4月15日(土)に開催されたWリーグファイナル第1戦のメモです。
一言で表現するとしたら、ENEOSの前半が悪くて点差がついてしまい、後半は縮めたもの力は拮抗しているため最後は追いつけずという感じでしょうか。
前半のENEOSはちょっと受身というか、中にボールを入れようとする気持ちが強かったり、作ろうとする気持ちが強すぎたりから、ボールを止めすぎで、ディフェンスもセットしてしまうようなシーンがあり印象的でした。
こちら、前半スタッツです(©︎バスケットボールLIVE)
これを見ても全体のシュート数はトヨタの方が多く、ENEOSはまずはミスで終わらずにシュートで終わらせたかったことがひとつかと。もうひとつは、ENEOSはスリーを10本打って1本成功と確率が悪かったので、空いているなら打ってもいいと思うけど、アタックに切り替えることも必要だったかと思います。
完全に結果論ですが、ENEOSは早めに交代を動かしたほうがよかったかもしれないですね。
トヨタのオフェンスはガード陣とステファニー選手のピックや、デンソーのようにポストプレーができるサイズのある選手を3人同時起用して、その3人のうちミスマッチになっているところをアタック。特にステファニー選手のところが起点となって点数を稼いでいたと思います。
それがうまくいっていたのでトヨタとしては駆け引きが有利に進められる展開になっていました。
後半はENEOSのオフェンスはガードのアタックが目に見えて増えていました。宮崎選手、星選手。
ディフェンス面でもENEOSの上ポジションのプレッシャーが高くなったことで、それがいい方向に働いていました。
高田選手のボールマンへのディフェンス、スティールあたりからまだいけるかなという雰囲気がだいぶありましたが、トヨタも中も外もバランスよく、チーム力があり、追いつききれずという感じでした。
第二戦に向けては、トヨタのミスマッチを狙う作戦にENEOSがどう対応してくるか。
あとは、山本選手(と川井選手もかな)とステファニー選手の高い位置でのピックプレーへのENEOSのディフェンスがずっとファイトオーバーだったように思う(見てない部分があったらごめんなさい)んですが、同じことをずっとやって慣れさせてはいけないと思います。たまにはダブルチームを仕掛ける、スイッチアップするなど、混ぜていかないと、次のプレーのことを考える余裕ができてしまうと思うので。(言うは易し…)
そのあたりをどう守るか。また、起用は前半から大きく動かしてくるか。
トヨタはミスマッチのオフェンスを含めて、インサイド陣の成功率が高かったのでそれを維持できるか。もしできない場合はどういったオフェンスに切り替えるか。とかが注目でしょうか。
最後に
よく言われることですが、試合の開始、クォーターの開始、後半の開始、この入りって本当に重要ですね。
今日で終わりにならないで欲しいなぁ😗
あと1試合か2試合で今シーズンのWリーグは終了。しっかり見ねばですね❤️🔥
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