シアトルのを訳しているとき、目から水分が止まらなかった🌊 公共のスペースでやっていたんですが、壁向きの席でよかった・・・😓
バード選手のはちょっとお待ちを🙏 もったいつけているわけでもなんでもなく、順番と時間がない関係でそうなってしまって🙏
試合内容は↓
ラスベガス
ハモンHC
タフな勝利だった。強い精神力からくるプレーを素晴らしい選手がお互いにやり合って、ラスベガスからはチェルシー(グレイ選手)、アジャ(ウィルソン選手)、ジャッキー(ヤング選手)も。プラム(ケルシー・プラム選手)も序盤に良いドライブをして、全員から良いプレーがあった。そしてステューウィー(スチュアート選手)は信じられないパフォーマンスだった。
シアトルで勝つのはどんな時も簡単ではない。さらに今日はスーの引退がかかっていた。セリーナ(テニスのセリーナ・ウィリアムス選手)を破った選手のような気持ち。ほろ苦い。
スーには私をはじめスタッフ陣、ラスベガスの組織全体で大きな敬意を持っている。物語のようなキャリアを歩んだ。子どもが夢見るようなキャリアを彼女は華々しく生き、彼女が残した功績は一生残り続ける。ファイナルに進出が決まって嬉しいが、すこし変な気持ち。それはシアトルのチーム全体に敬意を持っているから。ジュエル(ロイド選手)はビッグショットを何度も決めた。こちらもチェルシーというビッグショットを決める選手がいて、巨人同士がやり合って、どっちが最後まで立っているかという戦い。この勝利に勝ち、勝ち上がることは喜ばしい。さらにこのアリーナで。
(チーム間の信頼のレベルにおいて)
選手に聞いてほしいが、とても高いと思う。
(チェルシー・グレイ選手について)
DNAに組み込まれている。ゲームの勝敗がかかった時にそう言ったモードになる。彼女に預けていればシュートを決めてくれるのだから恵まれている。だから簡単な作戦はただボールを渡してスペースをあけるだけ。特に今日みたいな日は。チェルシーと同じようにステューウィーも同じで、どうすれば止められるのか分からなかった。素晴らしいパフォーマンスだった。
しかし終盤にディフェンスをタイトにして止めることが出来た。シアトルは継続してずっとやってくるチームだから点差はなんの意味ももたない。ずっと集中していなければならない。それが難しい部分。
(ファイナルに向けて良い準備となったか)
大きな準備となった。シアトルは優勝候補のチームで、オリンピック選手やドラフト1位指名選手などで溢れている。そしてこのアリーナで特に強い。このシアトルでの2戦で持っているもの全てを出し切ってきた。私たちはこの2試合の前にシアトルで2勝したいと話し合っていた。1勝では満足しない。1試合ずつ1勝していく意識でいる。このチームは競争心が強い選手で溢れている。
(試合後スーとハグしたこと)
シリーズが終わった後は通常お互い称え合うが、今回は特別で私が個人的にスーへの気持ちを伝えたかった。スーは素晴らしい人間性を持っている。選手としてはもちろん、バスケに対しての気持ちが特別な選手。現役時に対戦もしたけど今はコーチと選手としてという面白い状況です。
(恵まれているというラスベガス選手について)
オフェンスリバウンドを取られたことで相手にチャンスを与えてしまっていた。それらが取れれば勝利が近づくと感じていた。前半でリバウンドを取られ、フリーでスリーを打たれた。ハーフタイムに選手たちに伝えた。ラスベガスの選手たちはレベルの高い選手たちで、こういった選手が1つのチームで一緒にプレーするのは今後見られるか分からない。
(最初1勝されたあとに連勝で勝ち上がったことについて)
練習ではとにかくスコアを試合環境でそれは競争心を育てたいから。そして選手にはコート状にいる時はどんなときもスコアを狙ってと伝えてきた。うまくいかないこともありオールスター後に、バラバラになるか、最高のチームになるかというような場面があったが、お互いが信頼し合ってプレーすることを選んだ。それができる限り素晴らしいチームと感じる。
(チームの成長について)
タフになることを学んだ。シーズン中に良くないことがあってバラバラになりそうな場面もあったがタフさが勝利に必要なこと。私は上手な選手よりも競争心の高い選手を望んでいる。幸運なことにラスベガスはそういったチームだった。
グレイ選手
(どうやってあんなパフォーマンスを?)
スペースを広く保った。トップの位置やそこからのドライブにおいてスペースがあった。どうやってについてはただシュートしていっただけ。練習でもああいったシュートを打っている。そういったシチュエーションもあると思ってシュートの練習をしている。最後のターンオーバーは良くなかった。
(学んだこと)
どうやって試合を決定づけるかということ。スモールラインナップでどう大きいチームを守るか。シーズンでやったことのないラインナップを導入した。信頼してくれたコーチ陣には感謝だし、コート上で調整することも学んだ。さらにチームの結びつきが強くなったと感じるし、よりハングリー精神が強くなった。もう次の試合を戦いたい。
(バード選手の引退がかかっていたこと)
素晴らしいキャリアを持ち、勝者。スーはキャリアを通じてシアトルに在籍した。優勝もしたし、アップダウンを経験した。学生から全てのチームで優勝してきた。それは敬意を表すべきこと。彼女と対戦することができ、オリンピックでチームメイトになり、それは有難いことだった。
(このシリーズをどう楽しんだか)
素晴らしいバスケだった。男女関係なく、素晴らしいレベルだったと言える。全ての試合がそうで、2つ悪いポゼションがあればそれが勝敗につながるというシリーズ。それだけ僅差だった。根的にもとても楽しんた。
(LAからベガスに移籍してきた決断について)
最も難しい決断の一つだった、家族が住むところから近かったし。でもコービーが心地が良くない状況を楽しむことが必要といつも教えてくれた。それがチャンピオンになるため、上達するためには必要だと。
新しい地で、カリフォルニアに近い場所でフレッシュスタートを切りたいと思っていたが、アジャの存在も私がここに移籍した理由だった。契約を結んだ後、私はこれができる、どう貢献できるか、上達できるか、壁を乗り越えられるか、ファイナルに戻れるかということをやりとりをした。昨年は難しい状況だったが、そういった様々なことを乗り越えて今こうやってファイナルのステージに立つことができている。難しい決断だったが代償を払った価値があったと感じる。
ウィルソン選手
(グレイ選手のパフォーマンスを見て)
乗っているときは自分はどくだけ。どうやったら彼女により簡単にスコアさせられる状況にできるかを意識している。これまでこんな風に流れを作り出せる選手とプレーしたことがないが、彼女はこの瞬間のためにできていると言える。本当にああいったシュートを練習していて、私たちとしては驚きではない。ただ一緒に楽しむため。
(信頼について)
信頼しきっている。試合前のハドルでも信頼について声がけをしている。このシリーズは試合内容も感情的にもアップダウンの激しいシリーズだったが、信頼があれば乗り越えられる。それが表れてよかったと感じる。
(シアトルから優勝チームのバトンが渡ったような感じか)
そうかは分からないが、ベストチームになるにはベストチームを倒す必要があるということだと思う。シアトルは第4シードだが、シーズン序盤にコロナがあったし、あの力は第4シードチームではない。このリーグで勝つことは簡単ではない。すべてを出し切って勝つということを学んだ。お互いを信じて成長していて、このチームが作り上げていくものだと感じている。
(シリーズを通じて休んだのは4分だけだが)
4分?!マジ?!やば!最高のコンディションということか。とても体調は良いと感じます。4Qでも全然大丈夫。大学時代にステイリーコーチ(元WNBA選手、レジェンド級)から気持ちで乗り越えることを学んだことが大きい。疲れる余裕はない。どんなことが必要とされているかにかかわらず。
睡眠時間が長いのが効いているのはあるかもしれない。(そしてメッセージを見ない、というグレイ選手のツッコミ。)本当にそう。睡眠を多く取る。でも4分というのは信じられない。
(質問が聞こえないですが負けたGame 1のことかな)
ひどいプレーぶりで夜は眠れなかった。自分に何が起こっているか分からなかったぐらい。分かったのは、自分の自信のレベルが低かった。それは今までなかったこと。リーグに入って自分の地位を確立したくて毎試合必死にプレーした。その試合では自分に敬意を払わなかったように感じる。それからは自分への意識をしっかりして、自分をみつめなおし、チームメイトは私を信じてくれ、そこから良い流れができた。
シアトル
クインHC
(3敗について)
チェルシーグレイで溢れていた。私たちとしては勝つのに十分な内容だったと思う。本当にチェルシーグレイで溢れていた。
(敗戦後のチームへのメッセージ)
感謝、スー(バード選手)、ブリー(ブリオン・ジャニュアリー選手)の最後の年ということで。バスケのチームとしては勝利が究極の目標だが、人生においては勝利することではなく、私たちはバスケ選手というだけではない。人として成長すること、バスケ選手としてではなく、一人の人としてどうなるかが重要ということ。
(チェルシー・グレイへのディフェンスは何かできたと思うか)
世界の誰も彼女を止められるとは思わない。ゾーンに入っていたし。彼女をスローダウンさせるために色々なことを行ったが、彼女のシュートを止めればパスがあるし、プレーを作り出す。チームとしては彼女にはできるだけのことをできたと思うが、乗ってしまった彼女を止めることはできなかった。
(4Qについていけなくなった?)
シーズン中にそういった課題があったのは確かだが、ある程度やりたいオフェンスを遂行できていた。強度も高かったし奮闘していた。誇りに思う。
(誇りに思うこと、よかったこと)
シーズン序盤の逆境を戦い抜いたこと。簡単ではないシーズンだったが怪我や不利な状況にも戦う姿勢を続けた。このフランチャイズの文化を守り、高い基準を目指せたと思う。満足できる結果ではないが、シーズンを通じたチームの成長は満足している。
(ディフェンスについて)
集中していた。多少はあいてしまい簡単なシュートを許すこともあったが、大部分においてシュートはチェックできて、身体をはってプレーすることができていた。オフェンスではジュエル、ステューウィーがシュートを決めてくれたのも大きかった。
(負けをどう受け止めるか)
分からない。負けて感情が落ち込むことがあるが多く学ぶことがある。チームとしての成長はよかった。ネガティブなことだけでなく、ポジティブなこと、将来へつながる部分を見たいと思う。
(ジャニュアリー選手、バード選手はそれぞれどんな人だったか)
ブリオンはタフな精神力のある選手で、ディフェンスにおいてどういった選手かは知っていたが、近くで接するとバスケに対してどういった考え方なのか、なぜ長いキャリアを戦えてきたのかということを知ることができる。とにかくハードワークをして、心身のコンディションを保っているから。若い選手がいるなか、彼女がいてくれたことは嬉しいことだった。
スーは長くチームメイトとして、コーチとして接してきたが、彼女は勝者。全員がうまくいくように物事を進め、バスケに対する身体の準備については私が知っている中で最高最大の準備をしている。歴代最高のポイントガード。それは彼女がそういった取り組みをしているから。
(スーがシアトルから愛される存在的な質問?聞こえず)
今はそう思えない。ファンからの愛情を感じた。レギュラーシーズン最後の試合は私は(コロナで)一緒に会場にいることがでいなかったので、今日はそれを感じたかった。シアトルの街やこのチームに対してスーがやってきたことは素晴らしいこと。最後の年に優勝ができなかったのは辛い。彼女の旅路の一部となれたことは誇らしく思う。
スチュアート選手
(ターニングポイントはあったか)
見たと思うのでわかると思うが、私たちは全ての試合、ポゼションに集中していたが、少しのミスからラスベガスが得点につなげた。どちらのチームにとってもタフな内容だった。
(最高のパフォーマンス、プレーが続いたが、プレーヤーとして後世に語り継がれるようなシリーズと感じるか)
いる選手を見ると、全員が何かプレーを作り出すことができる選手で、何が起こってもおかしくないと感じた。最後の瞬間まで勝利への扉は完全に閉まっていなかった。6秒、5点差、タイムアウトなしという状況では逆転は難しい。でも、素晴らしいシリーズだったと感じるし、チームの達成を誇りに思う。理想の終わり方ではなかったが全てを出し尽くした。
(すべてを出し切れたということで良かったと言えるか)
今日は全て出し尽くしたと感じる。Game 2や3でミスがあったことを言ってもしょうがない。今日の試合の前にジュエルとメッセージで「今日は全てを出し切ろう」というやりとりをした。そして出来ることはすべてやった。
ファイナルに行けないことももちろん悔しいが、私たち2人の気持ちを言うと、何よりも悔しいのはもう2度とスーと一緒にコートに立てないということ。練習で彼女の姿を見ることはないし、一緒に試合に出られないし、それが一番辛いこと。それが現実ということを感じ始め、それがスポーツには起こることと分かっているが。彼女と一緒にコート上に立てたことは光栄で、それができるのは僅かということ。多くは対戦相手として、遠い存在としてしか知らない。私たちは本当に近く、メンター、チームメイト、友人として知っている。そしていつでも私たちの味方でいてくれることを知っている。
(チームの成長について)
シーズンを通じてアップダウンがあり、安定しなかった。シーズンが進むにつれチームのケミストリーが成長していった。最も大きいのは信頼の部分。目指しているものは一つでそれに向かって出来ることをやるという意識があり、ロスターを見ると、どの選手も成長をしたと言えると思う。スキルの部分だったり、コート外でのことだったり。このチームがこれで終わるというのがまたさらに辛いところでもある。
(バード選手のインパクト)
スーのこれまでの功績はあらゆるところにある。シアトルのチーム、所属した選手全員に大きなインパクトを残している。自信をまわりに与える能力や彼女がいるだけで自分達のプレーができるといった能力。多くのことを与えてもらった。してくれたこと全てに感謝している。
(ジャニュアリー選手はどんな存在)
プロフェッショナル。交代で呼ばれた時は準備ができているし、彼女のディフェンスの粘り強さや競争心で私たちのモチベーションになっていた。そのリーダーシップに従っていくことができていた。長いキャリアで高いIQを持ち、周りの選手をサポートしてくれる選手。FAで彼女を獲得するかという話になりチームで話すことがあった時には、もちろん、彼女にディフェンスされたくないし、という感じで。2人の素晴らしいバスケ選手がキャリアを終えるチームで一緒に戦えたこと、それは他のだれも経験できることでないし、多くのことを学んだ。彼女たちから受け継いだものを大切にしたい。アンセルフィッシュさ、向上心、競争心、それを続けていきたい。
ロイド選手
(スーとブリアンの最後の試合ということでロッカールームの雰囲気、感情は?)
落ち込んでいる。悲しい。私たちとしては、スーと本当に長く一緒にプレーしてきた。リーグに入ってからずっと一緒に。なのでもちろんこれが理想の終わり方ではない。
(2回バード選手と優勝できたことについて)
スーは特別な存在。リーグに入ってくるまでわがままにやってきたが、彼女が育ててくれた。スーバードのような存在はこれから2度と現れない。コート上でもコート外でも。3人で一緒に過ごして、色々なことを一緒に経験して、成長して。あんな選手と一緒にできたことは本当に幸運なことだった。
(バード選手のリーダーシップ)
リーグに加入したチームにこんな他の選手を成長させてくれるベテランPGがいるというのはなかなかない。リーグに入って何も分からない時にプレーのことだけでなく街を紹介してくれたりもした。彼女がしてくれた全てのことに感謝している。彼女がいなければ私たちはこんな選手になれていない。これまでずっと一緒だったのがいなくなってしまうのは本当に辛い。シーズン中にちょっとしたことでメッセージを送ってくれたり。本当に恵まれていた。
コート外の積極的な発言についてもそう。私たちも同じようにしたほうがいいと支えてくれる。そうった支えがいなくなるのは悲しい。もちろんすぐそこにいる存在だが、これまでとは同じではない。
(ジャニュアリー選手はどんな存在)
個人的には彼女にディフェンスされるのは地獄のようで嫌だったがその分成長させてくれた。それは彼女がシアトルに加入したときに伝えた。彼女は素晴らしい人で、明るくエネルギーにあふれ、向上心が強く他の人をサポートする気持ちが強い人。毎日全力を尽くして、さらにプラスでも行うような人。家族とも知り合うことができ、光栄。忍者になる方法を教えてくれるのを待ち切れない。(ジャニュアリー選手は空手黒帯)素晴らしい人間です。今年メディアからあまり注目をされることはなかったが、成し遂げてきたことは本当に素晴らしいこと。
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