あけましておめでとうございます🎍
2022年からこのブログとTwitterを始め、最初はWNBA、町田選手、国際的な情報を発信していましたが、Wリーグも観戦を始めて、毎試合学びながら現在に至っております。
そういった意味では、自分がやるバスケとは違う形でのバスケとの関わりとなり、新しい一年でした。
オンライン上でのご縁に感謝するとともに、今後どんなコンテンツをあげていくかはまだ決まっていませんが、引き続き女子バスケのことを考えていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
WNBAシーズン中は記事をたくさん書いていたけど、オフシーズンになって完全にスローダウンしてしまい、完全にリズムがおかしくなっています。定期的に書くことを習慣にしないとこうなりますね。反省。
Twitterも疎遠になりがち😅SNS疲れではないけど、超絶無限に時間を使ってしまうので、それには気をつけたいなと思っています。
皆さんのTweet見ていると、皆さん結構現地で観戦していらっしゃるんですね。私をフォローしてくださっている方に現地観戦されるバスケ愛が熱い方が多いのだと思っています。現地の雰囲気もいいですよね。どこかの試合を見に行こうかなぁ、こそっと。
デンソー vs. 富士通 12/31の第一戦で感じたこと
デンツーは高田選手がいない時間帯がポイントと感じた。
高田選手はサイズがある、自身が中も外もスコアできることはもちろん、ポイントガード的な役割もこなしているのが存在感が大きい。フロアバランス、どこで組み立てていくのが確率が良いか、マッチアップがどうなっているか、どこを待てばシュートに繋げられるか、なども見ている。
本川選手も同じように見ているように思うが、フロア上にそれを見られる人が複数いた方がいい(当たり前ですが)。デンソーを見ているとその2人が作ったり、引き付けたりして味方に打たせるという場面もよく見る。
高田選手がいない時間帯にいいオフェンスを選択できておらず、点差が縮まる場面もあり、あの部分をどうしていくかが今後重要になってくると思う。(第2戦はまた違った感想を持ったのでそれは後述)
富士通は今後、欠場の選手が帰ってきたとしても、スリーをはじめとするシュート成功率が重要。今日も中村選手、田中選手の外があったからこその点差だと感じる。
中村選手はシュートまで行くところ、パスアウトするところのタイミングがまわりと合っていない印象があったが、出場時間があることでご自身とチームメイトの感覚が合ってきているのか、フィットしてきているように感じる。自信、落ち着きも増しているよう。第二戦の活躍を見ても、長く出場することでリズムをつかめる選手のなのかもしれない。運動量多く、あれだけハッスルし続けるのはすごい。
前回の記事では田中選手のことについても触れたが、やはり練習ではなく実戦の経験を得るというのはかなり大きいようだ。
富士通にとっては我慢の期間が続くが、この期間にチーム力が増すのは間違いないと思うし、全員揃ったチームが楽しみである。(本日藤本選手が負傷してしまったようで心配。)
第二戦
デンソーは開始から本川選手が引っ張る形。外から、ドライブから、能力が高い。
富士通はインサイドへのヘルプディフェンスがうまく効いていた。ターンする瞬間に、死角からスッとダブルチームでヘルドボールにするという場面がいくつか、それ以外にも、相変わらず機動力あり、駆け引きありのチームディフェンスがとても良い。
富士通のオフェンスは中村選手の存在が大きかった。外からのシュートが入ることでそれ自体がフェイクとなり、ドライブもできるようになる。今後さらにやりやすくなると思う。1Q 残り3分の中村選手と田中選手のドライブ→キックアウトからの中村選手のスリーは観戦歴が短い私でも鳥肌ものだった。
2Q前半はデンソーが大幅に選手を変えてきたこともあり、異なるチームスタイルになった。
デンソーはクンバ選手のミドルが効果的に決まる。役割としては赤穂さくら選手と似ているのかなという印象。記事の最初に高田選手がいない時間帯について触れたが、ああやって思いっきり打ってくれる選手がいると良い流れが保てると思う。
2Qの後半はデンソーがメンバーを戻し、ギアを上げた感じ。サイズの差があることでディフェンスが崩れてアウトサイドが気持ち良く打てる展開になっていた。
3Q、富士通のディフェンスが良い。デンソーは途中オフェンスリバウンドで繋ぐ場面もあったが、いい流れが作れなかった。チーム全体でやりたいことがはっきりしていなかったように見えた。そこには富士通のディフェンスの駆け引きで迷わせているのが第一にある。富士通はディフェンスから流れをつかみ、岡田選手のスリー2本、中村選手のスコアで一気に逆転。交代して選手を休ませながら、富士通の理想の形が出ていたのではないかと思う。
4Q、デンソーは高田選手とクンバ選手のツインタワーでスタートも、数ポゼションで交代。個人的にはツインタワーにするのであれば周りを固めるのはシューターのほうがいいかなと思った。ドライブのスペースはあまりないので、思いっきり打つメンバーにしたら面白いかもしれない。
一方の富士通の開始は岡田選手のスリーが続けて決まる。引き続きゾーンディフェンスでデンソーを苦しめ、綺麗に崩させない。だがオフェンスもなかなか決まらずスローダウンした、我慢の時間帯が続いた。
終盤のポゼションで得点が動く。江良選手のスリー、赤穂ひまわり選手のオフェンスリバウンドプットバック、町田選手のジャンパー。延長もあるかと思ったが高田選手の1on1ドライブから試合を決める得点。富士通としてはシュート前に一度ファールをしてしまって良かったかなと思う。
最後に
富士通としては選手を多く欠きながらここまで競ったのはディフェンス力と、やはりスリーの確率だったと第二戦を観た後も感じた。今まで以上に多くの選手がスリーを決める場面が見られ、ピック&ポップ、ドライブ&キックアウトがより効果的になっているようだった。
最終的な勝敗にはやはりサイズの差が出たかなと思う。オフェンスリバウンドを取られてしまったことと、最後の最後にマンツーにせざるをえず、高田選手の高さで押し込まれたのが決勝点となった。
ここはもうチームが持つ特徴なので致し方ないところ。個人的には特にテミトペ選手がどう起用されるのか(それともそんな機会あまりないのか)は気になるが、HCの起用法を見ているとあまり多くの選手を使っていくスタイルではないのかな?
選手のみなさん、チーム、リーグ関係者の方々は年末年始の試合や、その運営とお疲れ様ですとお伝えしたいです。これからしっかりと休めますように🙏
おすすめ本↓
コメント