ミスティクス 7/18 ミネソタ戦の戦評(なんてタイトルつけてみる)

Swish 戦評
この記事は約9分で読めます。

7月初のホームでの試合となりました。やはりホームの雰囲気はいいですね。画面越しにも伝わってきます。アウェイも他チームのエンターテイメントを見られるという意味ではいいですが、やはりホームが安心します。

この日はテーマや会場の演出が日本の文化を取り入れたものになるジャパニーズヘリテージDayでした。会場の演出だけではなく、SNSも日本語やアニメ文化が取り入れられ新鮮でしたね。

Ad Link

試合前ニュース

ミスティクス

デレダン選手を含む全員が揃っての試合です。

オースティン選手が練習で足首捻挫したようですが、当日発表のスタートには名を連ねていました。

前回から記録のためにそのまま残しておきますが、7月29日から8月8日までの11日間には6試合が組まれており(シアトルとの2日連続試合を含む)、最後にまたハードなのが待っていますが、そこまでにちょっと余裕的なものを持って臨みたいですね。勝ちこぼしがあると精神的にも良くないと思いますので。

相手チーム:ミネソタ・リンクス

シルビア・ファウルズ選手にとってDCでの最後の試合となりました。

クラウド選手はTシャツで敬意を。

リーグパスで映っていましたが、試合後にファウルズ選手がロッカールームに向かう中、ミスティクスのユニフォームを着た子どもにサインを求められて、サイン。さらに選手から写真を撮る?って言ってたっぽい😭

(個人的にはヘリテージDayは別の日に組んで欲しかったな。ヘリテージの町田選手のTシャツの他に、心のメンタル啓蒙のTシャツも着用していて、テーマがごちゃごちゃし過ぎているように感じてしまいました。スポンサーやその他スケジュールの兼ね合いで仕方なかったのかなとは思いますが。)

【Amazon.co.jp限定】 ケロッグ プリングルズ M缶 4種アソートセット (サワークリーム&オニオン2本、うましお2本、おつまみ海苔 2本、チーズバーガー2本) 【セット買い】 ※時期によりセット内容に変更あり
【サワークリームオニオン】サワークリームの酸味とオニオンのうまみが濃厚な深い味わい 酸味・サワークリーム・塩味・オニオンなどの味の要素の全体的なバランスを整えたプリングルズらしいユニークな味わい。 オニオンの深い味わいとクリーミーさがアップ...

備考

試合の流れの中でのスコアの記載についてはミスティクスのスコアを先に書いています。例えば80-65だったら80がミスティクス。

Ad Link

試合の流れ

スタートは(敬称略)

G ナターシャ・クラウド
G アリエル・アトキンス
F アリーシャ・クラーク
F エレナ・デレダン
C シャキーラ・オースティン

1Q

試合の入りはアトキンス選手の連続得点。スピーディーな試合の流れが展開された。

ディフェンスはインサイドへの寄りを意識的にする中、ここ数試合好調の元ミスティクス、アリエル・パワーズ選手の1on1や、ミスティクスのターンオーバーからファウルズ選手のゴール下などにつなげられてしまう。

1Q後半はベンチメンバーを中心に、ミスティクスは特にウィリアムス選手のポストプレーで点数を稼いでいった。町田選手も残り3分半で登場。積極的にスリーを放っていく。

早い流れに持っていきながらもシュート率があがらず13-17で1Q終了。

2Q

メンバーは(敬称略)

ルイ・マチダ
エレナ・デレダン
エリザベス・ウィリアムス
アリエル・アトキンス
シャトリ・ウォーカーキンブロー

デレダン選手の連続得点、ウィリアムス選手のゴール下、アトキンス選手の1on1などで得点を重ね、オフェンスにはどこか余裕を感じさせる。ターンオーバーの応酬が見られる時間帯があったが、ミスティクスの的を絞ったディフェンスからキンブロー選手の速攻が生まれるなど、徐々にミスティクスのペースに。

ミネソタが作ってくるファウルズ選手のローポストオフェンスを数本は決められてしまうが、ダブルチームでフラストレーションを与え続ける。インサイドにはしっかりと寄り、アウトサイドの優先順位は低めに守っていたよう。ミネソタのシュート率が上がらず、作戦が功を奏しているようだった。

37-28でハーフへ。

途中デレダン選手のAnd1、ドライブ、スリーで3連続得点があり、このクォーターだけで見るとデレダン選手だけで13点と相手の2Qの得点(11点)以上得点していた。

3Q

開始は(敬称略)

ナターシャ・クラウド
アリエル・アトキンス
アリーシャ・クラーク
エレナ・デレダン
エリザベス・ウィリアムス

ミネソタは後半ゾーンディフェンスでスタート。ミスティクスは3分弱経過時にアトキンス選手がようやくドライブから得点も、どちらのチームも確率の悪い時間帯が続く。同選手がコーナーからのスリーを決めてようやく流れが出来始め、デレダン選手、キンブロー選手がそれに続く。ディフェンスでは相手をシャットアウトし12-0ラン。このクォーター残り3分まで2点しかスコア許さないディフェンスを続けた。

メンバー交代があるとディフェンスの強度が下がり点差を縮められるも、53-42とリードして最終クォーターへ。

4Q

メンバーは(敬称略)

ルイ・マチダ
エレナ・デレダン
シャトリ・ウォーカーキンブロー
マイーシャ・ハインズアレン
アリエル・アトキンス

スモールラインナップでスタート。キンブロー選手の速攻やスリーの連続得点が生まれる。一方のミネソタもスリーポイントが続き、射程距離圏内のスコアをキープされ、なんとなく嫌な点差が続いた。

しかしミスティクスはデレダン選手がベンチの時間帯もディフェンスでしめ、オフェンスではアタックし、相手のゾーンを交えたディフェンスに対応しバランス良くスコアを重ねて行く。

残り1:30でミスティクスはスタートを全員下げ、57-70で試合終了。

1Q 13-17
2Q 24-11
3Q 16-14
4Q 17-15

スペース・プレイヤーズ(吹替版)
バスケ界のスーパースター、レブロン・ジェームズと息子のドム。ある日、映画会社のAIスーパーサーバー“ワーナー3000”に吸い込まれてしまった2人。そこはキングコング、バットマンやジョーカー、『マッドマックス』や『マトリックス』に登場するキャ...
Ad Link

気になったこと

スタッツから

  • どちらもFG率、特にスリーポイント率が低いのがロースコアゲームになった理由の一つのようです。
  • ミスティクスのスティール、ブロック(ミネソタのターンオーバー)が多いのがミスティクスのディフェンスの良さを表しています。一方ミスティクスのターンオーバーが低く、一方でアシストは多く、丁寧なオフェンスをしていたと言えると思います。
  • 各選手の得点の仕方は前回のフェニックス戦と同じで、スタート選手の2人が二桁、ベンチからもバランス良く貢献という感じ。前回と違うのは相手の得点の部分で、今回は的を絞ってディフェンスできていたようです(フェニックスと比べ絞りやすいというのもある)。欲を言えばもう少し点数を伸ばしたいところ。ディフェンスのチームではありますが、もうちょっと点数を取るのが理想ではないかと。

ディフェンス

特にファウルズ選手には積極的にダブルチームをする約束事だったようで、うまく守れていたと思います。試合を通して失点50点台、すべてのクォーターで10点台というのはさすがリーグ1位のディフェンスといったところ。

スタートの選手達のディフェンスで3クォーターの残り約3分まで失点を2点に抑え、交代したとたんにディフェンスの強度の変化をとても感じたのが個人的には印象に残りました。試合の流れや相手の出場選手も関係しているので一概にそれがすべてとは言えないですが、そこまで一気に変わったのが面白いと感じました。

オフェンス

本日もデレダン選手を中心としたオフェンスで、全体的にどこか余裕を持っての組み立てだったように見られます。フェニックスと違い予測不能なことやずる賢いことをあまりしてこないからというのもあるでしょうか。(別にフェニックスを悪く言っているわけではなく、そういったチームということ。)

点差は一時19点までいってから10点差ぐらいまで詰められたけど、まあ勝てるだろうという内容、雰囲気でしたね。

所々敷かれたゾーンにはうまく対応していました。フェニックスのような素早く動くゾーンがまだ苦手意識があるということなのかなと思います。

選手起用

スモールラインナップが今日も見られました。得点を伸ばすのはスモール、という意識なのですかね。センターのどちらかが入ればディフェンスアップ、という感じかな。

次回の相手、ニューヨークも機動力のあるチームなのでスモールラインナップが見られるのではないかと思います。

町田選手

12分出場 、1リバウンド、2アシスト、1スティール、1ターンオーバー、1ファール

投試数は3あり、下がっている相手を見てスリーを積極的に打っていたのが印象的でした。決めたかったですね。

ディフェンスでは特に相手のPGジェファーソン選手に対して良いディンフェンスを見せていました。

パスやルーズボール、ディフェンスで求められているものはもうすべて(最初から)評価されています。あとは「積極性」と言われていますが少し言い換えれば少しでも得点につながれば更によいと思います。PTをもらった試合ではドライブを見ることが増えている気がします。今日ベースラインをドリブルを止めず抜けていったプレーがありました。ディフェンスとしては目線が切れるのでプレーです。ああいったアシスト狙いつつなプレーをしていって欲しいです。

出場時間についてはやはり相手次第の判断のようですね。次回のニューヨークはサイズのないデンジャーフィールド選手がいますが、得点力のあるガード陣が揃っているので、どう判断されるかというとことろでしょうか。

Bitly
Bitly

最後に

レギュラーシーズンはあと約1ヶ月で、残るはこの試合を含まず8試合となりました。16勝11敗で引き続き5位。このまま5位で終わるか、上位チームの負けが込めば4位もあるかも、3位は厳しいかな。(それにしてもシカゴはここ10試合で9勝1敗だそうです。強い。)でも健康安全プロトコルなどを考えたらプレイオフを含む最後まで影響するのでもう何があるかわからないですね。

次回は日本時間7/22 (金) 夜中0:30から、ホームでニューヨーク・リバティー戦です。前回は65-77で負けています。この時も得点が少ないですね。こんな内容でした。

今回は相手のピックをどうやって守るかに注目したいと思います。

ヘリテージDayについては別途記録として残したいのでまた違う記事に書きます。

本日もお読みいただきありがとうございました!

これまでの戦評のようなものはこちら。振り返りたいかたはご覧ください😊

https://wnba-japan.com/category/戦評

コメント

タイトルとURLをコピーしました