どうすれば簡単な言い方になるかと苦戦してこうなった苦しいタイトル^^;
先日、ミスティクスのエレナ・デレダン選手が「体力づくり、スポーツ、栄養に関する大統領諮問委員会(President’s Council on Fitness, Sports, and Nutrition、以下 PCFSN)」の副委員長に任命、というニュースが流れました。
なんかすごそう!だけどよくわからない!
役職もその組織自体も身近じゃなさすぎて、全く興味ない方がほとんどだと思うのですが、調べてみました。
どんな組織で一体何なのか、デレダン選手のこれまでの人生に関わっている任命の背景をご紹介していきます。
(組織については飛ばして頂いていいですが笑、デレダン選手の人生については読んでいる方に知ってほしいです。)
途中まで書いて、デレダン選手について書いた記事と2つに分けることにしました。この第一回目はこの組織について、
第二回は任命の背景、デレダン選手の人生について書いていきます。
PCFSN:体力づくり、スポーツ、栄養に関する大統領諮問委員会
シモンイインカイ?
シモンイインカイというところから既によく分かりません!
「新型コロナに対する諮問委員会」とか「経済諮問委員会」とか聞きますが、もう名前から難しくて読む気なくすやつですよね。
わかりやすく言うと、「諮問(シモン)」というのが、有識者に意見を求めること。
「諮問委員会(シモンイインカイ)」は有識者を集めた組織です。
なので、PCFSNは、スポーツや栄養について知識のある人が集められた組織と言っていいでしょう。
組織の体制
・・・というサブタイトルをつけると嫌になりそうですが、
PCFSNは、アメリカ合衆国保健福祉省の保健副長官室内(OASH)に設置されています。(というさらに分かりにくい言い方で追い討ち。)
分かりやすい図を拝借しました。
保健福祉省の組織図の左の中央にOASHがありますね。
さらに、そのOASHの中はこんな体制です。
右下にPCFSNがあります。
PCFSNの目標は「背景や能力に関わらずすべての米国民の健康的な食事と運動を促進」すること。
委員長、副委員長2人(←デレダン選手が任命されたやつ)、委員21人の合計24名で構成。委員会メンバーは、著名アスリートや関係各界の民間人らにより構成され、年1回開催される委員会に出席するそうです。
ちなみに委員会メンバーは無給だそうです。
バイデン大統領は、2021年に保健担当次官補(OASHのトップ)としてレイチェル・レビーン博士を指名しています。
レビーン博士は初のトランスジェンダーの政府高官。(2022年にUSトゥデイに「今年の女性」の一人として選ばれています。)
バイデン氏はマイノリティを大切にする人事、政策をする方なので、デレダン選手の任命を含めそれが表れていますね。
歴史
PCFSNは1956年7月にアイゼンハワー大統領によって「青年の体力に関する大統領諮問委員会」として設置されたのが始まり。
その後、その時の大統領の方針によって当委員会に持たせる機能の追加や変更が実施されています。
第二回に続く
ここまで書いて、任命の背景とデレダン選手の人生について、これと一つの記事にするのは何かもったいない?と思い始めました。
非常に思い入れが強くなりそうなデレダン選手のポストをまた別の記事にしたいと思います。
だいぶ短くなりましたが少しでも何なのか理解できる助けになれば幸いです。
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