リクエストいただいたのと、これからの日本代表を観る際のメモとして書いてみます。
※私はWNBAの知識のほうがあって、国際試合はそこまで詳しくなく、いつも楽しむ程度に観ているだけなので、もし見当違いなこと言っていたらガンガンつっこんでください😅
ディフェンス
戦略
これまでのようにオールコートでプレッシャーかけて、隙あらばトラップ(ブリッツ、ダブルチーム)で苦しめ、それ以外でもパスは積極的にスティールを狙っていました。
世界ランク上位のチームと戦う時は背のミスマッチができてしまい、ハーフでじっくり組み立てられたらミスマッチをつかれてしまうという考えからのこういった戦略だと思われます。
気づいたこと
トラップの潰し加減にまだ成長の余地があるかと思いました。ストロングサイドへのスクリーンやアラウンドプレーに対してはハードヘッジ、もしくはブリッツをしていたけど、潰しきれず相手のフリーのシュートにつながってしまったのがだいぶ多かったのと、それ以外にも2人で挟もうとしているけど中途半端?でパスアウトされて不利な状況を作り出してしまったり。
日本がプレッシャーを最初から最後までかけてくるというのは、もう当たるチーム全て知っていることなので、ある程度は対応されてしまうはず。なので、やるならもっと徹底的にやったほうがいいのではないかなぁと思いました。もしくはやらないか。(もちろん選手が苦しいながら超絶必死にやっていることも分かっておりますし、また、チームとして調整中というのもわかっております🙇🏻♀️)
あとは、相手のインサイドにボールが入った時(ドライブ、ポストプレー含む)の寄りが、少し全員で行き過ぎのような気もしました。ローポストのダブルチームはわかるんですが、それ以外の選手が中を締めすぎではないかなと。それがいい方向にいっていなかった気がしますが、どうでしょう。サイズが小さいから難しいですね。
リバウンドといえばオフェンスリバウンドも結構取られていましたね。サイズの違いで仕方ない部分もあるのですが、あそこまでセカンドチャンスを与えたくはないですね。
ここまで良くないコメントばかりしか並んでいないですが、試合を通してあのディフェンスは相変わらずすごいの一言。体力もそうですし集中力もかなり必要そうです。日頃からの練習量とその質によってああいったのが生まれるんだろうなぁと。そういったリスペクトの気持ちが根底にあるということだけはご理解ください。
オフェンス
戦略
ガードとフォワード、センターのピックプレーからずれを作ったり、ミスマッチを作ったり。セットオフェンスはほぼなく、大まかな決まり事をベースに選手一人ひとりの判断でのオフェンス。
気づいたこと
とにかく外からのシュート率がよくなかったですね。これが試合を通じて最も大きかったかなと感じます。他の戦略うんぬんではなく、打ててはいたのであれが入らないと厳しい。相手のディフェンスが結構中を固めていたと思うのですが、外が入らないことで収縮が続いて、ドライブのし辛さがあったようにも見受けられました。固めているディフェンスの間にオフボールでカットしてくればまたディフェンスの形が変わるかと思うのですが、そう言ったことはあまりしないのかな。東藤選手、赤穂選手が数回やってたぐらい?
その東藤選手、そして野口選手のフォワード陣のドライブはよかったですね。赤穂選手がはファールで時間の制限があり残念でした。(あそこまでかさむかってぐらい😅🥲)彼女がいたらまたオフェンスの合わせやリバウンドとかも違ったのかなと思います。
あと気になったのはパスの質をもうちょっと丁寧にできるのではないかなと感じました。パスアウト、パス回し、スキップパスとか、日本のバスケってああいった細かいところを丁寧にやる勝手な考えがあったので。そのパスでシュートチャンスを逃しているところもあったし、もしかしたらシュート率も関係している?! (そこまで1プレイごとに見ていないので勝手な想像です)
ナンバープレーの導入については、選手それぞれに迷いがあるわけではないのでこのままでいいのかなあ。もったいない選手の使い方?配置?というのも感じましたけど、この試合だけではなんとも言えずですかね。
その他
それ以外に感じたこととしては、ムードメーカー的な人が昨日のメンバーではいないのかなというような印象がありました。オリンピックでは全員で笑顔で同じ方向に向かっていくような雰囲気があったのですが、新しいメンバーも増えたことも影響しているのか、雰囲気がタンタンとやっている感じで。いい悪いということではなく、以前と違うところとして感じました。(WNBAが始まった関係でそっちが基準になっているだけかも😆💦)

最後に
3試合中の1試合なのでこれからの対応、調整が楽しみです!
まだこれからだと思うので、選手、チームがこの遠征を経て成長につながるといいですね🔥😊
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