セミファイナル Game5 試合後記者会見(シカゴ vs. コネチカット)

2022 Playoffs
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ファイナルの試合がすぐあるので今回は会見の訳を先に。

バード選手の記者会見はお待ちくださいませ。

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コネチカット

ボナー選手

(リードされている状況からどうカムバックしたか)
シーズンでずっと集中してきたディフェンス。いくつか止めてオフェンスで簡単なシュートを決めていった。

(チームにどんな声がけをしている?)
特別なことは言っていない。共に戦うということ。怪我など逆境が多いなかでも継続して戦ってきた。誇りに思う。でもまだ終わっていない

(試合中のスティールからアリーナを静まり返らせたことがあったが)
チームにはミスをすることを恐れて縮こまってプレーするのはやめようと言う話をした。それで敗戦している。楽しんでやることでGame4のようにプレーできた。プレーオフに入って自分達のプレーができていないように感じていた。それができて、そして勝てて嬉しい。昨年はこの場所で負けたので、ファイナルに進出にできてうれしい。

シカゴアウトサイドシュートを守ったことに対して)
ペイントを守り、リバウンドを取った。そして速攻につなげる。それがコネチカットの試合でGame 4からできた。

口論の場面で勢いがついた?)
あの段階でチームとして落ち着いた気がする。時計を見た時に、まだ時間があると感じたのを覚えている。あれによって炎がついてランが生まれた。

(勝ちたいという気持ちが強かった?)
シカゴにはいつもやられていて7連敗をしていた。Game 4でどう戦えばいいかわかって自信がついた。

プレーオフになって、ミスをしたくない気持ちから緊張がずっとあり、Game4の前までは自信がない試合内容ばかりだったがGame 4で失うものはないという気持ちが出た。

(敗戦の後ターニングポイントがあったか)
コーチに言って、フィルムを見る代わりにチームでミーティングをする機会を設けた。これは自分達じゃない、シカゴはどっちにしろ強いんだから、ただ自分達のプレーをしようと伝えた。いつも一度大差をつけられて点差を縮めてから僅差で負けていたので、もし私たちが1Qを最高のものにできたら?!と思った。そしてGame 4、5で前半を良い内容にすることができ自信につながっていた。今日は3Qに点差をつけられても自信を失うことはなかった。

Game 4は本当に大きい。今までのプレーオフであんな感触があったのは初めてだった。

(シカゴに勝ってファイナルということは大きい?)
触れた通り去年はこの会場で敗戦後の記者会見をしていたので、本当に嬉しく思う。また、自分はもう若くない(35歳)ので、またファイナルに到達することができて嬉しい。若い人が走って私は後から追って手を振っているだけ。

今日はこの勝利を喜んで、ラスベガスに移動し、もし可能なら休みがあればいいと思っているけど(目線の先にコーチがいるっぽいです笑)。準備をしていきたい。

ハイダマン選手

(誰か一人の活躍によるものか)
全員。チームで話して、信じ合って、逆境があっても戦い続けた。
4Qも戦って、そしてファイナルがある。まだ終わっていない。

(自信があるようにみえたが)
チームメイト、コーチの声を聞いて、状況を見ることができていた。

(ボナー選手のリーダーシップについて)
DB(ボナー選手)はチャンピオン。どうすれば勝てるかを知っている。声がけも要点を得ている。彼女のリーダーシップについていくだけ。

(コートニー・ウィリアムス選手について)
自信は突き抜けている。今は乗っているし私たちに必要。熱すぎず、冷めすぎずの気持ちをいつも持っている。いつも良いチームメイト。

ミラーHC

選手がハート、エネルギーと共にに戦った。シカゴのオフェンスをあれだけ抑えることができた。素晴らしいディフェンスの情熱、エネルギーだった。

(ボナーがGame 4が大きかったと言っていたが、そのターニングポイントについて)
ディフェンスではごちゃごちゃさせて、オフェンスにおいて自信をもってやること。
チームとしては準備を大切にしていて、ディフェンスではうまくできていたが、最終的にオフェンスで自分達のプレーを見つけることができた。今日はシカゴもフィジカル、アグレッシブにアタックしてきて残り4分でリードをされていたが時間は残っていた。そして私たちが戦ったということ。

ボナーのロッカールームでの発言はとても大きい。チームは優勝の可能性を信じている。また、シカゴのパーカーに対してポストプレーヤー陣が戦ってくれている。それがもっと評価されてくれることを願う。

(ガードの活躍について)
ナティーシャは大きかった。シュートを決めたり必要なときに決めてくれた。コートニーは自信を持って本来の姿を見せてくれた。ポストの選手はターンオーバーが今日も多く減らさなければいけないが、今日はガード陣が頑張ってくれた。

(4Qのディフェンスについて)
ヘルプサイド、ローテーションで動き回った。ペイント内にディフェンスを寄せてシカゴの確率を落とすことに成功した。

(メンタル面で良かった点)
タフな場面で勝つことができた。今日は厳しい局面になっても諦めることなく粘り強くチームで共に戦った。バスケの流れというのは不思議なものだが、最後に流れがきた。

(ボナー選手がチームミーティングを自発的に言ってきたことについて)
フィルムを観ずにチームで話したいと言ってきたのでそれを許した。準備が全てだと思っているが、DBがリーダーシップをとりその場を作った。とても大きな意味を持ったと思う。

(ラスベガスとの対戦について)
まだ考えていないがこれから見ていく。ワクワクしている。どちらのチームもコーチとしても初の優勝となる。準備してコネチカットサンのスタイルでプレーする。

(パーカー選手に対してポストプレーはどういったプレー)
恵まれていることに3人のオールスタープレーヤーがいて、毎日練習でやりあっている。練習のときはいつもバトルがある。

(DBのリーダーシップ)
唯一の優勝経験者DBに頼っている。ベテランのリーダーシップが大きな意味を持っている。何か話すときは的を得ている。

(楽しんでプレーしている)
ジョンケルやコートニーは楽しくやっているといいプレーをする。チームでもそこは意識している。

(学んだこと)
怪我人やコロナなど逆境がありながら、それを言い訳をせず戦い続けファイナルまできたことは素晴らしいこと。

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シカゴ

ウェイドHC

(シーズン総括)
きつい。コーチとして今まで最も落ち込んでいる。選手は出来ることを全てやった。

(終盤について)
何も生み出せなかった。この落ち込んだ気持ちは長く続きそう。もっとうまくシュートが決まるように指示できればよかった。選手はすべてやってくれた。

(相手の特定の誰かにやられた?)
コネチカットの全体的な良いパフォーマンスだった。素晴らしい選手、コーチがいる。でも私たちももっとできたと思う。選手たちには満足している。

(4Qが良くなかったことについて)
ただシュートが決められなかった。どうすれば点数が取れたか見直す必要がある。

(ディフェンスが良くなかった?)
ディフェンスは問題なかった。70点台だし。Game4以外は問題なかった。ただオフェンスの決定力。起用についてももう少しスタート選手を休ませるべきだったかも

(選手へのメッセージ)
誇りに思う。ファイナルまでプレーしつづけるに値する選手たち。感謝している。

(4Q終盤はアタックせず外からのシュートに落ち着いてしまったのか?)
そう言ったわけではない。シュートを作り出していたが決め切れなかった。

(コパー選手のパフォーマンス)
彼女はオフェンス、ディフェンスで全てを出し切る。シーズン通じてああ言ったプレーをしてくれた。プレーぶりに感謝。感謝はプレーヤー全員同じことが言える

才能で溢れるチームで優勝チームらしくプレーしてきたと思う。タフな敗戦だが、人間性が素晴らしい組織だった。その一部にいることに誇らしく思う。

パーカー選手

タフな敗戦となった。コネチカットは良いチーム。相手を止めることができるシュートが決まらなかった。シカゴは素晴らしいチームで一緒にプレーすることを楽しんだ。

(今後の去就について)
毎年のことだがオフシーズンに継続できるか考える。自分が求める高いレベルでプレーできるかとしっかり見極めて決めたいと思う。今は考えることはできない。

(コネチカットは何をしてきた?)
相手というよりも自分達で美しいバスケを徐々にできなくなっていった。カットやスクリーン、パスなどずっとやってきたことをやらなくなった。学びとなったと思う。最後の瞬間まで戦わないと結果は分からない。

(ホームタウンのシカゴでプレーすることについて)
シカゴというのは私とって大きい意味を持っている。私がバスケを始めたときに自分を見てくれた人がいる場所。特別な場所。特別な意味を持っている。

バンダースルート選手

(シーズンが終わったことについて)
タフな敗戦。勝てると思っていたところからの敗戦。試合が終わったばかりで感情的にきつい。だがこれがスポーツ。

(相手のディフェンスが良かった?)
自分達の問題。いつもできていたことが4Qにできなかった。コネチカットはよいディフェンスのチームだが、何度も戦っているチーム。最後に自分達でシュートが決められなかった。

(このチームをどう記憶してほしい
優勝したかったので答えるのが難しい。毎日いつも一緒に、必死に100%出し切り取り組んできた。負けたが努力や献身が足りなかったわけではない。それがこのチームを表していると思う。

(4Qに何が上手くいかなかったか?)
3Qにうまくいっていたことをやめてしまったと思う。意図的にしたわけではないが。勝とうとする代わりに負けないようにプレーしてしまったよう。体力も33歳以上が3人、もちろんそれを言い訳にしてはいけないがそういった要素があった。そしてシュートが入らなくなった。

クイグリー選手

(コーチが自分の責任)
こんな悪いクォーターは初めてで、コーチがそう言ってくれたのは嬉しいが、選手達が決められなかっただけで私たちの責任だと思う。

(シカゴの組織に対して)
家族のような組織。感謝している。毎年信頼をしてくれ、家族の近くでプレーできる機会をもらえるのはありがたい。

(このシーズンで誇りに思うこと)
シカゴ歴代最高の勝敗を残して、一貫した成績を残せたこと。

(シカゴが持つ意味)
リーグには残れないと思っていたが、シカゴに入れたこと、パートナー(バンダースルート選手)に出会えたことは夢のような素晴らしいこと。

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