(2022年2月18日時点の内容)
何やらミスティクスにTraining Camp Invite*として、新しく選手が発表されています。(*これから始まるトレーニングキャンプに招待された選手で、キャンプ中にいい結果、印象が残せればシーズンに向けてチームと契約できる)
こちらは明日どんな選手か、町田選手への影響などを書いていきたいと思います。
このTraining Camp Inviteの制限人数はあるのか、厳密なルールは見つけられませんでしたが、16〜22選手ぐらいが多いよう。
公式の発表では現時点で15名なので、もしかしたらあと数名増える可能性がありますね。
さて、今回は再びチームメイト紹介です。
能力高い若手レフティー
7 Ariel Atkins(アリエル・アトキンス)選手です。
173cm、シューティングガード、25歳です。
東京オリンピック2020、そして先日まで開催されていた世界選手権の予選でアメリカ代表としてプレーしています。
低く力強いドライブからのプルアップのシュートが得意。ボールを持った状態からドライブに出す一歩目が大きく、そこからビヨーンとジャンプしてシュート。身体能力が高い選手です。しかも左利きなので止めづらい。スリーももちろん上手です。
あとはディフェンスがとても良い選手です。足のスタンスが広く、一歩も広い、手も長い、体も強く、オールディフェンスのセカンドチームに連続で選出されています。
個人的には、まだ少し荒削りというか、プレーがとても正直だなと見て感じています。
東京五輪の際は、国際試合のベテラン勢に囲まれプレー時間が限られていました。出た際もインターナショナルのプレーにアジャスト(ディフェンスからの守られ方が違う、味方の動きへのアジャスト等)に苦しんでいた印象。
ですが、アメリカ代表に選ばれるぐらい能力があり、選ばれるぐらいの繋がり(コネ的な)があるので、とても期待されている選手でもあります。
まだ25歳なので、WNBAをはじめ国際試合や海外でのプレーも経験して、身体能力だけに頼らないプレーの幅を広げると、さらにアンストッパブルな選手になりそうです。(身体能力が落ちても大丈夫な選手になって、長くプレーしてほしい、という気持ちもこめて)
町田選手とのプレーはどうなりそう?
どちらもGなので、2人での絡みのプレーというより、どちらかがドライブしてもう片方が合わせるといった場面が多くなりそうですね。
現 富士通レッドウェーブの篠崎澪選手のような感じで合うことを願っていますバックドアとかオフボールのスクリーンを使ったプレーで、町田選手が最高のパスで合わせるところを見たい!
どんな鬼リードパスでも高いパスでもアトキンス選手でも取ってくれそうです笑
あとはプレーとは別のところで、ミスティクスの誰よりも早くアトキンス選手が町田選手をインスタでフォローしていたので、なんかリスペクト的な感情もあるのかなーと思ったり。ただのミーハーな可能性もあります笑(失礼)
ちなみに今現在見たら、デレダン選手、ハインズアレン選手、クラウド選手、ウィース選手が町田フォローしているようです。(・・・なんかストーカーみたいですね、すいません汗)
彼女たちが主力なので、やはり歓迎して受け入れられているようですね。暖かい。
多様性 – Diversity
いろんなリーグ、スポーツがある中で、おそらくWNBAが一番「多様性」を大切にしているのではないかなと思っています。性別、人種、国籍、宗教、セクシャルオリエンテーション、などを大切にする、言い方を変えると敏感。
選手はそれぞれ影響力を持っているという自覚があり、さらに何かを感じた時は自分から声をあげなければ意味がないと思っているので、何かがあればSNSなどですぐに発信します。
少し前のBLM運動やNHLのキャパニック選手の人種差別への抗議行動など、その際は結構な選手がSNSで発信していました。人種に関わらず。
その辺りも文化ですね。日本ではどちらかというと問題になることを避けて発信しないことが多い(あとは有名人であれば事務所に止められることもあると思います)けど、やはり自由の国。発することで自分の立場をはっきりさせている感もあります。
逆に発信しなかったら、なんだこいつはっきりしないヤツだな、と思われるようですね。全員が全員ではないでしょうが。
人種差別の問題は私も個人的にとても興味があって、一時勉強もしていましたので、また何か機会があれば書きたいと思います。
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