WNBAオールスター2022:サタデーイベント優勝者インタビュー日本語訳

インタビュー日本語訳
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スキルズ・チャレンジ

優勝:サブリナ・イオネスク選手(ニューヨーク)

ニューヨークのサブリナ・イオネスク選手のチームが優勝。

(個人的には、パスの時に線を出ているという実況の指摘が雰囲気を台無しにしていたと感じてしまいました😶 ずっと繰り返し言っていて・・・。ライアン・ルオッコ氏と元WNBAプレーヤーのレベッカ・ロボ氏。賛否両論あるお二人ですが、今回は個人的には良くなかったです。線を出ていることは問題だと思うのですが、指摘するのは審判でいいかなと。それを繰り返し笑いものにして言うことではないと感じました。)

それは置いておいて、先日のWNBA史上初の30点以上でのトリプルダブル達成に始まり、リーグでの今シーズン平均得点、リバウンド、アシストの全部門でトップ10入りしているという尋常ではないスタッツをお持ちのイオネスク選手の優勝となりました。

いつもは超集中モードなのですが、今回初めてのオールスターでとにかく楽しみたいということを強調されているのが印象的でした。

イベント後インタビュー

(Q:スキルズコンテストはこれまでやったことは?ペアだったゾイ選手とやって、最初は負けていたところから追い抜いての勝利でした。)

スキルズチャレンジは初めて。ゾイは最高でした。とても競争心が強くて、楽しかったです。スピードではなくて正確さがより重要だったということだと思います。最後の2ラウンドはより集中して勝つことができました。

(Q:NYの選手としては初となる優勝です。)

それは知りませんでした。NYを代表してプレーすることはワクワクすることです。NYの組織が私に対して素晴らしくしてくれるのでこのチームを代表してプレーすることは嬉しいですし、この優勝を持ち帰れることも嬉しく感じます。

(Q:高校生の時にサブリナ選手がナイキのイベントに参加していたゾイの立場でしたね。※当時はスキルズチャレンジの形式はこうではなかったのでイベントに参加していたわけではない)

そうです。高校時代にこんなイベントへの参加自体が想像すらできないですが、今回の高校生の参加者はみんなワクワクしていて、でも緊張していなかったので、関心します。ゾイが私に緊張しているかと聞いたとき私の答えはYesでしたから。面白いですよね。高校生達にこんな機会が与えられることは素晴らしいです。プロの選手に質問したり、一緒に写真を撮ったり。私はオールスター自体が初めてなのでどちらかというと高校生達と同じ立場でしたけど。

(Q:最後の2ラウンドから集中したと触れていましたが、オールスターも同じく集中していきますか?)

アズレイ(スティーブンス:シカゴ、他参加者)がボールを叩いてきたことでスイッチが入りました。彼女には感謝です。何か勝負事が始まれば集中してしまうたちですが、同時にこの機会を楽みたいと思います。ですが、正直に言うとやはり勝ちに向けてプレーしてしまうでしょうね笑

(Q:アリー・クイグリー選手のスリーポイントコンテスト優勝について)

簡単にシュートを決めていく能力は信じられないですね。スリーポイントコンテストの名前に彼女の名前を入れるべきだと思います。前回で最後という発言を撤回して今回出場し優勝したことは素晴らしいことだと思います。

(Q:次回は出場しますか?)

もしオールスターに選ばれればですね。

(Q:自信の成長について)

留まりたくはない、自分がなりうる限りの最高の選手になりたいと思っています。私はする全てのことの対して競争心を持っています。その気持ちは今日のスキルズチャレンジで出ていましたし、どんな試合でも持っています。この楽しむのが重要なイベントですから楽しむという気持ちは決して忘れずに、同時に明日は勝ちを狙っていこうと思います。

インタビューの最後にはデザイナーさんから、オールスターのキャプテンの2人、MVP、イベント勝利者2人にプレゼントしているというカスタムジャケットが渡されています。それぞれのイベントのロゴ、選手名が刻印されているようです👏

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スリーポイントコンテスト

優勝:アリー・クイグリー選手(シカゴ)

圧巻のパフォーマンスでした。別次元というか。大本命とみられてのこの結果。そして地元シカゴでのこの結果。すごいです。決勝では「ザ・デューゾーン」のボール(ディープスリー)を両方決めていました🥶

このサムネイルの盛り上がりもいいですね。パートナーでチームメイトのコートニー・バンダースルート選手、キャンデース・パーカー選手の応援が目立っていましたが、参加選手を含む全員が最後は応援していました。そんなことってなかなかないのではないでしょうか。凄さを表していますね。

イベント後インタビュー

(Q:今はどんな気持ち?2回戦に進んだ時の心境は?)

本当に嬉しい。勝ち上がった時はいい感じ。「私の瞬間がやってきた、獲りにいくぞ」という感じでした。

(Q:コートニーとキャンデースの応援は聞こえた?)

聞こえなかったです。Twitterで映像は見たけど。一番聞こえたのはすぐ後ろにいたジョンケル(ジョーンズ:コネチカット)が応援している声。チームメイトの2人は本当に最高で、ジャンプしたり、キャンデースは私の(デポール大学の)ユニフォームを着てくれたり、一番のファンとなってくれました。ユニフォームに関してはキャンデースに「絶対必要、必要必要」って1週間前ぐらいに言われたんです笑。サポートがサイコーでした。

(Q:前回優勝した時にもうこれで最後にする、とインタビューで答えたとき、会場からブーイングがありました。あれが初めてのブーイングだったのでは?)

そうだと思います。ブーイングを予期していなくて、私がもう何度も出場しているから他の選手にチャンスを与えるという意味でもみんなそう同意してくれるものかと思ったんですが。今回シカゴ開催となり、もう一度やらなくてはと思ったのです。

(Q:いつ出場を決めたのですか?)

3週間前ぐらいですかね。もし依頼があればやろう、と。みんなに出場して欲しいと言われるのもウンザリだったので笑

(Q:では次はどうしましょうか?)

もう(スリーポイントコンテストからは)引退です。ホームタウンのシカゴで引退というのは良いストーリーだと思っています。

(Q:シュートのコツはあるんですか?)

他の選手にも今日聞かれましたが、最初のラックを決めることですかね。そうすれば最初から流れにのれますし、自信を持って打つことができます。マネーボール(2ポイントのカウントになるボール)はより集中して打っています。すべてのマネーボールを決めればもう十分だと思います笑

(Q:WNBAをずっと見ていない人はあなたの苦労されて遅咲きキャリアということを知りません。若い世代にむけてのメッセージは?)

望むことがすぐに達成できないこともあります。これは長い旅路なんですよね。1巡目指名でも同じことです。コーチにとってコーチしやすい存在でいること、良いチームメイトであること、そして学び続けることです。私はこれまで最高のチームメイトに、そして世界最高の選手たち囲まれ、恵まれてきました。ダイアナ・タウラシ、キャピー・ポンデクスター、スー・バード、ケイティー・スミス(いずれもレジェンド)。子どもの頃から見ていて学ぶ姿勢を持っていました。海外リーグでも自分を磨き続けることです。自分の出番が来ると信じて、その時に向けて準備をすることです。

(Q:アスリートだった母親が応援してくれていましたね。母親が会場で応援してくれること、そしてそんな中で優勝できたことについて)

素晴らしいことです。小さい頃からいつもサポートしてくれました。彼女がいろんなスポーツ、特にバスケで成功したアスリートということはいつも私に刺激を与えていました。ハードワークを続けて、謙虚で居続けることを教えてくれました。プロアスリートになる代わりに4人の子どもの母になることを選んだので、そう考えるとこういった達成の瞬間を共有できるのは母にも兄妹にも本当によかったと思います。

(Q:コンテストから引退し、今後優勝すると思う選手は?)

スキルズチャレンジを優勝したサブリナは良いシューターですし才能のある選手です。ライエン・ハワードのジャンプシュートはスムーズできれいです。出場選手が決まってからコートニーとはライエンが一番のライバルになると話していました。特にアウトサイドシュートにおいて将来が明るい選手です。

(Q:別の記者さんから、本当に引退?)

絶対引退。100%、120%引退です笑。私の出場姿はもうないです。

(Q:先ほどサブリナについて触れていましたが、今シーズンの彼女の活躍について)

闘争心と恐れない強い気持ち。勝負のかかるシュートを打つ気持ちやパスをきめる力がありますし、ガードながらリバウンドも取ることが出来る。

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最後に

私はこういったインタビュー系で選手の言葉を聞くのが結構好きです。勝者のことばもそうですけど、参加した選手、それ以外の選手の声とか。あまり需要あるか分からないですが、こういった選手なんだなぁと人となりを知るきっかけなどになれば幸いです。

これ以外にもオールスターでのメディア関係は徐々に上げていこうと思っています。

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