2024シーズンに向けたFA状況、各チームの動き(ステファニー選手については次回!)

WNBA
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もはやどこからどうやって始めればいいのか。

全体的に大きく動いているなっていう印象。中堅の選手から代表レベルの選手まで。

その中でもアトランタ・ドリームが一番大きく動いているのかな。

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アトランタ・ドリーム

元代表、オールスター選手のティーナ・チャールズ選手、ミネソタでプレータイムが少ないことが話題?になっていたアリエル・パワーズ選手が加入。

それから、ロサンゼルス・スパークスとのトレードで、ジョーディン・カナダ選手を獲得。代わりにアーリ・マクドナルド選手がロサンゼルスに。

このトレードはどちらもガード。マクドナルド選手はねちっこいディフェンスに始まり、サイズがないながらも粘り強い感じの選手。一方のカナダ選手はドライブを得意とする選手。スティールも得意だけど、この2人で比較するならば、カナダ選手のほうが自分でプレーを作り出せる感じなので、オフェンシブな選手ではある。

これでアトランタは(敬称略)2シーズン前の新人王ライエン・ハワード選手、アリーシャ・グレイ選手、カナダ選手、パワーズ選手、とガードポジションはかなり層が厚くなった。次が2年目となるヘイリー・ジョーンズ選手はどのポジションでもできそうだから組み合わせ次第で色々なポジションになりそう。

下も大黒柱のシャイエン・パーカー選手とティーナ・チャールズ選手で強そう。

起用な(パス上手や周りを活かすのが得意な)4番選手がいたらさらに面白いかも。

この選手たちをHCがどう組み立てていくのか。注目。

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ロサンゼルス・スパークス

そのカナダ選手のトレード相手チームのロサンゼルスは一方でここまでオフシーズンの動きとしては失敗している印象。それとも、今見えないところで動きがあるのか。

フランチャイズ・プレーヤーで12年在籍したネカ・オグミケ選手がとうとうチームを離れることは発表されていて、これはかなりの穴が開きそう。オグミケ選手の移籍先も気になるところ(アトランタ、シカゴ、NY、フェニックス、シアトルと交渉しているよう)。

これまで新しく獲得しているのはキア・ナース選手、モニーク・ビリングス選手ぐらいか。どちらも経験のあるベテランではあるけど、ネカ選手が抜けたインパクトを埋めるのは難しそう。

といってもロスターはもうある程度パンパンだな。

中堅のいい選手がたくさんいるけど、どんなチームになっていくのか。

そういえば、このチームは名将ミラーHCだった。

粘り強いマクドナルド選手獲得は、ミラーHC元所属のコネチカットを思い出させる。タフでディフェンシブなチームにしていくんだろうか。

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コネチカット・サン

そのコネチカット。

ガードのナターシャ・ハイデマンがトレードでミネソタに移籍。代わりにティファニー・ミッチェル選手獲得。フォワードのベッカ・アレン選手がフェニックスへ移籍して、フェニックスにいたモライア・ジェファーソン選手獲得。

ティファニー・ヘイズ選手もWNBAからは引退の発表があったので、外からのシュートが一気になくなるじゃん!

って思っていたところにミネソタからベテランシューターのレイチェル・バナム選手獲得。

それでもまだ外要素は足らなさそう。

インサイドはアリッサ・トーマス選手(インサイドというかどこのポジションでもだけど)、ブリオナ・ジョーンズ選手でガチガチフィジカルがあるけど、もう1人外からクリエイトできる選手がいると強くなりそう。

ミネソタ・リンクス

静かめに動いている?のはミネソタ。

どちらもシカゴ・スカイ所属だったコートニー・ウィリアムス選手と、アラナ・スミス選手を獲得。

そういえばミネソタは5アウト(オフェンスにおいてインサイドに選手を配置しない戦略:ざっくり)を導入していたんだっけか。記憶が曖昧。

それであればスミス選手は適任。

フォワード/センターのジェシカ・シェパード選手がイタリアのチームとの契約上今シーズンはWNBAに戻ってこないようでそこは大きくて、もう一人ビッグセンターが欲しいところ。

メンバーを見ると結構なアウトサイドめな感じ。かな。さらに5アウトに向かっているということなんだろうか。

その他ビッグムーブ

それ以外では、まずはターシャパイセンことナターシャ・クラウド選手。町田選手がワシントン・ミスティクスでバックアップをつとめ、同チームでは8年間プレー。積極的な発言やリーダーシップでチームの顔という存在でもあったクラウド選手が、フェニックス・マーキュリーに移籍しました。

おもろー!

ダイアナ・タウラシ選手、ブリトニー・グライナー選手のビッグデュオにクラウド選手。フェニックスはプレーを作り出す選手がいなかったから、合うのかも。タウラシ選手の負担も減りそうです。

なんか分からないけど、クラウド選手はパスが丁寧じゃないことがたまにあるから、そのパスにタウラシ選手がイラっとして、という絵が浮かんだ。最悪のシナリオはそんな感じなのかも笑

タウラシ選手は今年で契約が切れるから、もしかしたら最終シーズン?明言はしていないと思うけど。チェック不足かも。どうかな。

グライナー選手も一応現在フリーエージェント状態ではある。けどよっぽどのことがない限り残留でしょう。

ミスティクスのエレナ・デレダン選手もフェニックスが獲得に興味あり、といった情報もあり。ミスティクスがデレダン選手をCore指定(この選手は他のチームに渡しませんよ的な指名)にしているので、もし移籍がある場合はサイン&トレードでフェニックスの誰かと交換になる。一度契約してからトレードって意味。

チーム側としては選手がフリーエージェントになって何の見返りもなく出ていってしまうのは避けたいので、こうすることで代わりに同等の選手を獲得できる、という仕組み。

フェニックスだった場合、トレードは誰になるんだろう。

デレダン選手がフェニックスに来たらすごいメンバー。ちょっと年齢層お高め。

もう一個のビッグムーブ

あとは何よりスカイラー・ディギンススミス選手のシアトル・ストームへの加入。これは面白い。

ガードのジュエル・ロイド選手とは大学はノートルダムで一緒だったし、代表でも一緒にやっている。2020東京五輪もか。

思えば決勝は日本とだったんだよな。

こちらその決勝ボックススコア:

https://www.fiba.basketball/olympics/women/2020/game/0808/USA-Japan#|tab=boxscore

サイズでゴリゴリしてることが分かりやすく現れているスタッツ。面白い。

すごい前のような感じすらある。

話はそれましたが、その2人がまた一緒にプレーするということで、とにかく楽しみ。ディギンススミス選手は数シーズン前からチームとうまくいってなくて、個人的な理由でチームを離れるとかいう話になったと思ったら第二子ご妊娠発表されて、ご出産されているはず。そこからのカムバック。

ちょっと精神的に安定しない方ではある(過去のいろいろから勝手な想像。違ったらごめんなさい)ので、シアトルで安定して欲しいなぁ。シアトルにはエゴが強いかたもいないと思うので。

最後に

大きいところでこんな感じでしょうか。

ダラダラ細かいこと書いても、なのでこんな感じでやめておこう。またそのうち動きがあるでしょうし。

優勝のラスベガスはそこまで大きな動きはないと思われ。

優勝チームなのでいい選手が集まってくる可能性はあるけど、どうかな。

キャンデース・パーカー選手がFA。昨シーズンは怪我で途中離脱。悔しい思いをしているので戻ってくるとは思う。6thマンのラクィーナ・ウィリアムス選手もFAか。

なにがすごいってこの2人いなくて、さらにチェルシー・グレイ選手いなくて、ベンチ薄い状態で優勝していることなんだよな。まじ全員タフ。

エイジャ・ウィルソン選手以外の主力は次のシーズンで契約切れ。もしかしたらあの主力構成でのチームは今年が見納めになるかも?!

馬瓜ステファニー選手のキャンプ参加が決まっているニューヨーク。書きたかったけど長くなってきたのでここで区切り。別記事で可能性について書いていきたいと思います。

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