。

引退後の今後も社会的活動を続けられるようで、そういったことを示唆されていました。

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ミネソタ #34

ドラフトされたシカゴから2015年にミネソタにトレードされたシルビア・ファウルズ選手の34番が永久欠番となりました。

シアトルに比べて、関係者のスピーチはカジュアル目でした。

コート上ではオフェンスもディフェンスも支配するのに、コートを離れればスイートな存在、最高のハグをする優しいグランマのような存在、そして面白い存在ということが伝わってきました。(有名ですが)

それを冗談混じりに言ったり、からかったりするレジェンド選手たち。仲の良さが伝わってくる感じ。

引退してもたまに施設には顔を見せているようで、マヤ・ムーア氏が「どこ行くの」と聞いたら、「Phee(ナフィーサ・コリアー選手)のリバウンドをしにいく」って答えたらしく、「引退したのに誰がそんなことするんだよ」ってその優しさをからかわれていました。

ご本人からは、シカゴから移籍する時は、リーブHCかティーボーHCの元でプレーしたかった、ワシントンを選ばなくて良かったと言っていました。

でもあの時代のミネソタはマジ最強だった。最強すぎて嫌いになるやつ。今のラスベガスみたいな。でもリーグパスで見返したくなりました笑

戻れるのが2015までだから、その年のファイナルだな。(当時はインディアナ好きだったので心破られたけど💔 ちなみに当時のインディアナHCは現コネチカットHCのホワイト氏)

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最後に

選手は引退直後は結構感傷的で、インタビューとか会見で涙の場面が多く見られるけど、今回はそんなことなく、スッキリとして、もう引退後の生活に切り替わっているといった印象を受けました。

2人ともレジェンドすぎて、しかもキャリアの最初から最後までずっと見ていたような選手だから、いまだに私は寂しさを感じるけど、こうやって映像や写真で見られることは幸せなことだな。

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