今回はGame1、2を両方ともまとめてみました。
(最後にChatGPTにも戦評を聞いてみたのでお楽しみに!)
私ごとですが、数時間前に富士通と紡織の見逃しを観てからだったため、超アップテンポと驚きのようなものすら感じました。富士通の相手がオフェンス力が高いトヨタとディフェンス力の紡織ということで両極端だったからそれもそうか。
Game 1
前半
序盤はどちらかというと富士通ペース。トヨタは紡織と違ってヘルプディフェンスの寄りも少なめなのでドライブのスペースがある。
開始5分ぐらいで富士通が早めに2-3ゾーンを敷くと、トヨタもゾーン。
攻撃力が高いトヨタは、少しのディフェンスのずれでスコアを重ねていく。なんだか、トヨタというチームはチームとして飛び道具を持ち合わせているような印象を受けた。
富士通は2Q序盤にトラップやヘルプで良いディフェンスを見せ、そこから流れを作りかけるが、ゴール付近のイージーシュートを決め切ることができない場面が何度も。オフェンスの良い形も作れているがスリーの確率もなかなか上がらない。そうなるとトヨタとしてはディフェンスで駆け引きができる状況になる。
トヨタは対ゾーンを攻略してから落ち着き、余裕が生まれ、富士通がその後マンツーにした後もトヨタはスペーシングを広く保ち、ディフェンスがヘルプに行きづらいよう、的を絞れないようにしたオフェンスを繰り広げる。
富士通のオフェンスの決定力が響き、2Qは4点しかとれず、20−41でハーフを迎える。
後半
内尾選手がアタックし2連続成功。どちらも決して簡単なシュートではなかったがねじ込んだ。そこから富士通のチームディフェンスも良くなり、徐々にリズムができそうな雰囲気になる。
町田選手のプルアップを挟み、田中選手が連続得点し、点差を縮めていく。他の選手からも落ち着いたプレーが出てくる。
対するトヨタもセンターの高さのあるプレーや川井選手のドライブでやり返す。富士通がスリーを決めればトヨタも決め返す、また富士通が決めるという展開となり、46-59で3Q終了。
4Qも富士通の連続ディフェンス成功→速攻とつながるプレーが立て続けに成功し、一気に得点が縮まる。トヨタのオフェンスも焦りが出たのかミスが増え、4Q序盤はすぐに対応できなかった。 富士通のディフェンスは1-2-2のオールコートからマッチアップゾーン(?か1-2-2?)。
トヨタはボールがうまくまわらない時間が続いたが、山本選手が値千金のドライブで2本、平下選手もオフェンスリバウンドからゴール下をねじ込み、チームの雰囲気を取り戻す。
富士通はハーフコートオフェンスにおいていい形を作れているが、ここを決めたら更にのれる、というシュートが試合を通じて入らない。
トヨタが富士通のディフェンスに対応し落ち着いたところで再び少し点差が開き、61-70で終了となった。
個人的 Game 1レビュー
大切な局面でのテミトペ選手のいい時と良くない時が個人的にはとても気になります。細かく言うとオフェンスの判断とディフェンスのポジショニング。入ったばかりでそんなに求めるのも酷なのですが、出場タイミングは要調整と感じてしまいます。ただ、チームの状況的に下が少ないので対応が難しそうなのも承知しております。またいなければ高さがなくなりますし、今後の鍵を握る選手であるのは間違いないですね。
富士通としてはアウトサイドが良くないときにハーフコートではテミトペ選手のインサイドで確率良く点をとっていきたいというのが本音と感じます。それがうまくできていない感じかなと。アウトサイドが入ればオフェンス側が駆け引きができるので解決するのですが、そうでない時がまだ課題のようですね。
ディフェンスに関しては、2-3ゾーンは変化をつけて相手のリズムを狂わす目的だったら随所に入れてもいいが、長く使うのは良くないかなと個人的には思う。対トヨタに長く使っていて効果的だとは感じなかった。
約20点差を追いかけて、4Qは奇襲風な感じで追いついたけど最後に対応されて試合終了となる内容。(当たり前ですが)ここまで点差をつけられると追いつく気持ちやチーム的な体力もかなり使うし、最後までその勢いを保って勝ち切るのはなかなか難しいと思うので、離されるのはやはり良くない。
Game 2
前半
富士通の外のシュートが序盤から決まっていったことは試合を通じて大きな意味をもちそう。
トヨタはスペースを広く保ったオフェンス。どこで攻める時は外はどこで待つというある程度の決まりがありそう。ゴール付近に行き切る前に空いているところをどの選手も見ている。
繰り返しになるが、テミトペ選手はオフェンスではボールを持った時の判断をこれから良くしていきたいところ。それ以外のディフェンスやリバウンドで貢献したいところとは思うが、高さと機動力があり、判断も良いトヨタ相手には相性が悪いかもしれない。
富士通は2-3ゾーンとマッチアップゾーンのようなものを時折混ぜたチェンジングディフェンスを繰り返す。これによってトヨタのディフェンスがスローダウンする。そのためか合計のシュート数も前日に比べて少なくなっていた。
前半はGame 1とは異なり、富士通のスリーが決まっていったことが大きく、どちらに流れが傾くことなく僅差のスコアで時間が流れた
後半
前半のスタートと同じように外から決めていく富士通。そこから流れを作りやすい状況に持ち込む。
トヨタは梅澤選手のサイズアドバンテージを狙っていくが、3Qに同選手がファールトラブルでベンチへ。
町田選手と中村選手のツーメンゲームが繰り返し効果的に決まり、一度点差が大きく離れそうになったが、その後梅澤選手の代わりに出場のソハナ選手が高さで連続で決め返し、再び僅差のゲームに。
山本選手が3Qに連続スリー、4Qにもディープスリーを沈め、トヨタが後半終盤にかけて勝負強さを見せていく。
富士通町田選手がスリーを決めれば山本選手が決め返し、さらにトヨタはソハナ選手、宮下選手がカウントプレー、3Q終盤と4Qはトヨタのさらなる集中力を感じた。
4Qは7-15と富士通のオフェンスが伸びなかったことが表れるスコアとなった。
個人的 Game 2レビュー
富士通からするとトヨタの終盤の強さに加えて、ソハナ選手の存在がXファクターとなっていたかなという気がします。
また、途中までどっちに転んでもおかしくない状況になってから、トヨタのスイッチが入ったと言うか、集中のつまみが徐々に上がっていったような印象。
富士通の選手もみんな気持ちがこもったプレーをしていたのですが及ばずでした。
最後に解説の有明氏も言っていたけど、山本選手を空けてはだめですね。1本だったらまだしも連続はNG。だったらどこを捨てればいいんだと言う感じだけど、スリーは特に乗らせてしまう(さらに山本選手だとさらに乗っちゃう印象)ので、守らねばだと思います。
でも、結局なんでゾーンにしたり、スリーが打てる状況になってしまったりするかと言うと、やはりインサイドがミスマッチになっていて寄らざるを得ないというのが一つの大きな原因ではありますよね。
けれど、これらはたらればの結果論でここでは何とでも言えると思いますので、次回当たる時(あれば)富士通がどのような戦略を取るか楽しみにしたいと思います。
最後に
トヨタの安定感を感じた試合でした。中もあり、外もあり、リバウンドも良く、さらにガード2人でコントロールできる、こういったことから大崩れしないチームだなと。主力選手が多く抜けながらもさすがはチャンピオン、現在もリーグ1位というのは伊達ではないということですね。
リーグ内で当たるチームによって相性がありそうだな、というのがシーズン序盤何試合か見た後の予想だったんですが、なんだかんだで順位がそのまま強さを表しているようでもあります。(もちろんまだ変動がある可能性があるのは知っております!)
来週はトヨタ、デンソーの1、2位対決を観たいと思います。
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また懲りずにChatGPTに今回11日Game 1の戦評を聞いてみました。
2023年3月11日に行われたWリーグの富士通対トヨタ自動車の試合は、激戦となりました。両チームともに攻守にわたって熱戦を繰り広げ、試合終盤まで勝敗が分からない展開となりました。
結果は富士通がトヨタ自動車を78-74で破り、見事勝利を手にしました。MVPには富士通のエース、山田選手が選ばれました。山田選手は試合中に31得点を挙げ、チームの勝利に大きく貢献しました。
両チームともに素晴らしいプレイを見せ、ファンを魅了しました。今後のシーズンにも期待が高まります。
ChatGPT
途中まで合っているのに、2段落目が残念すぎる🫣🤣
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