チーム背景、状況
シカゴは2シーズン前の優勝チーム。そのチームから補強に成功した昨シーズンは優勝候補に挙げられながらも、プレーオフセミファイナルでコネチカットに敗退。オフシーズンにチームは解体し、昨シーズンのスタートで残っているのはカリヤ・コパー選手のみ。
一方で、(個人的にはコンセプトが分からないながらも)能力のある選手の獲得もしており、それぞれのポジションに実力のある選手を揃えているチームです。
フェニックスはロシアに拘束されていたグライナー選手が復帰。その支配力は健在で、どのチームもローポストにはダブルチームが必要になりそうなほど。
しかし同時に昨シーズンスコアラーとしてチームを引っ張ったスカイラー・ディギンススミス選手が産休(+おそらく事情ありかと予想)で欠場の状態。そこまで大きな選手の獲得もしてはいません。
同選手のホーム凱旋となった試合。スタンディングオベーションやら温かい歓声やらで、グライナー選手や他の関係者の方も感情的になっていました🥹
試合メモ:シカゴ云々というよりは
フェニックスのディフェンスのよくなさが目立つ試合。
ほぼオールスイッチで対応しているんですが(おそらくタウラシ選手が主導で決めているような気がする🤔)、雑だし、普通にインサイドでミスマッチが起きちゃうよねっていうスイッチの仕方だし、それをカバーするシステムも特にない感じです。
なので、シカゴのオフェンスが24秒ギリギリになるケースがありますが、我慢して待ったり、パスを回し続けたりすると最後にはミスマッチがあって、エリザベス・ウィリアムス選手のゴール下、コートニー・ウィリアムス選手の1on1が決まるケースがよくあったのではないかと思います。
フェニックスはレギュラーシーズンは勝つ試合は勝って、負ける試合は負けて、ひとまずプレーオフに進出する。そっから勝ち上がっていくようなスタイル?があるので(グライナー選手と勝負強いタウラシ選手がいるからこそできること)、現在の状況はある意味フェニックスらしいのかもしれないです。
オフェンスも武器がグライナー選手のみ。もう一人堅実にアタックしてスコアしてくれる選手が欲しいところ。今回の試合を見た感じだと、サットン選手ががんばって覚醒してくれるのが良さそう。
とはいえ、先日書いた「心配なチーム」の記事にも入れるか迷ったチームではあり、チーム状況は結構悪い感じ。誰か選手を獲得する動きがある可能性もなくはないかと。
シカゴは正直、メモるにあたって掴みどころがあまりない感じ。メイブリー選手が入るとボールを自分の手で持って攻めたい選手(パスをもらってではなく、自身でドリブル開始の攻めという意味)が増えてしまい、その難しさはありそうと思う。コパー選手、コートニー・ウィリアムス選手とどうボールをシェアするのか。開幕もそんな感じだったのかな。その中で言えばコパー選手が見られる役割になったほうが収まりが良い気はする。対強豪になったときにだれ中心のオフェンスになるか。前の記事から繰り返しになるが、PGのポジションが課題となると思う。
ディフェンスではディフェンススキルの高い選手が揃っているので、ファールトラブルとかにならない限りディフェンスで大崩れというのはなさそう。それにアウトサイドからが中心となるであろうオフェンスがついてくるかという感じかな。
最後に
今日はこれからワシントン vs. コネチカットの試合を観たいと思います。
数日前にも同カードがコネチカットのホームで行われ、試合の大部分の時間帯でワシントンがリードしながらも、終盤にターンオーバーや決定力不足でコネチカットが逆転、突き放して勝利。
ワシントンのホームコートとなる今日はどうなるでしょうか?!
コメント