Game 4が終わり、2-2となり、明日9日(金)にシカゴでのGame 5が開催されます。
Game 4試合後の各チームの会見でのコメント内容の翻訳です。※コネチカットは時間がなく、最後箇条書きです🙏
試合内容はこちら↓
シカゴ
ウェイドHC
(ディフェンスについて)
序盤に相手がしてきたことの強度やレベルに対応できなかった。私たちとしては圧倒され受け身となってしまった。またディフェンスを広げるようなオフェンスをコネチカットがやってきたので、ローテーションが遅くなった。そこから逆サイドの簡単な点数につながってしまった。そこから良くない方向になっていった。
(ミースマンの調子が良くなっている?肯定的なことは?)
オフェンス、ディフェンスでも彼女はある程度よかったと思う。チームのみんなでディフェンスも取り組んでやっていこうとしたが、重要な場面で及ばなかった。フィルムを見て、誰がローテーションで遅れているか、ボールにプレッシャーがかかっているか確認したい。よかった部分もあるかもしれないが、次の試合までに調整の必要がある部分がある。
(中1日での試合というスケジュールだが)
なんと答えていいかわからないが、プレーオフだし、全チームが同じ量の休みを取るわけだし、今考えることではない。去年はどうだったかも覚えていない。
(強度に対応できないという話だがチャンピオンチームとしての考えは?)
調整する部分があり、次回は改善することは言えるが、答えづらい質問。選手同士の信頼は高いし、あんなプレーをしたくなかったのは確か。エネルギー溢れるプレーが必要だし圧倒されずにする必要はある。あと1試合でどちらかに決まる状態になっているが、Game 4にそういった気持ちがあればよかったと思う。
(ホームコートでGame 5をプレーできることはどういった意味を持つ?)
どこでプレーするかはそんなに重要ではない。ホームのほうが心地よいのは確かだが、それに頼ってはいけない。どこでもシカゴのバスケをしなければいけない。今日そうできると思ったができなかった。会場がどこでも同じ。私たちのバスケを高いレベルでプレーする必要がある。
(コネチカットの混乱させるプレースタイルについて)
なんと答えていいかわからない。自分達のバスケをしたと思うけど相手がどうだったかはわからない。今日はまた違ったやり方をやってきていたが分からない。私たちのバスケを気持ちと共に出す必要がある。
(コネチカットのオフェンススタイルについて)
相手のオフェンスは私たちのディフェンス次第。私たちが主導権を持つようにしなければならない。
(4Qにスタートを戻したことについて)
何かリズムを得たかった。選手全員に自信を持っているが、最初の3Qまでで良い組み合わせが見つからなかったので、4Qに良い組み合わせが見つけたいと思い、そういった器用をした。
(パーカー選手がプレーオフ累計リバウンド数最多を達成したことについて)
素晴らしい達成。これまでの彼女のキャリアでの素晴らしいパフォーマンスを表すもの。当たり前の存在と考えてはいけない。敗戦となってしまい祝うことが難しい状況ではあるが、賞賛、感謝を示したい。長いキャリアがあり今シーズンこれからも続くことを願う。Game 5で祝えるようにしたい。
デイナ・エバンス選手
チームが必要なことをやっただけ。必要なことであればベンチでのチアリーダーの役割でも、前半に何が必要が試合を分析することでも、試合に出て結果を残すことでもやる。ただ勝ちたいだけ。
アリー・クイグリー選手
(ディフェンス、オフェンスについて)
やるべき細かい部分が出来ていなかった。色んなことが起こる中で私たちはそれに対応することができなかったし、その準備も出来ていなかった。ただ集中していなかった。
(今日の敗戦から木曜に向けてどう対応するか)
チーム一つとなって、絶対に負けないという気持ちを持たなければならない。勝つためにはなんでもする、細かい部分にこだわって、相手より高いエネルギーで臨むという気持ち。何よりもチーム一つとなることが大切。
(シュートに自信が戻ってきているようだがGame 5に向けて良い感触か)
いえ、それよりもチームとして良いプレーができなかったことにフラストレーションを感じている。自分のシュートについてはいつも自信を持つようにしているので、チームについてのことが悩ましい。
コネチカット
ミラーHC
チームとしてよくやり返した。スタートの選手たちがオフェンス、ディフェンスともにアグレッシブにいくことで流れを作った。ペイント内でのスコアが重要ということを強調してきたが、素晴らしいパフォーマンスだった。ごちゃごちゃさせると言ってきたが、そういったことではなかった。シカゴでのGame 5が生まれる大きな勝利だった。
(チームのパフォーマンスについて)
選手たちを讃えたいと思います。覚悟を決めて臨んでいました。Game 1、3では、シカゴを同チームの6月以降の33試合で最低得点となるディフェンスができていた。Game 3ではあれだけ良いディフェンスながら勝つことができずがっかりした。選手たちは素晴らしい覚悟をもって、自身の能力を出した。この勝利はすべて選手たちのもの。気持ちと奮闘、40分の集中です。
(チームのオフェンスでは動きがあったようだが)
コートニー・ウィリアムスがオフボールの動きでリズムをもたらしてくれた。シカゴがダブルチームを仕掛けてくるポスト、そして逆サイドとのバランスを話し合い、ボールが良く動いていたことが今日はよかった。ペイントタッチが絶対に必要。記録的なオフェンスができた。
(相手のディフェンスによってそういったチャンスが生まれている?)
コートニーは今日はオフボールの際によく動いてくれた。どう動けるかという意識が高かった。あれがコートニー・ウィリアムスの本来の姿。今日は彼女のようにプレーすることで、さらにディフェンスを見て対応することでそういった動きが出たと思う。シカゴはまだJJ(ジョンケル・ジョーンズ選手)や他のポストにディフェンスを寄せてくる。そう言った中でコートニーはオフボールの動きが素晴らしかった。
(ジョンケル・ジョーンズ選手についてスタッツはGame 3と同じように見えるが)
ボールにタッチするとに対して意識的に行った。ボールをアグレッシブにもらおうとすることで流れができた。さらにアンセルフィッシュだった。むしろシュートに行けるのにという時も過剰にアンセルフィッシュだった。今日のプレーぶりにはとても嬉しく思っている。
(オフェンスで何か変えたか)
少し変えたが、すべて選手がやってくれた。とにかく選手が気持ちを持ってパフォーマンスで示してくれた。
(勝ち残っているチームについて、かな?聞こえない)
4チームが残り、すべて違うスタイルを持っている。勝ち負けにはほんの僅かの差しかなく、それがすぐにひっくり返るような状況。シカゴへの移動がスムーズにいき、素晴らしいGame 5ができることを願う。
(ごちゃごちゃしなかったGame 4だが、その作戦はGame 5にどうする?)
ごちゃごちゃというのはディフェンスにおいてという意味だが、80点以下に抑えれば勝てる可能性があると思っている。シカゴに動きが出てカットやパスまわしが生まれると守りづらいので、それをごちゃごちゃさせたい。そうすればオフェンスもよくなると思っている。
(ダラスとのシリーズもGame 3に進みながら勝ち進んだが、自信は?)
ホームコートは勝因の一つになるかもしれないが、どっちがより良く試合を通じてプレーするか。ロードゲームで厳しい状況で勝つ、粘り強さやタフさがあると思っている。
(優勝が近いと言われ続けているが)
優勝への扉が違いと思っている。そのことを知っているベテランがいる。ただその扉はいつまでもそこにあるわけではない。これが4シーズン連続のセミファイナルで、あと少しで優勝というところまでいった経験がある。プレッシャーはない。
(過去3シーズンとの気持ちの違いは?)
ただ同じではない。今はシカゴにちゃんと着いて、しっかりと準備したい。
(コートニー・ウィリアムス選手について)
すべて選手が話して、調整してのパフォーマンス。それぞれの選手がらしくプレーする必要があり、コートニーは今日はらしさが出ていた。
(ボナー選手やウィリアムス選手がXファクターか)
私たちのポストプレーヤー3人がオールスターに選ばれているようにそれがこのチームの特徴。ベテランPGがシーズン序盤に離脱し(ジャスミン・トーマス選手が膝の怪我で)、チームの戦略を調整する必要があったがDB(ボナー選手)やコートニーからビッグパフォーマンスがあるときは勝利のチャンスが高まる。
(ベンチ出場のディジョネ・キャリトン選手について)
ベンチからエネルギー、勢いをもたらしてくれる存在。恐れるものがなく、高い競争心と自信を持っており、身体能力も高いのでディフェンスで相手を追い続けてくれる。変化をもたらしてくれる大きな存在。
(怪我のジャスミン・トーマス選手の存在)
コーチからよりも選手同士のコミュニケーションや励ましあいがより価値があること。選手はお互い尊敬し合っている。怪我でベンチに残ることでコーチ目線で見ることができる。ジャズ(トーマス選手)に感謝したいのは、素晴らしい人間性を持ち、リーダーであることに加えて、タイミングを考えていること。自身が試合に出ていないため、プレーしている選手たちを優先している。そのバランスが素晴らしいと感じるし感謝したい。
(3Qにリードを広げたがハーフタイムのメッセージはなんだったか)
3Qが重要と選手に伝えた。シカゴが何かしてくるし、シカゴの流れになる時間帯もあるだろうが、3Qが良ければ、勝つためにいい状況に持ち込める。部分部分に集中するようにした。特に3Qの開始。
コートニー・ウィリアムス選手
- 特に1Qに集中することを話し合った。
- ディフェンスに対応してオフェンスをするようにしている。
- (らしいプレーだったとHCからのコメントがあったが)この服を着る時は調子が良いので、良い見た目で気持ちよく、パフォーマンスもよかったということ。
- (オデッセイ・シムズ選手のパフォーマンスについて)気持ちの問題。彼女はそういった選手なのでチームメイトでよかったと思う。
- (チームの判断が良くなったと思う?)今日はシュートを決めることができたことに尽きると思う。どういった試合でもシュートが決まれば勝利につながる。
- (ジャスミン・トーマス選手は)いつも声を出してくれる。試合中に私がベンチにいるときはチームに必要なことを私に言ってくれ、全体のハドルで私が全員に伝え、その後彼女にアイディア盗んじゃった、ありがとう、と言っている。大きい存在。
- プレーオフになるとプレッシャーもありみんな違った気持ちで臨むことがあるが、楽しくすることが大切だと思う。今日のディジョネはまさに楽しんでいたから良いプレーにつながっているんだと思う。
- (自身のパススキルについて)自分がパスが上手ということをチームメイトは知っているのでピックプレーを多用している。気づいてくれて嬉しい。
ブリオナ・ジョーンズ選手
- チームのケミストリーはいいし、チームとしてプレーすれば勝てると知っているので、チャンスを無駄にしないことを大切にして、コート上にいるときは全てを出し切っている。
- (今後のオフシーズンのことを考えてどれだけ今シーズンが重要か)そういった考えではプレーしていないししたこともない。とにかく今ある試合に集中するだけ。
- (コートニーのプレーについて)コートニーがああいったプレーをしてくれることで流れが良くなる。スペースも生まれるし、簡単なスコアも生まれる。
- (ジョンケル・ジョーンズ選手の存在)コート上でもそれ以外でも声を出してくれ大きい存在。
- フィジカルなシリーズ。今日の試合でどうプレーするがいいか感触を掴んだ部分もあるので同じエネルギーでプレーしたい。
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