2023年1月14日、富士通の試合の日(しかも丁度試合開始ぐらいの時間)でしたがこのようなTweetがありました。
簡単に訳すと、ミスティクスがルイ・マチダ、ジャズミン・ジョーンズ、エビナ・ウェストブルックに対してクオリファイイング・オファーを延長した、という意味です。
町田選手の他の2人は、どちらも昨季後半にチームに加入後、そこまで出場時間を得られなかった選手お二人ですが、どちらの選手も若いながらこれまで複数のWNBAチームを渡り歩き、器用で経験のある選手です。
・・・というかクオリファイイング・オファーって?
という感じなので、簡単に説明していきます。契約ごとの文言ってわけわからんので、私がわかるように(笑)超簡単に書いていきます。
※当記事はWNBA公式ウェブサイト、Her Hoop Statsサイトを参考にしております。
※契約関係詳しい方、もし間違っていたら指摘ください。
クオリファイイング・オファーとは?
大前提として町田選手の契約は大まかに言うと「2022シーズンの1年契約」でした。今回一緒にオファーされたジョーンズ選手、ウェストブルック選手も「シーズン終了まで」という契約でした。
この3選手にミスティクスがオファーできるのが「Reserved Player」というオファー。
リーグ在籍3年以下の選手に対して、かつ契約が切れている状態の選手に対してオファーができるもので(つまり例えば2022〜2024という複数年契約の状態だったら現時点でオファーは不可)、一言で表すとミスティクスが交渉権を持つということです。
以下Her hoop statsより抜粋
つまり今回の「クオリファイイング・オファー」というのは、「あなたをリザーブド・プレーヤーにしますよ」という意思表明の意味になります。※似たような名前でRestricted qualifying offerというのがありますが、それとは異なります。それは4年在籍した選手に対してのもの。
考え方的には、2022シーズンの契約が切れているので、その交渉権の延長として今回クオリファイイング・オファーをした、というのがしっくりですね。
このオファーの意味は?
チームとしては交渉において有利になります。このオファーをしない場合、「同選手は2月1日に制限なしフリーエージェントとなる」ため、例えば他チームに交渉されて取られてしまうこともあるわけです。
今回オファーがされた選手は先ほども書きましたが、経験があり器用な選手。他チームが出しているクオリファイイング・オファーを見ても、ある程度経験がある選手や活躍している選手が名前に上がっていますので、そう言った意味では、2023シーズンも契約することがある程度視野にあるよ、という意味ではないかと思います。
が、これで契約決まった!ということでは全くありません⚠️
この時点で何か保証されているわけではありませんので2023年のチーム構想の中で検討している一選手としてという見方がいいかなと思います。(もしかしたら裏で進んでいるかもしれませんが😊)
この後の動きは?
繰り返しになりますが、「同選手は1月15日以降、そのオファーを受け入れる、もしくは契約内容の交渉をおこなえる。契約自体は2月1日から交わせる」ということで、
もし契約に至る場合、2月1日以降となります。
昨年2022年1月中旬から2月の動きを見ても、どのチームもここから急激に動き始めるので、トレードや新規契約の話がどんどんと出てくることが予想されます。
また、クオリファイイング・オファーがあった後に通常の契約(保証あり)の方もいれば、トレーニングキャンプ契約(保証なし)の契約の方もいるので、まさに、この段階では何かが決まっているわけではないということでしょう。(裏で進んでいるかも・・・2回目😊)
完全に個人的な妄想で、この3名をもし契約するとしたら、サラリー的にそこまで大きくないので、誰か大物フリーエージェントを狙っているのか、とか勘繰っちゃいますね。でも3人全員契約という意味でもないので、分からないですね。
最後に
ということで引き続きWNBA、ミスティクスの契約状況については追っていきたいと思います。
最後に、ミスティクスのインスタを遡っていたら、アメリカのお菓子を食べる町田選手の懐かしいムービー出てきたけど、インスタのポストがなぜかここに貼れなくて断念。振り返るとインスタ見るとかなりの頻度で町田選手出てきていましたよね😆
それでは、参考になれば幸いです!
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