3:50のアラーム。起きれた🙌
スケジュールを見直したところ「夜中〜早朝コース」は今後・・・
- 6/20 4:00 vs コネチカット・サン
- 7/4 2:00 vs コネチカット・サン
- 7/18 4:00 vs ミネソタ・リンクス
- 7/31 1:00 vs シアトル・ストーム
- 8/1 4:00 vs シアトル・ストーム
- 8/8 4:00 vs ロサンゼルス・スパークス
- 8/15 4:00 vs インディアナ・フィーバー
結構ある😂 しかも7/31以外は月曜😅(現地の日曜夕方)
選手にとってはどっちがやりやすいとかあるんですかね?早めに終わった方がやっぱりいいのかな。
それにしても7/31、8/1はホームだけど連日連戦、その後のその週は+2試合あって相手はシアトル、ラスベガス、シカゴと強豪ばかり!タフなスケジュール😖こうなってくると本当にチーム総力戦ですね!
さて、本日の試合の相手シカゴ・スカイ、さすがチャンピオンといった試合運びでした。
試合前ニュース
ミスティクスの出場選手としては予定通り
- アリーシャ・クラーク選手が欠場(復帰後間もないため調整のお休み)
- エレナ・デレダン選手が出場
相手チームでは、昨シーズンファイナルMVPでオフシーズン中はユーロリーグ、スペインリーグどちらもMVPを受賞したカリヤ・コパー選手がこの試合から出場。
試合の流れ
1Q
スタートは(敬称略)
G ナターシャ・クラウド
G アリエル・アトキンス
F ケネディー・バーク
F エレナ・デレダン
C シャキーラ・オースティン
前回のスタートメンバーから、クラーク→バーク、マイーシャ→デレダン、という形。
起用法を見ているとティーボーコーチのバーク選手に対する期待と信頼が高いよう。(合流後1、2週間ながらバーク選手のバスケIQとスキルが評価されているということか)
ミスティクスのマッチアップはまずは(敬称略)
- 相手のアシスト王PGバンダースルートにバーク
- MVPのコパーにアトキンス
- 器用フォワードのキャンデース・パーカーにオースティン
- シューターのクイグリーにクラウド
- センターで元ミスティクスのミースマンにデレダン
(ちなみにコパー、パーカー、ミースマンは過去WNBA Final MVP受賞者)
パスの供給源、オフェンスの組み立て役であるバンダースルート選手にバーク選手をつけることでリズムを狂わせたいという戦略のよう。
※ただ、ハーフコートディフェンスではほぼオールスイッチをとっていた。(スクリーンをかけられたら全部スイッチで対応する作戦)
ミスティクスはアトキンス選手やデレダン選手の高確率な得点で幸先良いスタート。さらにオースティン選手が前回の試合に続き絶好調(というかこれがデフォか☺️)で、ピックからのずれやパスアウトを受けてのミドル、ミスマッチをついたインサイドプレーが100%で決まる。
シカゴはディフェンスがセットしていない早い展開でのオフェンスや、チャンピオンチームならではの息のあったプレーで得点を重ねる。そして交代で入ったガード2名(エバンス選手、ガードナー選手)でディフェンスのプレッシャーが上がる。この2人は試合を通してオールコートでプレッシャーをかけつづけた。
町田選手も登場し流れをコントロールし組み立てる。
チームとしては前回もうまくいった町田選手→ウィリアムス選手のピック&ロールプレーがきれいにきまるが、その後はディフェンスのプレッシャーに苦しみターンオーバーや、シュート率があがらずスコアが伸びず、シカゴの14-2ランで1Q終了。
22-18
2Q
スタートは(敬称略)
アトキンス
クラウド
ハインズアレン
ウィリアムス
キンブロー
アトキンス選手のスリーからスタートしたこのクォーター。前半はデレダン選手のドライブ、スリーやゴール下の合わせなど、同選手中心にスコアを重ねる。また、オースティン選手がミドルを決めた後にワンマン速攻でそれまでに12点(確率100%)をあげ、オフェンスを引っ張る。
シカゴはパーカー選手の組み立てを中心にミスマッチなどを見てシンプルなオフェンス。シカゴは同選手をはじめ、誰もが器用で組み立てることができ、更にお互いのことをわかっているため、パス回しに余裕がある。
後半はクラウド選手のドライブやパスアウトからのスリーなど、クラウドが起点となり組み立てる
2Q終了で42-38
3Q
スタートのメンバーで開始。
シカゴは引き続きシンプルなオフェンス。ミスティクスは悪くはないが、疲労もあるのかシュートが決まらない。
3Q開始から8-0ランでミスティクスタイムアウト
42-46 7:39
デレダン選手のスリー2連続(これまで確率4-4)で決め一気に逆転するも、パーカー選手もスリーで応戦。
再度、シカゴベンチのガード2人が出てきてディフェンス力があがり、ミスティクスのタフショットが続く中、アトキンス選手がスリー成功、ゴール下へのアシストと引っ張る。しかし、ディフェンスで4つ目のファールをしてしまいベンチへ。
キンブロー選手がスティールを果敢に狙う中、シカゴはオフェンスリバウンドからのゴール下や、ドライブインからのステップでしぶといスコア、ディフェンスのミスついてゴール下など、着実に点数を重ねていく。続いてパーカー選手のツーポイントの後にヘルプがよったところでコーナーからスリーをきめられ、またしても8-0ランで55-61の14点差となってしまう。
4Q
スタートは(敬称略)
デレダン
クラウド
バーク
ハインズアレン
キンブロー
1分経過したあたりでクラウド選手に代えて町田選手登場。
シカゴの良いディフェンスにはばまれ、オフェンスで何もうまれない危ない場面からバーク選手がドライブで切り開く。その後、町田選手、デレダン選手のピックからのデレダン選手のドライブプルアップが決まる。
デレダン選手が決めればパーカー選手の1on1と、このクォーターもベテラン人気者、リーグの顔同士、エースの戦い。
シカゴはここでスタートのガード2人をもどす。それによってオフェンスにも余裕が出る。ミスティクスのディフェンスのスイッチミスやスリップ(スクリーンからゴールにダイブ)でゴール下の簡単なシュートで点を続けて取られ、点差が縮まらない。
アトキンス選手、バーク選手のドライブやスリー、オフェンスリバウンドからのゴール下などでくらいつくも、残り1分のでアトキンス選手のスリー、オフェンスリバウンド後のドライブプルアップが決まらず。集中力がきれ(アトキンス選手は体力も)直後のディフェンスでゴール下を簡単にきめられる。
ここでタイムアウトを取ったが勝負は決していた雰囲気だった。
最後に町田選手登場。マークマンのバンダースルート選手にアラウンドプレーからゴール下にカットされ決められたことで、パーカー選手のアシストとなり、トリプルダブルを達成されてしまった。(16点13リバウンド10アシスト、WNBAで複数回達成した3人目の選手。うち1人は最後のシュートを決めたバンダースルート選手。)
インタビューによると、トリプルダブル達成のため、あのプレーをやると決めていたそう。悔しい🤧
73-82
1Q 18-22
2Q 24-16
3Q 13-23
4Q 18-21
気になったこと
全体
スタッツから
今回はとにかくベンチの差が明確だったと感じます。
スタッツを見ても、11-29と倍以上の差が出ています。+/-で言ってもシカゴはスタートよりむしろベンチメンバーのほうが良く、対するミスティクスはベンチからインパクトを残せたのはウィリアムス選手(9点)ぐらいでしょうか。層の厚さはこれまでミスティクスの強さだったのですが、今回は残念ながら見ることができませんでした。
シカゴの役割や意図がはっきりとした起用(例えばベンチのガードの2人はとにかくディフェンスを徹底的に)は起用された選手としてもやりやすいでしょうし、他のメンバーも合わせやすくいいなぁと思いました。ミスティクスのベンチ陣は思い切りがなかったし、どこで攻めよう、何かをやろうというのもあまり感じませんでした(それを阻んでいるのはシカゴの良いディフェンス)
これまで平均チームで81.7得点取っているので、今日10点弱足りなかったのはベンチメンバーの貢献と思われます。
ディフェンス
この試合でミスティクスはオールスイッチの作戦。シカゴは全員がどこからでも点を取れるからそうしたのだとは思うのですが、それによってキャンデース・パーカー選手のポストアップ、そこからのパスアウトなどが生まれてしまったのに加え、スイッチミスが何度もあり、それが直接失点に繋がる場面が多くありました。
オールスイッチにしなかったらしなかったで別の問題出てきてたとは思うので、何がいいとはわからないですが、もしスイッチにするのであればもっと徹底してやり込む必要がありそうです(とはいっても試合がとにかく続くので練習時間は限られているので難しい)。
今回はシューターのクイグリー選手、コパー選手は抑えたかなという感じ(といっても2人とも二桁得点だった)だけど、こうバランスよく攻められるとどう止めればいいか。やっぱりみっちり練習😅
オフェンス
特にシカゴがベンチのガード2人を出してディフェンス力を上げた時間帯にはオフェンスに苦しんでいました。オールコートでピックアップされ、ハーフコートのオフェンスの流れがあまりよくなかったようです。さらにヘルプにも腕が長いフォワードがいるからカバー範囲が広く、苦しみました。
途中バーク選手が見せたのですが、流れが悪い時、悪くなりそうな時にもっと積極的にドライブしたほうがいいのではないかと。特に今日のベンチメンバー大人しいなという印象でインパクトがなかったですね。他にはベンチからのメンバーは意図的に、例えばもっと町田選手とウィリアムス選手のピックプレーをやってもよかったのではないかなと思います。(そういうところでコミュニケーションが取れているのかな?町田選手が主張していいと思うんですが、難しいですかね。)
今回はバーク選手、オースティン選手がスタートだったので、そういったベンチから出てアタックする選手の働きが必要と感じた試合でした。(言うは易く行うは難し…ですよね🙇🏻♀️)
相手チーム、シカゴ・スカイ
これまた器用な選手が多いチーム。特にキャンデース・パーカー選手がPGすらできてしまうので、本来のガードにプレッシャーをかけても彼女がクリエイトできてしまうので、止めづらそうです。クラーク選手が復活してマッチアップしたとしても高さのミスマッチになったでしょうし、オースティン選手の高さと機動力で守るのがいいんでしょうか。
また、オフェンシブなガードとディフェンシブなガードをセットで交代、それぞれがその時間で貢献する、という効率的というか、対戦相手からすると対応しづらい嫌なチームでもありますね。
シカゴとの次戦は2週間後の6/6にあるので、ティーボーコーチがどう変えてくるか(とくにディフェンス)というのも楽しみです。(シカゴにはこれから合流するPGやCもいる。)
町田選手
12分、2アシスト、1スティール、2ターンオーバー
今日は今後に響くようなよくない印象を残してしまったかなと思います。(決して批判している訳ではなく、第三者的な目でのコメントですのでお許しを🙏 嫌な気分になったら申し訳ない。)
2Q、デレダン選手とのピックプレーからスイッチがおきて、左サイドのコーナーとローポストの間ぐらいで面を張ったデレダン選手に出したふわっとしたパスがターンオーバーに。確実にデレダン選手が大きかったですし、パーカー選手からの手の長いプレッシャーも関係していたと思うのですが、あれはいわば「Lazy pass」と言われるやつで、印象が悪いです。
4Q、途中でマッチアップの相手(ガードナー選手)にオフェンスリバウンドを取られ、その後のポゼションで相手の手に当たりターンオーバー。
もちろんナイスアシストもしていますし、ミスやターンオーバーだけに注目しているわけではないのですが、緊迫した状態でターンオーバーが出たり、オフェンスリバウンドを取られてしまうと、コーチとしては起用が難しいのが本音。諸刃の剣のようになってしまうからです。信頼の面でですね。今後が心配となるプレーで気になりました。
あと勝手なアイディアですが、オールコートやハーフでディフェンスにガッチリ当たられているとき、一度もっと一気にスピードで抜いてしまっていいと思うんですよね。コントロールを期待されているのかもしれないのですが、あれだとプレッシャーをかけられ放題な気がしていて。
そのオールコートからの流れでもいいと思うのですが、ドライブももう少し積極的にできる場面があるように見受けられます。最初の年なので、たぶんドライブに行きすぎると何が起こるかわからない、囲まれてパスアウトできなくなるというのが気になっているとは思うのですが、例えばドライブしてゴールしたまで行くけどシュートまでいかずにドリブル続けてとか、よく見るやつ。パスアウトが結構早めな気がします。(プレッシャーが強いのは理解しつつ期待を込めて🙏)
最後に
次回はあさって水曜25日8時〜再びアトランタ・ドリーム戦です。
前回の内容から相手は対策してくるでしょうし、簡単な試合にはならないことが予想されますが、連敗は絶対に避けたい!
その後は日曜にアウェイでこちらも強豪コネチカット・サンなので、勝ってその試合を迎えたいところです🔥 (強豪じゃないところ!どこかないですか!)
本日もお読みいただきありがとうございました!
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