ミスティクス 6/29試合後、7/1練習時のインタビュー等

Q：3ptに取り組んで磨きをかけてきましたね。それが実った形となった今日の試合だったと思いますが？

クラウド選手：強調したかったのは、今日は少し怒っていたことです。私はオールスター（に選出されるべき）だからです。

ハインズアレン選手とオースティン選手：She is a shooter!!!

Q：前回は私のマイクを取って「私はシューター」と公言してくれましたね。今回は「オールスター」、その理由は？

クラウド選手：自分はオフェンス、ディフェンス共に良い選手だと思っていますし、対戦するチームは私への対策をしてきます。また、平均アシストも一位です。得点力を見たかったら、今日の通り得点だってできます。本当はフロアジェネラル（コート上をコントロールする選手）ですけどね。

Q：まずはオールスター選出おめでとうございます。この選出はあなたにとってどういった意味がありますか？

オースティン選手：彼女はマジスゴい！

一同：笑

ハワード選手：質問なんでしたっけ？

ルーキーがオールスターに選ばれることはなかなかないから素晴らしいことだと思う。今シーズンは良いルーキーが揃っていて、それを代表していくような形。夢のようなことで、選出されたことを誇りに思う。

Q：先ほどシャキーラとのやりとりがありましたが、一緒のルーキーということでどういった意味を持っていますか？

ハワード選手：彼女はいい人。こういった関係を持って、ルーキーの年を過ごしていることは素晴らしいこと。彼女は彼女で活躍して、私も活躍して。私たちがこのリーグの未来となると思っています。

Q：2連勝で次のアウェイまで少し時間がありますね。この2試合で良かったことは？

ティーボーHC：この2試合ではオフェンス、ディフェンス共に良かったです。テンポもよく、それがディフェンスから生まれている部分もありました。

スカウティングレポートを元にしたディフェンスができたと思います。スクリーンにうまく対応しました。

チームにも伝えていますが、オフェンス力があるチーム対して、良いディフェンスをするということは確率を考えるということです。6/10の確率か、4/10の確率かだったら4の方を相手に選択させるということです。上手な選手たちを完全に止めることはできませんが、相手チームにセカンドオプション、サードオプションを選択させるのが重要です。

Q：試合前にターシャが怒っていたようで、試合に向けて燃えていたように感じました。

ティーボーHC：オールスターについてですか？そうですね、選出にもれた選手はそう感じるべきです。

プロの選手で誇りを持っていますし、アシストリーダーでもあります。より良いディフェンダーにもなりました。彼女のディフェンス能力は昨シーズン過小評価されているように感じました。

（選出からもれたことで）戦う理由、挑戦的になる理由がまた増えましたね。

Q：昨日の休みで充電したいということでしたが？

ティーボーHC：選手たちはわからないですけど私は（練習施設に）来ませんでしたよ。他にやることがありましたので。

選手たちは身体を休めて、バスケから離れる必要がありました。今日、練習に入ってくる時はみんな少し元気になっていた気がしましたし、良かったと思います。

Q：これまでの22試合の評価をお願いします。

ティーボーHC：いい方向に向かっているということは言えます。この約3週間でみんなとオフェンスで何が良かったか悪かったかという話をして、いい方向に向かっていると感じています。タイミングやスペーシングが改善していますし、テンポはもっと早くしたいと感じていますが、良くなっています。

シュート率が良ければもちろんみんな気持ちよくプレーできますが、ボールを素早く動かしたことからそういったシュートが生まれました。またディフェンスからそういったチャンスを作り出しました。

相手チームはとにかくエレナ（デレダン選手）を止めようとしてきました。彼女がうまく周りを動かしてくれたのも良かったです。ダブルチームやヘルプが彼女に寄れば、空いているチームメイトを見つけて、他のメンバーもパスを展開していきました。ちょっとうまくいかないシーンもあって、ディフェンスに触られてしまうこともありましたが。前回どんな評価だったか忘れてしまいましたが、よりB+かA-に近づいていると思います。

ディフェンスでは本当に素晴らしかったことは嬉しいことでした。

（試合前）

Q：いつどこでミスティクスから連絡があったのですか？

ウェストブルック選手：ミネソタからリリースされてから24時間経つ前でした。エージェントからメッセージで「ミスティクスが7日間契約をしたい」と連絡がありました。本当に早かったのですが、このミスティクスの組織は所属する側としては本当に素晴らしく、7日間だろうが保証された契約だろうが、いい意味でその違いを感じます。

ワクワクしていますし、急なことでクレイジーな展開ですが、もう試合ですから、私がやるべきことをやるだけです。

Q：貢献できる部分は？

ウェストブルック選手：チームの決まり事にフィットすると感じています。速い展開もあるし、落ち着いたペースにすることもある。対戦相手としてもプレーしたことがあります。何か上手くいかないことがあっても腐ることなくチームでより結びついていくというチームで、選手としてはそういったチームの一員になりたいと願うものです。

Q：ミスティクスファンに向けて自己紹介をお願いします。

ウェストブルック選手：まずは感謝したいです。ニュースが流れた瞬間私のSNSはすごいことになりました。大学のファン（名門コネチカット大）も応援してくれています。クリスティン（ドラフト指名されたルーキーでシーズン前に怪我。ミスティクス施設でリハビリ中）とも仲がいいです。とにかくワクワクしていること、繰り返しになりますが素晴らしい組織の一員となれたことに嬉しく思っています。ファンの方は本当にこれまでと同じようにサポートしてくれます。

ウェストブルック選手：3つ目のチームでクレイジーです。家族と話しましたが、まだリーグに在籍していることは恵まれていることです。あるチームからリリースされてすぐに他のチームにピックアップされるということは私がどんな選手かというのを示していると思います。

チームメイトがすべてのことにおいてサポートしてくれます。コート上のこともそれ以外のことも。大学時代のチームメイトだったクリスティンの家にはいつも行っていますし、チームメイトにそういった人がいて良かったと思います。

Q：チームがどんどん変わって最も難しいことは？

ウェストブルック選手：プレーの動きを学ぶのが一番大変だと思っています。一つのチームでプレーを学んで、自分はこうプレーすべきなんだと分かり始め、プレーできるとなったら、自分がコントロールできないことが起こってしまいます（カットされること）。まだルーキーですが、ビジネスだということを学んでいます。

とにかく今は集中して学ぼうとしています。未だに（所属していた）ミネソタやシアトルのプレーが頭の中にありますが、今はそれを忘れ、全部ミスティクスのものにしなくてはと思っています。

プレーを覚えて、試合にむけて、よしやれるというところになって、ひっくり返されてしまうのはストレスですが、しっかりと立ち戻って、自分が出来ることをやることが重要と思います。

Q：スムーズに移行するために何か意識はしましたか？

ウェストブルック選手：とにかく1日1日少しずつやっていくことです。コーチやチームメイトが言うことを吸収して、これまで経験してきた立場を活かしていくことです。

Q：今日の試合で良いスタッツを残したと思いますが、自信を持ってプレーされましたか？

ウェストブルック選手：とても良い感触でした。チームの全員が楽しくプレーして、良い雰囲気でした。私が出場する時は、起こっていることすべて忘れて、ただアグレッシブにオフェンス、ディフェンス集中してチームと一緒にプレーすることが重要という感じでした。この試合のように1試合ごと積み重ねていければいいと思っています。

Q：スムーズにアジャストできるように誰がサポートしてくれていますか？

ウェストブルック選手：ターシャ、AC、アリエルがとにかくコンスタントにヘルプしてくれます。ルイも話すことはできませんが、指を差して指示してくれます。チームメイト全員が本当に素晴らしいです。

Q：慣れるに従って、見せていきたい部分は？

ウェストブルック選手：パスが得意なんですが、いつもより良いシュートチャンスをと思ってパスの展開を考えてしまいがちなので、得点をまず取るという意識が必要だと思っています。自分がアグレッシブに狙うことでスペースを広げることが出来ると思います。ミドルレンジも打てますし、ガードの役割を担うこともできます。パスでもディフェンスでも、コーチが必要なポジションどこでも出来るということを伝えたいです。