WNBAを観始めたけど実況やインタビューで何言っているかわからない、という声が多く、昨日の記事にも反響があったので単語を追加し、まとめてみました。
多すぎて嫌になると思うので、そういう方は最後のふたつ、「試合実況系」と「放送都合系」に集中してください。聞こうとすれば絶対に1試合1回は聞き取れるはずです!
これで一語でも多く聞き取れたら嬉しく思います!
【追記】表だと表示エラーになってしまうデバイスがあり、表示方法変更しています。
コート上のもの系
実況の方が使うコート上の物、場所をさす単語。
Glass:リバウンド。「She is battling on the glass」で彼女はリバウンドで戦っている。Boardがスタッツを表すのに対してこっちは動的な意味が含まれる。
Block:ローポスト付近。Low blockとも。
Officials:審判(TOを含むことも)
Paint:ペイントエリア
チームや選手を形容
チームや選手、リーグを表す言葉。後半は昨日の町田選手を表す言葉でも出てきたフレーズ。
Championship:チャンピオン。優勝。
Competitive:コンペティティブ。競争の激しい。「The league is so competitive」でWNBAは競争が激しい、生き残りへの戦いが激しい、という意味。
Consistency:コンスタント、一貫的、継続的。例えば安定的なスタッツなどを残している時に使用。
Core:コア。チームの核となる選手達。ミスティクスはベテランコアがいるのでたまにこの単語が使われています。
Exciting:エキサイティング。「Exciting player」で観ていて面白い選手。
Feisty:発音はファイスティー。闘争心溢れる感じ。生意気、しつこいようなニュアンスあり。
Healthy:健康。怪我をしていない状態。「Need to stay healthy throughout the season」でシーズンを通して健康でいることが必要という意味。
Improve 成長。「She improved her game」で(昨シーズンとか過去に比べて)うまくなった。練習してうまくなったというニュアンスがあるかな。MIPはMost Improved Player、最も成長した選手に贈られる賞。
Looks really good:Goodは上手いの他ににいい状態、つまり健康の意味も。怪我から戻ってきた選手や(新しい環境に入ってきた)ルーキー選手に使われることが多い。デレダン選手が既に何回か言われています。
Patience:忍耐。
Tough:タフ。精神的、身体的に強い感じ。日本語のフィジカルに加えて精神的にも強い。
Reigning xxx:レイニングと発音。昨シーズンの受賞者。「Reigning MVP」だったら昨シーズンのMVP。
Relentless:発音はレレントレス。プレーをやめない追い続けるようなニュアンス。
Scary:怖い。日本語そのままです。「Scary player」だと例えば得点力のある恐ろしい選手。「Scary moment」だと怪我をしそうな怖い瞬間。
Underdog:注目されていないようなチーム。ミスティクスの選手は今シーズンの自分たちをこう思っているよう。
Understanding:理解力
Versatility:バーサティリティ。器用。オールラウンドな選手によく使われる。デレダン選手はこれですね。「She is versatile」で形容詞にすると彼女はオールラウンドプレーヤーという意味。
Agressive:アグレッシブ。「She needs to be more aggressive」はコーチから言われていますね。「Stay aggressive」だったらアグレッシブでいつづけろって感じ。
Charismatic:キャリズマティックと発音。カリスマ性がある。
Coachable:コーチャブルと発音。コーチしやすい(っていうとコーチが上から目線であまりいい聞こえかたではないですがとても良い意味)。コーチが伝えていることをすぐ理解して実行してくれるようなニュアンス。高い評価につながる。
Decision Making:判断力。その場の状況に応じて一瞬で判断できる能力。
Get used to:慣れる。発音はゲットユーストトゥ「She just need to get used to the reach of the defense」だったらディフェンスのリーチの長さに慣れる必要がある。
Good:上手。「She is good」で彼女は上手。何かに長けているというより全体的にいいよって感じ。
IQ、High IQ:IQ、IQが高い
Pick up things from teammate:チームメイトから色々学ぶ。Pick upはちょいっと取っていく感じ。同じ単語を使ってオフェンスからディフェンスに変わってマッチアップするときもPick upという単語を使う。
Passing Skills:パスの能力
Smart:頭がいい
See the floor:フロア全体を見ている。「She sees the floor」で彼女はフロア全体が見えているって意味。
Vets:ベッツと発音。ベテラン選手。WNBAではもう数年いたらこう呼ばれる感じですね。
Quick:速い。Fastは長い距離にかけて一定的に速いイメージ。Quickは俊敏性。
ルール・戦術・スタッツ系
試合や戦術に関係ある単語。後半は昨日登場のフレーズ。
Travel:トラベリング。「She traveled」といったように動詞で使われることが多い。
Carry:ドリブル中にボールを持ってしまうこと。トラベリングがダブドリになる。She carried the ballとしてこちらも動詞での使用が多い。
Over the back:リバウンドの際にボックスアウトされている側の選手(位置としては後ろ)がボックスアウトしている選手の上からリバウンドを取るとこのファールを取られる。開幕でオースティン選手が取られた。
Call:審判のジャッジ。
Kick:キッキング。ボールを蹴ったら
Break:日本語でもファーストブレークというように速い攻め。休み、という意味もある。
Communication:日本語でも同じコミュニケーション。試合中に声を出すことも含まれる。
D:ディフェンス。
Defensive end:ディフェンスのとき(全体的)「contributed on the defensive end」でディフェンスで貢献した。「contributed on the offensive end」でオフェンスで貢献した。
Deflection:ディフレクションと発音。ディフェンスでスティールまではいかないがボールに手が触れること。チームや選手でこれが多いといい評価。ディフェンスではスティールやブロック、リバウンドよりもむしろこちらのスタッツを重視しているチームが多い(外部には出てこないがチームでは記録する。)
Help side:ヘルプサイド。日本語と同じ。
Preparation:準備。「Preparation is the key」準備が重要
Rejection:ブロック。「Rejected!」でブロックされたという意味。
Rotation:チームのローテーション、控えを含めた交代の順番。シュートしたボールの回転の意味でもたまに使われる。ディフェンスのローテーション(ヘルプのずれかた)でも使われる。
Squad:スクワッドと発音。チーム。「Nice squad」でいい、魅力的なチーム、メンバーを揃えている。
Execution:エクセキューション 。(練習してきたことやコーチから指示されたことを)遂行すること。PreparationとExecutionが鍵とよく言われる。Well executedでうまく戦術が遂行された。Excute the playで、決まったプレーを遂行する。
Board:リバウンド。O-board(オーボード)といったらオフェンスリバウンド。
Dime:ダイム。アシストのこと。そのうちMachiDimeとか言われるかな笑 ワラパース!(What a pass! Twittrer k様より引用😊)とかワラダーイム!って言っていたらナイスパス!なんてパスだって意味。(小峠感)ちなみにアシストとダイムは得点につながるパス。パスは点につながらなくてもパス。
Call:プレーのコール。このナンバープレーやるよーっていうやつ。
Plays:ナンバープレー。チームで決めているセットプレー。「She call the play in English」といえば彼女は英語でナンバープレーをコールしているって意味。
Bucket バケットと発音。得点すること。(某テレビ局でブロックってキャプションでてたけどこれの間違いです。)She is getting bucketsで点取り
試合実況系
1回の実況で多々使用されるフレーズ。
xx minutes to go:あと残りxx分。試合終了やクォーターの終わりまでの時間を表す時に、minutesとsecondsに変えると残りxx秒。
Tied (at xx) :発音はタイド。xx に点数をいれると「xxで同点」。
xx point game:xxに点差を入れると、「x点差の試合」4Qに使われることが多い。
Banks it in:バンクシュートで決めた!
Deep: (from) deepで ディープスリー。チームを表す時はDeepだけで選手層が厚い。
(she) will shoot two:シュートファールの後にこれが実況されるのが聞こえるはず。フリースローをこれから打つという意味。She will head to the foul line も同じ。
Rattles in/ out:発音はラトルズイン/アウト。シュートがリングに何回も当たってinだとシュートが入る、outだと外れるという意味
That will do (it)/ That’s gonna do (it). クォーター最後のプレーの後によく言われる。これでクォーター終わりというような意味。
放映都合系
クォーター終了時や放映の都合でCMやハーフタイムで違う場面に切り替わる時に使われるフレーズ。
coming up next:この次はxxです。ハーフタイムの前などに使われる。
(we) will be right back:コマーシャル、ハーフタイムなどに移るけどすぐまた試合が再開するよ、みたいな意味。
最後に
最後の2つ試合実況系と放送都合系は絶対に使われるフレーズなので、どこかで聞き取れるタイミングがあるはずです!
他の大量の英語も余裕があるかたはさっと見ていただくと、そんな難しい英語は使ってないことがお分かりだと思います。
よく言われることですが、英会話は簡単な単語の組み合わせで、バスケ英語もそれに近いです。なので嫌悪感がある方は簡単な単語だって思って始めていただくのがいいのではないかなと思います。
ご参考になれば嬉しいです!
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