ミスティクス 6/1 インディアナ戦の戦評(なんてタイトルつけてみる)

Swish 戦評
この記事は約11分で読めます。

早朝に日本代表vsオーストラリア第3戦を見て、その後こちらを観ました。始まると相変わらず時が経つのは早く感じますが、やはり体力を削られますね😅 そのせいか日中眠くなるし、夕方も眠くなるし🥱 幸せな悩みです。

さて、2022シーズンの10試合目となったインディアナ・フィーバー戦です。

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試合前ニュース

ミスティクス

出場選手としては予定通り

  • アリーシャ・クラーク選手が欠場(健康安全プロトコル)
  • デレダン選手は出場

クラーク選手はあと1回検査で陰性が出る必要があり、それがクリアになった後も調整のため少なくとも1試合は欠場することになりそうとのこと。

  • 次戦ホームでのニューヨーク戦は今回と同じメンバー(デレダン選手出場)
  • 続いてその後に以前敗戦を喫しているシカゴと、アウェイ、ホームで連続1試合ずつ組まれています。1試合目はデレダン選手は未定、クラーク選手も難しそうです。2試合目のホームでの試合は今度こそ揃うでしょうか。

相手チーム:インディアナ

インディアナは不振により、ヘッドコーチの契約解除があり、暫定ヘッドコーチとしてカルロス・ノックス氏が就任。1試合目で勝利しスプラッシュのお祝いがあったのは先日のツイッターの通りです。

また、試合直前に#0 ケルシー・ミッチェル(以下K・ミッチェル)選手がイースタン・カンファレンスのプレーヤー・オブ・ザ・ウィークに選出されたというニュース。今日の感じを見ても乗りに乗っていますね。実況の方も、年齢的(26歳)にもキャリアのベストの時期が始まったばかり、ということを言っていて、スキルあり、シュート力あり、そして左利きと止めづらい選手でした。

本当にこういった選手が溢れているWNBA。すごいの一言(語彙🤣)

Battle of Rookies!

アトランタ・ドリーム戦では2022年ドラフト1位のライエン・ハワード選手と、同3位のシャキーラ・オースティン選手のルーキー対決が注目されていましたが、今日はドラフト2位のナリッサ・スミス選手とオースティン選手の対決が試合前に注目と取り上げられていました👀

備考

相手チームは地域名で省略して呼ぶことが多いのですが(インディアナ・フィーバーだったら「インディアナ」)、ミスティクスは固定して「ミスティクス」と呼んでいます。いまさら「ワシントン」てなんか違和感が😅

あとは試合の流れの中でのスコアの記載についてはミスティクスのスコアを先に書いています。例えば80-65だったら80がミスティクスという意味です。

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試合の流れ

スタートは(敬称略)

G ナターシャ・クラウド
G アリエル・アトキンス
F ケネディー・バーク
F エレナ・デレダン
C シャキーラ・オースティン

1Q

お互いのチームの得点源へのマッチアップは、ミスティクスのデレダン選手にはルーキーのナリッサ・スミス選手、インディアナのK・ミッチェル選手にはクラウド選手、アトキンス選手がまずはマッチアップ。

インディアナはミスティクスのシュートミスやターンオーバーからさっそく早い展開(インディアナペース)に持っていく。途中までフィールドゴール7/7で最高のスタートダッシュをされてしまう。

デレダン選手がミドルを決めて初得点をするも、相手の確率の良いシュートに焦りからのターンオーバーが続く。オフェンスの雰囲気も重い。しかしデレダン選手の奮闘から徐々に落ち着き、クラウド選手のドライブやアトキンス選手のスリーが続く。

インディアナはK・ミッチェル選手がベンチに下がった後、明らかにオフェンスのリズムがおかしくなる。ミスティクスはそれを逃さず、速攻等につなげる。

この試合では(一気にベンチメンバーに交代ではなく)選手を少しずつ代える作戦。町田選手も途中で出場。同じくベンチから出場のウィリアムス選手が連続ブロックやリバウンドなど、ディフェンスで光る活躍。さらに速攻も走りAnd1を決める。

試合開始直後はインディアナペースだったが、1Q後半は9-0ランを含むミスティクスペース。最後のプレーでK・ミッチェル選手の完全なる個人スキルから1本返されるが追い上げて1Qを終了。

22-23

2Q

スタートは(敬称略)

ルイ・マチダ
シャトリ・ウォーカー・キンブロー
アリエル・アトキンス
エレナ・デレダン
エリザベス・ウィリアムス

デレダン選手が最初に個人能力の高さを見せた得点をあげるも、ミスティクスはその後彼女がベンチに下がった後、流れが悪い時のオフェンスの形が出てしまう。ボールが片サイドで停滞していて良くない流れ。(唯一バーク選手がオフボールでよい動き)

インディアナは引き続き早い展開からK・ミッチェルの1on1からの流れを作る。彼女の1on1スキルからのドライブにミスティクスのディフェンダーが2、3人に引きつけられ他の選手があいてしまう。

残り5分過ぎにデレダン選手がベンチから戻ってきて奮闘しチームを引っ張るが、クォーター最後のプレーもK・ミッチェル選手にディフェンスが寄った後のパスまわしでスリーを決められてしまい、38-46でハーフタイムへ。

3Q

スタートのメンバーで開始。

特に1Qにターンオーバーを繰り返し不調だったクラウド選手が力強いゲームメイク。デレダン選手とのピックプレーや自身のドライブで連続スコアをあげ、49-50と一気に点差を縮め、相手はたまらずタイムアウト。タイムアウト後もクラウドの気持ちのこもったプレーがチームを引っ張る。速攻からのアトキンスのスリーでいよいよ11-0ランとする。

ミッチェル選手に対しては特にクラウド選手がフェイスガードでまずはボールを持たせないように、そして持たれたらできるだけ得意ではないことをさせる守り方を徹底。個人スキルでこじ開けて決められることもあったが、前半よりは気持ちのよいプレーをさせる回数が減る。

途中で町田選手が登場した際はミッチェル選手とマッチアップする場面も。自分より小さく速い選手につかれることがあまりないためか(もしくは攻めるタイミングが悪かっただけか)積極的に攻めるシーンが少なく、交代しながら同選手を守るというチームのディフェンスの戦略の一部を担った。

均衡状態が続いた時間帯もあったが、62−59と逆転に成功し3Q終了。

4Q

スタートは(敬称略)

ルイ・マチダ
アリエル・アトキンス
シャトリ・ウォーカーキンブロー
エレナ・デレダン
エリザベス・ウィリアムス

引き続き、ディフェンスではできる限り的を絞ってリズムを崩させる。そんな中、リバウンドから速攻、早い展開もうまれ、ミスティクスのペース。

ターンオーバーでチャンスを逃す場面もあったが、実力差を見せつけミスティクスペースを保つ。

最後の数分はクラウド選手がスローダウンさせ、コントロール。ベテランのゲーム運びでしっかりと時間を使いスコアを重ねる。相手のフルコートディフェンスに対してミスをするなど詰めの甘さが少し出たが、そのまま、87-75で試合終了。

1Q 22-23
2Q 16-23
3Q 24-13
4Q 25-16

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気になったこと

全体

スタッツ

大きく離れた部分としては、フリースローの数、ミスティクス13/16に対してインディアナ6/9。ファールの数も7対16と、意識的にファールをしないようにしていたかもしれません。

リバウンドの数も44対32と圧倒、ウィリアムス選手の15リバウンドが大きいですね。

あとは後述しますが後半のディフェンスの良さを表す数字として、前半のスコアが38-46だったのが、後半は49対29と大きく差をつけています。

オフェンス

前回の試合で流れがよくないとコーチからも指摘のあった急な1on1はなくなり、流れて攻めることができていたと感じます。(相手のディフェンスがコネチカットよりも強度が低いというのもあるかもしれませんが。)アトキンス選手もタイミングよく攻めることでシュート率もよく、シーズンハイの28点(FG 9/16、3pt 4/6)をあげました。

一方で、引き続きデレダン選手がいない時のオフェンスにはまだ課題が残ります。2Qの流れが悪かった時間帯では、ハインズアレン選手とオースティン選手が同じサイドにいることで動きが生まれていなかったので、どちらかがガードの選手となるようにバラしたほうがいいと感じました。

クラーク選手がいたらミスマッチをついてインサイドを攻めたりパターンが増えるので、全員揃ったメンバーでの強豪との試合が楽しみです。

ディフェンス

特に後半のディフェンスで勝ったといっても過言ではないでしょう。K・ミッチェル選手に対しては80%ぐらいの時間帯でクラウド選手がマーク。まずはボールに触らせる回数を減らし、ボールを持たれたら、シュートを打たせないように、そして出来るだけ(左利きのため)右側にドライブさせるようにディフェンス。それでもスキを見て得点する能力はさすがでしたが、相手の3Q、4Qの得点をそれぞれ13点、16点に抑えたのはその集中したディフェンスが理由だったと言えます。

また、ウィリアムス選手のリバウンドとブロックの存在感も光りました。フットワークが軽いビッグマン。ヘルプのブロックや速攻でのブロックなど、さすがディフェンスに定評があり、ご自身もブロックが好きとおっしゃっているだけあり、チームに勢いをもたらした背景には彼女のディフェンスがありました。

ウィリアムス選手

23分、10点、15リバウンド、6ブロック

徐々に調子を上げてきたという感じでしょうか。合流直後の数試合はイージーショットを外したり、ブロックがファールを取られてしまうなど、実力を完全に発揮できていませんでしたが、ここ数試合はチームに欠かせない存在となっています。オースティン選手がこれまでスタートしていますが、安定感次第では代わることもありそうです。もともとスタイル的にオースティン選手のほうがベンチから勢いをもたらすプレーができそうな感じはありますし、ご本人もSNSでウィリアムス選手のことを称えるなど、そうなって腐るタイプでもなさそうです。ベテランから学びたいという気すら感じます。コーチの考え次第ですが、プレーオフ前の終盤になる前に試してくる可能性はあると思います。

オフェンスでは町田選手との息のあったプレーがこれまで何度も出ています。最後までプレーをやめないというスタイルがちょうどマッチしていると感じます。最後にパスをもらうもらわないに関わらず、オフェンスリバウンドにもいつも飛び込んでいます。タイミングよく最後まで良いポジションに、という意思が見え、町田選手だけでなく今日はクラウド選手のドライブに対してバックカットがあり綺麗に決まりました。

ディフェンスは既出ですが、ブロックがとにかく上手。速攻を防いだブロックの一連の流れ。あれはセンターのフットワークではないですね。最後のブロックも相手をよく見ています。読んでいるのもあると思います。今シーズンこれまでの平均ブロック数では1試合2.0ブロックで現在4位。オースティン選手と時間をシェアすることもあり、平均数字を上げていくのは簡単ではないかもしれませんが、今後気になるスタッツの一つです。リバウンドを安定して取ってくれることもチームとしては大きいポイントです。

クラウド選手

1Qだけで3ターンオーバーをするなど、らしくないスタートでしたが、特に後半のリーダーシップはさすがでした。特に今日のプレーでは、もう1人のPGである町田選手とは違う面が強く出ていた印象です。

ハーフコートでは、町田選手が自然な流れ、ディフェンスのずれから空いている選手に打たせるように作るのに比べて、クラウド選手は、有利に攻めるため、有利なところで1on1ができるためのゲームメイク。日本、アメリカそれぞれのPGを象徴するスタイルといってもいいかもしれません。全く異なった2つのタイプで面白いです。

町田選手

13分出場、2リバウンド、4アシスト、2スティール、1ターンオーバー

オフェンス

シュートはピックプレーからのプルアップとスリー1本。特にスリーは決めたかったですが、こればかりはとにかく打ち続けてほしいですね。

これまでの試合と違うかなと思った点は、ディフェンスでリバウンドを取った際にアウトレットパスを任される場面が増えたことでした。これまでミスティクスは誰でもいいからあいている人が運ぶ策で、町田選手も最近それに慣れ前線を走る姿も増えたのですが、今回は意識的に受け取っていたし、チームメイトも渡していました。流れが作れることが評価され、何かコーチから指示があったのではないかと思われます。その流れもあり、アシストが増えていたと思います。

ディフェンス

上でも触れましたがK・ミッチェル選手、そして相手PGのデスティニー・ヘンダーソン選手に対しての良いディフェンスが目立ちました。どちらの選手もやはり自分より小さく速い選手につかれるのは慣れていない感があり苦しめていました。

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最後に

開幕から10試合消化。これでミスティクスは7勝3敗で2位。首位のラスベガスに唯一黒星をつけたチームです。

1試合あたりの平均失点が現時点で73.3点でリーグ全体で1位、平均得点は80.0点で7位でちょうど真ん中ということで、デイフェンス力の高さを示すとともに、ディフェンスのチームということを表しています。

選手のローテーションについてはティーボーコーチの悩みの種のようですが、引き続き試合後とに活躍する選手が異なるということはいいことだと思われます。本音を言えばもうちょっと町田選手を見たいですが、得点力の部分と、クラウド選手のリーダーシップの大きさがコーチからして大きいのではないかなと思います。短期的にはできないことはできないで問題ないと思うので、今はできることを正確に堅実に積み重ねていくしかないかなと!

次回は、日本時間6/4 (土)朝8:00から、初めての対戦となるニューヨーク・リバティーが相手です。土曜なのでLIVEで観られる方が多そうですね!

これまでの試合の感じを踏まえるとミスティクスの有利な試合運びを期待できますが、ガードとフォワードに得点力のある選手をそろえており、決して油断はできない相手です。その次に控えるシカゴとの再戦(しかも2連戦)に向けて勢いをつけるためにも、力の差を見せつけて勝ちたいところです。

今回もお読みいただきありがとうございました!

これまでの戦評のようなものはこちら。振り返りたいかたはご覧ください😊

https://wnba-japan.com/category/戦評

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