Wリーグ 11/6 富士通 vs. 山梨QB メモ

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立ち上がりから富士通のほうが余裕があり、点差が開いていき、このまま行くかと思っていたところ、戻ってくると何があった!?ということで2Q途中から観なおしたメモです。

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2Q以降の試合の流れなど

2Qからたしかに安易なパス(ミスマッチの所を狙う高いパスなど)のケアレスミスがあった。言い方は悪いが集中しきっていないような。そういった気持ちの緩みは点差がつき始めてから少なからずあったと思う。

前半終了で41-25。

(中略)

後半3:30経過、48-32の時点でテーブスHCがタイムアウト。

富士通も得点を取っているので後半はこの時点で7-7で点差は変わりないが、富士通のディフェンスの強度がそこまで高くなく、簡単に打たれすぎているという気がする。

このタイム明け。QBのディフェンスが激しくなった印象。

QBとしては、ゲームを通じてオールでプレッシャーをかけて、トラップディフェンスも挟んで、ハーフコートオフェンスに使わせる時間を短くしたことが大成功。サイズが小さい日本代表が取り入れているように、トラップディフェンスは実際にスティールする以外にも、相手にハーフコートでサイズのミスマッチをつくためにセットする時間を少なくさせるためにも行う。

実際に富士通は結構な頻度でハーフコートまで持ってきてからのオフェンスの形がおかしかったし、そこから何をするのかというのもハッキリしていなかったので、それぞれの選手に迷いのようなものができてしまったかも。ハーフコートでは同じく結構な頻度で16秒ギリギリから始まっていた(フルコートプレッシャーに対してしっかり繋ぐためなので仕方ない)ので、1ポゼションに使える時間も短かった、=迷っている余裕はない。

町田選手がピックの際にアンダーで守られて打たなかったり、それ以外の選手もいつもだったら打っているような場面で打たない。そんな細かい部分が重なってシュートのリズムがおかしくなったと思う。QBディフェンスのプレッシャーが常にあるので&外からの確率があまり良くなかったので、大切にしすぎた、受けてしまった感じかもしれない。

この時間帯において、富士通に対する審判の笛もちょっと気になった部分はあるが、やはりQBが積極的にいったからこそコールがもらえる部分はあると思う。

54-48で4Qへ。

QBは(恐らく)全員が外のシュートが打てて、運動量が多いので確かに守りづらい。さらに疲れもあるのか、富士通の全員ディフェンスというのがなくなっていたかも。またQBもスピードのミスマッチをしっかり狙って、1on1をさせていた。

富士通のオフェンスは恐らく3Qが終わって指示があったか選手間で言い合ったか、いつものような思い切りの良いシュートが見られたが、リズムが狂ったのが影響してか確率は上がらなかった。(宮澤選手は別次元であった。)

誰もそんなつもりはないと思うが、最後の数プレーになるまでなんとなく攻めているような印象を受けた。最後の最後に意識して宮澤選手に預けたボールの展開があったが、少し早めにそうしていても良かったかもなと思った。(結果論ですね)

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最後に

今回はQBが40分間チクチクとプレッシャーを続けて、思い切りの良いプレーを続けた結果の大金星だったと思います。体力というより、集中力の継続という感じ。

富士通は羽田との試合も苦戦したことから見ると、こうやって外からガチャガチャやってくるチームはもしかしたら苦手なのかなと思ったり。力的には富士通がどちら相手でも勝てると思うのでメンタル的な部分であると思います。

それにしても宮澤選手の安定感が神々しく光ります。点がほしい時はもっと任せたほうが良さそうと感じたのと同時に、負担ばかりはよくない。QBのような背で上回るチームに対してもう一人ポストプレーできると強い気がしますが、藤本選手はそういう系ではない?外でのピックプレーに対してはQBは運動量&スピードがあるのでスイッチで対応されてしまっている気がするので、ポストで攻めないにしても、一度中に入れてというバリエーションを増やしてもいいかなと思いました。

あとは、選手層という言葉があっているか分からないですが、スタート選手+6、7番手の後の選手があまり出てこないので、チーム全体の力のアップのため、今出ている選手の負担を軽くするため(出ている時に集中を継続できるようにするため)、特に下位のチームと当たる時はもうちょっとまわしてもいいかも…、でも乗られたらその流れを止めるのは難しいということは今回の試合でもハッキリしているのでそのアンバイが大変なのは確かにある。

2Q終盤に3-2のようなマッチアップゾーンのようなディフェンスが見られました。テーブスHCが2Q終了直後に奥選手に個別に指示していたので3-2かも。トップの3の真ん中でどうしろ的な指示かなと。少し間があく間に練習でやり込んで、奥選手がもっと出てくるのか。どうですかね。

富士通としては残念な敗戦となってしまいました。でも、決して負けることがいいとは言わないですが、間があく前に一度負けたこのタイミングは良かったのかもしれません。気持ち的にもそうですし、戦略的な部分でも見直すきっかけになったのではないかと思います。悔しい気持ちがこの間、その後に活きるのではないかと🔥

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