今朝の記事で「今日中がんばるか」と書いたからには、やらねば。
ということで各チーム短めになると思いますが、プレビューしていきたいと思います。
数回に分けて、開幕後(12時間後!)時間がある時にまた書いていこうかなと。
まずは個人的予想のトップ4チームです。オフシーズンの補強、チームの強みや弱点などを書いていきます。
ラスベガス・エースィズ
昨シーズンのチャンピオン。
損失ほぼなく、昨季唯一(?)弱点だったベンチ層の補強に成功し、二連覇期待の声も高まるラスベガス。
スーパースターのキャンデース・パーカー選手とディフェンス職人のアリーシャ・クラーク選手、オーストラリア代表センターのケイラ・ジョージ選手を補強。
これによって昨季スタート選手にかかっていた超大きな負担が分散されます。
昨季はエイジャ・ウィルソン選手はプレーオフではほぼフル出場していたり、上の3つのポジションも4人でまわしていたり、そんなながらも優勝までしてしまうという驚異的な体力を全員が持ち合わせていましたが、今季は複数ポジションをこなすことができるパーカー選手、クラーク選手がいることで、各選手により分散した役割が与えられることになるかもしれません。
パーカー選手、ジョージ選手がいることで、ウィルソン選手も少しは休めそうですね😅
オフェンスでは中あり外あり、スリーもあり。速攻もあり。ディフェンスも強い、リバウンドも強い。
弱点は・・・見つかりません。
笑
怖いのは怪我ぐらいでしょうか。
ウィルソン選手がファールトラブルになれば安定感が減りますが、ファールトラブルになってしまうような選手でもないし。
弱点と言えるか分からないですが、長期的な目で見ると若手が少なめで、育成・成長の観点からは他チームに比べて力を入れていないと言えるかもしれないです。
優勝はこのチームか、次に挙げるチームかと言われています。
ニューヨーク・リバティー
補強に成功したと言えば、このチームも。
馬瓜ステファニー選手が挑戦したニューヨークです。
ジョンケル・ジョーンズ選手、ブリアナ・スチュアート選手、コートニー・バンダースルート選手という、それまでの各チームを代表していた選手を一気に獲得。
それに伴い放出した選手もいましたが、総合力では今季のほうが高いと言えそうです。
複数ポジションでプレーできる、オールラウンダー、器用な選手が多く、特に獲得したジョーンズ選手、スチュアート選手はボール運びですらやってくれそうです。
同じく獲得したバンダースルート選手によるオフェンスのコントロールや、サブリナ・イオネスク選手のピックプレーなどからのオフェンス、それ以外にもローポスト、ウィングからの1on1など、多彩なオフェンスのバリエーションが見られるでしょう。
オフェンスに限って言えば、ラスベガス以上の1位かもしれません。
・・・が、弱点として、上ポジションのディフェンスが挙げられると思います。
イオネスク選手もバンダースルート選手も決してディフェンスの評価が高いわけではない選手で、パワーがある選手でもないです。3番ポジションまでいけば、ディフェンスは強く、層も厚いのですが、1番、2番ポジションが課題となるでしょう。
ラスベガスのケルシー・プラム選手、チェルシー・グレイ選手を守るのには苦戦しそうです。
対策としてゾーンを導入する可能性はあると予想しています。
ただ、ディフェンスに課題がありながらも上位に入ってくるのは間違いないでしょう。
スター選手たちがどんなプレーを魅せてくれるか。明日朝8時から早速ワシントンとの試合が組まれています。楽しみです。
ワシントン・ミスティクス
昨季、町田選手が挑戦したワシントン。
同じく補強に成功したと言われています。
一番の大きな補強はブリトニー・サイクス選手。スティールとドライブが上手なスラッシャータイプの選手です。
この選手の獲得によって、昨季の強みだったディフェンスがさらにレベルアップすることになるでしょう。
また、2019年優勝時のPG、クリスティ・トリバー選手が復帰。ベテランでスピードやディフェンス面では未知ですが、スリーをステップバックなどで自分から作り出せる選手です。NBAチームのコーチ陣として名を連ねていることから、コーチとしての目でチームを見ることができる面でも大きな存在になりそうです(特に今年はティーボー息子HCの初めてのシーズンですし)。
センターで外も打てるザウリビー選手は外も打てるセンター。昨季はセンターポジションの外からのシュートがなかったことからペイントエリアが狭くなってしまう現象で苦しみましたが、その部分を改善してくれそうです。
そして、昨シーズンは身体の調子から出場する試合数をコントロールしていたエレナ・デレダン選手。体調が万全で今シーズンはいっさい欠場する気はない、ということをご本人が発言していましたので、かなり調子が良いようです。前MVPの活躍に期待していいのではないでしょうか。
と触れながらも、チームの弱点は昨季に引き続きオフェンスになりそうです。
デレダン選手の個人技については、ボールを預ければどんな状況でもプレーを作り出してくれるのは間違いないのですが、昨シーズンもあったようにただ外でボールが回るだけ、何もないところからのイキナリ1on1などは避けたいところです。
昨季課題だった速攻の少なさについては、サイクス選手がいることで多少スピードがあがるかもしれませんが、他のメンバーは同じ選手ですので、どこまでその意識が変わるか。
そのサイクス選手については、ハーフコートオフェンスではドライブを仕掛けてくれる選手でそこは大きいですが、同時に、外からのシュートを嫌っているため、ディフェンスが収縮してペイントエリアが狭くなる可能性もあります。
昨季もディフェンス力で優勝チームのラスベガスとの試合はすべて勝つなど(ある意味優勝。)、力を見せたワシントン。今シーズンもそのディフェンスで既出の2チームを喰うのでは、という声もあるようです。
コネチカット・サン
ちょっと前に取り上げたコネチカット。
ジョンケル・ジョーンズ選手を失い、ベテランPG、HCがロサンゼルスに行ってしまい、新しいコーチと共に大きな改革となるでしょう。
ただ、残っている主力選手は安定しています。
フィジカルお化けのアリッサ・トーマス選手とブリオナ・ジョーンズ選手のフロントコートは強靭ですので、大きく崩れることはないでしょう。
獲得したオールスター選手のティファニー・ヘイズ選手は身体能力の高いスコアラー。昨季までコネチカットにはいなかったタイプなので、どうフィットするかが見どころです。
弱点は、高さとベンチの得点力(勢いを与える的な爆発系の意味で)かなぁ。
トーマス選手とジョーンズ選手がスタートになると思うのですが、フィジカル&高さを兼ね備えたチームとやり合うには苦戦しそう。ベンチのネルソン・オドダ選手(とローレン・コックス選手)が重要な存在になりそうです。
ベンチもちょっと薄いかなという感じ。薄いというか得点力があまりない気がします。ボナー選手をベンチスタートにするのは個人的にありかもという気がします。
最後に
まずは4チームでした。
これ以下がだいぶ予想難しい。
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