こちらの記事のフル日本語訳です。
AND ONE WITH RUI MACHIDA: WNBA TRANSITION AND IDOLIZING SUE BIRD
マチダへのインタビュー:WNBAへのトランジションとスー・バードへの憧れ
By Lyndsey D’arcangelo
ルイ・マチダとのZoomインタビューにおいて、まず気づいたことは彼女は笑顔が絶えないことである。彼女は通訳のミッキー・タケイの横で会議テーブルにつき、質問に軽快に、彼女のコート上でのパスのように素早く答えてくれた。彼女はクスクスとよく笑い、ワシントン・ミスティクスのチームメイトがコート上そしてロッカールームで彼女の存在を楽しんでいるその理由がすぐにわかった。
マチダは29歳で、2011年からWJBLの富士通レッドウェーブでプレーをしている。マイク・ティーボーが今シーズンミスティクスに入らないかと連絡を入れたとき、彼女はその機会に飛びついた。マチダが世界でデビューを果たしたのは、2016年のリオオリンピックである。その名をさらに世界に広めたのは彼女の母国である日本で開催となった昨夏のオリンピックである。そこで5フィート4インチのマチダは準決勝のフランス戦でオリンピック記録となる18アシストをマークし、チームを87-71の勝利に導いた。今シーズン所属するミスティクスは現在リーグ5位で、マチダはこれまで28試合全てに出場。ベンチから平均12.9分のプレータイムで2.4アシストを記録している。
バスケとそれ以外のことについて話した。そして一緒に多く笑った。
- なぜミスティクスを選んだのか?
ティーボーコーチにオファーを頂いたことから始まりました。ミスティクスのプレースタイルを見て好きになりました。また、ミスティクスがとても良いチームと聞いていたので、加入することを決断しました。
- WJBLとWNBAの違いは?
高さ、手の長さ、パワーが日本とは全然違うと感じます。日本ではゲームはもっと早いテンポで展開されますが、WNBAではそれぞれのチームが異なるプレースタイルを持っています。スキルの観点から言うと、個人としてはシュート率をどれだけ上げるかが重要になってきますが、WNBAでは個人のスキルや1on1スキルにみんな長けていると感じます。
- 小さい選手として大きい選手に対して自身の素早さをどのように活かせているか?
正直スピードはそこまで活かせていないと思います(笑)今はそれよりもコート上のペースを変えることにより集中する必要があると思っています。
- エレナ・デレダンがいない時はチームとしてどのように違うか?
エレナがプレーするときはオフェンスもディフェンスもチームとして良い形ができますが、エレナがいないときは、ナターシャとアリーシャがリーダーシップを取って、流れを作ろうとしてくれます。それがエレナがいる、いないときの違いだと思います。
- WNBAでこれまで学んだことで最も大きなことは?
本当にたくさんのことを学んでいます。先ほど触れたように高さや手の長さ、フィジカル面の部分の違いは全然違います。なので、限られたスペースでどのようにプレーするかというのを学ぼうとしています。あとは、自分のプレースタイルを見つけ出そうとしているところです。WNBAには簡単な試合は1試合もありませんし、接戦の時はコーチや選手から学ぶことができています。
- オリンピックのアメリカ代表で最も守るのが難しい選手は?
笑 スーバード選手。
- どんな音楽を聴きますか?好きなアーティスト、グループなどは?
アメリカの音楽ですか?たぶん知らないと思いますが、ゆっくり目の音楽が好きです。アーティストは清水翔太とかあいみょん、日本で有名な方たちです。
- バスケをしていない時は何をするのが好き?
ドライブです笑 Rav 4 SUVの車に乗っているんですが、急いでいない時は渋滞は気にならず、ただ音楽を聴いています。
- WNBAのファンが知ったら驚くような町田選手の秘密は?
2人兄弟がいること。・・・なんて全然面白くないですよね笑。ちょっと考えさせてください。
幼稚園から小学校2年生まで野球をしていました。 そのあとバスケットボールをし始めました。 まだ時々バッティングセンターに行ったりします。
- WNBAでもっとも好きな選手は?
スーバード選手。WNBAに入る前から知っていました。リオオリンピックの前に初めて見て、リオでは少しですがマッチアップすることができて、楽しかったのを覚えています。
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