プレシーズンは通常WNBAリーグパスでは配信されないのですが、14日の2試合が配信されました。
ということで、もし午前2時から観始めたら、終わるの午前4時ってさすがにキビシイと思ったので、14日早朝5時からの試合を観ようと思っていたんですが・・・
13日の夜に自分の🏀の予定があり、帰りが遅くなってからダラダラし始め・・・気づいたら2時近くなって・・・
そりゃあ見始めちゃいますよね🙄
ダラス vs. インディアナの前半だけ観て、寝落ち → 奇跡的にシカゴ vs. ミネソタの2Q途中で起きるという日曜の朝でした🌄
朝一でWNBAの試合というのは半年ぶりぐらいでしょうか。
やっぱり健康になる気がします笑
ダラス vs. インディアナ
プレシーズンなので戦評のようなもの、というよりは各チームの状態とか、戦術、バランス的なものをメモしていこうと思います。
ダラス
昨シーズンまでオグンボワレ選手と一緒にスタートとして出場していたマリーナ・メイブリー選手(→シカゴ)、アリーシャ・グレイ🥽選手(→アトランタ)、ケイラ・ソートソン選手(→ニューヨーク)を放出して、チームを一部というか3/4ぐらい解体して、新しいコーチと共にリビルディングとなる今シーズン。
まだ全員が揃っているわけではないし、プレシーズンなので試していることも多いことは理解しつつ・・・
第一印象は、ナターシャ・ハワード選手がもったいない。
昨シーズンのコネチカットのジョンケル・ジョーンズ選手のようになっている。
どういうことかと言いますと、コーナーでスリーを打つ役割になっている場面が多くて、一番の良さを活かせていないということです。
オールスター選手で優勝経験もあるハワード選手の一番の良さは、機動力を生かしたプレーとフットワークの良さだと思っていて、特にピックからのダイブが一番効果的だと思っています。
ちょっと前の映像ですがこの2つ目の感じ。(くしくも相手チームが現所属チーム💦)
だけど今日観た感じだとアウトサイドで待っているケースが多くて(もしかしたら私が寝過ごした時間にあったかもしれないですが)、インサイドからパスアウトで回ってきたのを打つ役が何度か。
スリーも打てる選手なのでいいとは思うのですが、もっと活かしたい。
・・・と思ったけど、ダラスには元シアトルのスー・バード氏、ニューヨークのイオネスク選手、ジョハネス選手のようなパスを見られる選手がいないかなぁ🤔
ちなみに町田選手と合いそうだと思っている選手の一人です。
ちょっと鬼なパスでも取ってくれる身体能力、中が狭ければポップアウトして外で待ってくれる感じ。エリザベス・ウィリアムス選手のパワーを少し削ってシュート力を足した感じでしょうか。
話は戻って、ダラスはそれ以外では、オグンボワレ選手はいつも通り、昨シーズン欠場の多かったサトゥ・サバリー選手が結構積極的に点を取っていたかな。サバリー選手は前より点の取り方が上手くなっている印象を持ちました。
サバリー選手はNYのイオネスク選手と同じオレゴン大学出身、同じくNYのルーキー、ニアラ・サバリー選手の姉です。個人的に身体が一番カッコいいと思っている選手のひとり笑
センターのマコワン選手は相変わらずパワフルで、相手チームのルーキー、アリーヤ・ボストン選手とやり合っていましたが、マコワン選手が入ると動きが少ないオフェンスになりがちなので、ハワード選手を一緒に出すよりも、マコワン選手がいない時にスピーディーな展開に持っていくとかメリハリのあるチームにしたら面白いのではないかと。
オフェンスは全体的に正直まだバラバラ感な印象を受けました。
ディフェンスでは途中、寝落ちする前の記憶が正しければ、トラップディフェンスのようなものを一回仕掛けていたような。あとオールスイッチっぽいのとか。
ディフェンスで大きく仕掛けるチームはそんなになかったので、そうなったら面白いなと感じました。
インディアナ
超期待の新人アリーヤ・ボストン選手がガッツリとインサイドにいてくれるおかげで、2年目のナリッサ・スミス選手がイキイキとプレーしているように見えました。
スリーが4/6、オフェンスリバウンドをもぎ取るシーンも何度か。シュートはかなり自信を持って積極的に打っていました。
ボストン選手は、中で張ることができる上にシュートは上手だし、判断も良くてアウトレットパスも上手なので、誰とでも合いそうな感じ。今日はパワフルなマコワン選手が相手だったけど、細身のセンターだったらゴリゴリやってステップワークで軽々決める感じになりそうです。
ケルシー・ミッチェル選手は相変わらず。・・・オグンボワレ選手と同じコメントなんですけど、どちらも放っておいても点を取るって感じです😅
ミッチェル選手とその2人がもっと絡めばもっと恐ろしくなるかなぁって感じか。
今後この3人を中心にチームづくりをして、数年かけて強豪になっていきそうです。
やっぱりセンターがしっかりしているチームは安定する、というのが最近NBAを見て思ったことでした。外からのシュート率が良かろうが、1ピースとして必要なのはやっぱりセンターな気がしています。
ということで今後期待な1チーム。
シカゴ vs. ミネソタ
ハーフ直前から観た記憶・・・そこから振り返っていきます。
ちなみにこの試合はカナダで初の開催となるプレシーズンゲームで、チケットは完売。配信の映像でも盛り上がっていて、いつか日本でもこうなればなぁって感じました👏
それには日本人選手2、3名がご活躍されればいいだろうか。カナダ選手は現在4名(産休含む)。今の感じだと中国に先を越されてしまうかなぁ🤔
シカゴ
昨季のメンバーがごっそり抜けて、昨季のスタートメンバーで残っているのはカリヤ・コパー選手のみ。2年前の優勝チーム全体から残っているのはこちらも産休含みわずか3選手。その中で実質プレータイムがある程度あったのはコパー選手のみ。
今日の試合は主力の選手が不出場だったのですが、それを含めたとしても、、正直第一印象としては決定力に苦しみそう、かなと。
今日の試合はルーキーのロビン・パークス選手、キアナ・トレイラー選手のスリーが後半爆発して勝利したんですが、今後はどうかなぁ🤔 その2人はシュートタッチが良くてある程度決めてきそうな感じはありますが、それだけではやはり不足感ありです。
戦術的には恐らく昨シーズンも使用していたセットも一部使っていたような。
各ポジションで主要メンバーがごっそり抜けてその分新しく選手が入ったのですが、オールスター級オフェンス力を持った選手が抜けてオフェンスは下がったように感じました。
一方で面白かったのは、ディフェンス。途中、レベッカ・ガードナー選手が入ってから一気にディフェンスの強度が上がっていたのが印象的でした。
元々PGのデイナ・エバンス選手(昨シーズンもいたけどそこまでPTなかった)もディフェンスのいい選手で、この2人で高めの位置からプレッシャーをかけていたのには、ミネソタは嫌がっていました。
昨季までミスティクスにいたエリザベス・ウィリアムス選手もいるので、ディフェンシブなチームにするのかもしれないですね。(ちなみにウィリアムス選手は数日前のプレシーズンでブロックを試みた際に大きくバランスを崩しフロアに転倒。脳震盪プロトコル入りしています。)
ミネソタ
個人的に、アメリカ代表のHCでもあるシェリル・リーブHCがどうこのチームを仕上げてくるかな、というのがとても楽しみなミネソタ。
一番良かったのは、インディアナから移籍してきたティファニー・ミッチェル選手の活躍ぶりを見られたこと。(この選手も身体がカッコいい)
もともと2番ポジションが多かったと思うんですが、今日の試合では半分ぐらい?の時間でPGをやっていました。
それが見事当たっていて、ボールコントロールもできるし、当たられたら縦にシャープに切り裂く力もあるので、結構いいのではないかと。
それ以外の時間帯でも効果的、効率的なアタックが見られ6/8でゲームハイの19点。
元々身体能力が高い選手なので、リーブHCから役割を与えられ、アタックのタイミングが決まりごとなどではっきりと示されて、やりやすくなったのかもしれないですね。
こうゆうのって嬉しいなぁ。
リーブHCが今シーズンのチームは5アウトを取り入れるって言ってたんですが、今日はそれよりもセットから始まるプレーが多く(&私が眠くて集中してなかったせいもあるかと)、そこまで明確な5アウトではなかったような。
それよりは、ディフェンスでスクリーンに対しての守り方においてバリエーションを持たせていたことは感じました。
スイッチ、ハードショーが目につきましたが、シーズンを通じてそういった変化をつけたディフェンスをやってくる可能性が高いと思います。ディフェンスの強度は意識していそうです。
一つ気になったのはリバウンドの部分。本日欠場のビッグマンもいますが、だとしてもこれまでシルビア・ファウルズ氏が支配していたリバウンドを同氏の引退後どう補っていくかが課題となりそうです。
個人的にはルーキーのダイアモンド・ミラー選手は今日7点に終わったけど、もっとやれそうなのではないかと期待しています。
それ以外でもこの試合の終盤はルーキーが多くて楽しみでありつつ・・・、18日のデッドラインまでカットされてしまう選手もいるだろうなと感じつつ・・・でした。
最後に
ほかのチームもプレシーズン見たかったなぁ。
カットされてしまう新人なんて、プレシーズンしか見れないんだもんなぁ。
それにしてもやっぱりバスケって面白い。生活リズムを早朝から始まる感じに戻していかねばです。
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