ミスティクス 8/13 インディアナ戦の戦評(なんてタイトルつけてみる)

Swish 戦評
この記事は約10分で読めます。

ミスティクスとしてはレギュラーシーズン最後の「アウェイ」ゲームとなりました。

WNBA他チームのプレイオフをかけた試合や選手の引退前の試合、セレモニー、日本代表女子、男子と試合がたて続けにあって、個人的に頭の中がいっぱいです🧠

シルビア・ファウルズ選手の最後のホームコートでの試合の最後は完全にやられました😭 ミネソタのリーブコーチも涙していました。初めて見たかも。シアトルのバード選手は涙を我慢する派なんですが、ファウルズ選手は感情が溢れ出るピュアな感じ、そして試合直後のホリー・ロウ氏のインタビューでは涙と共に「シーズン前に引退を発表した時はこんなに注目されることは全く望んでいなかったけど、実際にシーズンを通じてみんなからこれだけ称えてもらって、感謝の気持ちでいっぱい」といったコメントをしていました。

ロウ氏も同選手の大学時代からの仲だったのでそこも感動😭試合後の選手達、コーチ陣とのハグも、ファウルズ選手の人柄が表れるような場面でした。

チームメイトにはサプライズで、ご自身で編んだニット帽やブランド品を模したバッグ、シューズをプレゼントしたそうです。もう色々感動ポイントが溢れすぎていました😭

ミネソタのプレーオフ出場は最終戦まで分からないですが、残ってほしいです。最終戦はコネチカットとの戦いです🙏

ちなみにファウルズ選手。引退後はおくり人(葬儀屋)になられるそうです。人が亡くなる時に一緒に送るところに愛があるという理由からだそう。どこまでも他者への愛に溢れる方なのですね。

「納棺師」になると決めたら絶対読む本: 納棺師になるために仕事の内容・年収・資格・向いている人すべて教えます 納棺師シリーズ (ロビンフッド出版)
納棺師はどのような仕事しているのか 納棺師はなぜ納棺師として働き始めたのか 納...
Ad Link

試合前ニュース

ミスティクス

デレダン選手は遠征に参加しています。

しかし、マイーシャ・ハインズアレン選手が健康安全プロトコル入りしています。検査で陰性が2回出れば出場できるようになります。プレーオフ1回戦にギリギリ間に合うかどうかというところだと思います。

相手チーム:インディアナ・フィーバー

インディアナとはシーズン序盤に対戦し、84-70、87-75でどちらもミスティクスが勝利しています。

その際にも18点、26点を挙げたチームのトップスコアラーであるケルシー・ミッチェル選手が足の怪我で今シーズン残りの試合は欠場となっています。また、ベテランポイントガードのロビンソン選手も肩の怪我で不出場です。

その他ニュース

現在シアトルが持つ4位シードを奪うには、ミスティクスはインディアナとの2試合を2連勝する必要があり、同時にシアトルが2試合中の1試合(ミネソタ、ラスベガス)以上負ける必要があります。

他チーム欠場状況など、こちらにまとめていますのでご覧ください。

オタクの行動経済学者、スポーツの裏側を読み解く
よく言われる「ディフェンスを制する者が勝負を制す」「ホームアドバンテージ」に根拠はあるのか? 動くストライクゾーン、勝つチャンスを自ら手放す判断、ホイッスルを飲み込む審判、過大評価されるドラフト1位、真っ赤なウソをつく統計データ、忠実なファンは敵か?味方か?……スポーツは、行動経済学のネタの宝庫だ。

備考

試合の流れの中でのスコアの記載についてはミスティクスのスコアを先に書いています。例えば80-65だったら80がミスティクス。

Ad Link

試合の流れ

スタートは(敬称略)

G ナターシャ・クラウド
G アリエル・アトキンス
F アリーシャ・クラーク
F エレナ・デレダン
C シャキーラ・オースティン

1Q

ミスティクスは連続ターンオーバーなど、ふわふわとしたスタート。不用意なプレーが続くも、デレダン選手がAND1、アシストとオフェンスを引っ張り、明らかな実力の差からスコアを重ねていく。

残り3分弱で町田選手登場。インディアナのルーキーPGヘンダーソン選手に継続して良いディフェンスを見せる。ベンチメンバーの出場時のほうがゲームの締まりや思い切りの良さがある。

インディアナはこのクォーターはエマ・キャノン選手がスリー2本を含む12点でチームの全得点をあげる活躍でくらいつき、16-12で1Qを終えた。

2Q

メンバーは(敬称略)

ルイ・マチダ
アリーシャ・クラーク
エレナ・デレダン
シャトリ・ウォーカーキンブロー
エリザベス・ウィリアムス

町田選手からクラーク選手へのアシスト2連続でクォーターを開始すると、その後もスティールから速攻が生まれるなど良い流れができる。

ミスティクスは選手をスタートメンバーに戻すと少しスローダウンするものの、さすがのディフェンス力と余裕のあるオフェンスでリードを少しずつ広げていく。

オフェンスではデレダン選手のポストプレーを執拗に続ける。一方のインディアナは積極的な1on1、思い切りの良いシュートが続けて決まり、39-30でハーフタイムへ。

3Q

開始は(敬称略)

ナターシャ・クラウド
アリエル・アトキンス
アリーシャ・クラーク
エレナ・デレダン
シャキーラ・オースティン

1Qと同じようなスタート。デレダン選手がオフェンスを締めるところもデジャブのようだった。少しずつ再度エンジンがかかり、オースティン選手のビッグブロックからクラウド選手のスリーが出て7-0ランで46-33とする。

オースティン選手がその身体能力からオフェンスリバウンドやAnd1をみせる時間帯もあったが、10点差前後がずっと続く。ホーキンス選手もオフェンスリバウンドやドライブ、献身的にスクリーンをかけるなど、堅実なプレー。

残り3分弱で町田選手が登場し、セットプレーからドライブレイアップ。そしてデレダン選手の連続のオフェンスがきまり、60-47で最終クォーターへ。

4Q

メンバーは(敬称略)

ルイ・マチダ
エレナ・デレダン
シャトリ・ウォーカーキンブロー
アリーシャ・クラーク
ティアナ・ホーキンス

このクォーターもデレダン選手の得点でスタート。そしてホーキンス選手がスリー、ゴール下と得点を重ねる
インディアナはルーキーのエングスラー選手が得点、アシストと奮闘。

ミスティクスは最後までスタートを出し、何か確認をしているようにも見えた。若いインディアナは積極的にアタックし続け、一桁差にもなるが、そこでミスティクスのスイッチが再度入り、オフェンスもディフェンスも集中を見せる。デレダン選手やアトキンス選手の1on1で点差をつけ、82-70で試合終了となった。

1Q 16-12
2Q 23-18
3Q 21-17
4Q 22-23

Ad Link

気になったこと

スタッツから

  • いつもに比べて集中力が低めだったように感じましたがそれでも70点に抑えるのは流石でした。今までの試合に対してのティーボーHCのコメントから、ディフェンスで相手を70点台以下に抑えることを一つの指標にしているようなので、クリアした形になります。
  • スリーが4本しか決まっておらず、プレーオフになったら決めていかないと厳しいと思います。最終戦ふたたびインディアナとの試合で、これ以上決めてくれることを期待したいです。
  • リバウンドは39-26、アシストは26-17とどちらも圧倒。
  • チームの完成度や、個人が活躍できる場を作り出す決まり事の徹底、それから個人の能力がすべてミスティクスのほうが上回っているように感じました。
  • ベンチスコアは28-24。ミスティクスはデレダン選手の24点を筆頭に全員得点でベンチメンバーも貢献しました。インディアナはベンチ出場のルーキー、エングスラー選手がチームハイの18点でした。
スポーツを10倍楽しむ統計学: データで一変するスポーツ観戦 DOJIN選書
スポーツは数字だ! 運動オンチでも統計オンチでも楽しめるスポーツ統計学 データ...
データで強くなる! バスケットボール最強の確率
体力や感覚のバスケットは終わった。 試合は開始前からはじまっている プロバスケットボール(Bリーグ)で活躍中の第2世代アナリストが勝利へのデータ分析術を解説。スタッツから相手チームの長所と短所を導き出す最強の方程式を紹介。客観的な評価がよりチームを強くする スタッツとは、スポーツで個人やチームのプレー成績をまとめたもの...

ディフェンス

開始は少し覇気がないような印象をうけましたが、徐々に本来持つディフェンス力からオフェンスにつなげるという流れが出始めていました。インディアナのオフェンスプレーが崩れてから、相手が思い切りのいいシュートや1on1をしかけてきたのを決められていたという感じでした。

要所要所は完全に読みやヘルプのタイミングなどで抑えています。(実力の差が大きいという感想です・・・)

オフェンス

余裕がありすぎてオフェンス全体やシュートのリズムがおかしくなる場面が何度もあったように感じました。他のチームだったらこんなにワイドオープンにならないのに…という感じで、あきすぎて躊躇しちゃったのかなというのが結構あり。ベンチメンバー出場の時のほうが思い切りが良かったと思います。

デレダン選手出場時は同選手にほぼ毎回一度タッチさせていたことが印象的でした。インディアナはだれもデレダン選手を守れておらず、対策もほぼ取ってこなかったので(スイッチぐらい?)無双していましたね。

かなり最後までスタートメンバーを引っ張ったのは予想外でした。

ミスティクスとしては第4シードが欲しかったですが、同日の試合でシアトルが勝利したことでミスティクスの5位が確定しています。そのためミスティクスの最終戦は勝っても負けてもプレーオフに何も影響はないので、少しベンチメンバーの出場時間が増えるのではないかなと思います。特にデレダン選手は休みが多くなると予想します。

後述しますがプレーオフ一回戦は日本時間19日シアトルで行われるので移動も含めると休みはほぼありませんので、いつもプレー時間が長い選手は少しでも身体を休められたらいいなと思います。

町田選手

15分出場、2点(1/1)、1リバウンド、4アシスト、1スティール、1ターンオーバー

速攻でのパスやハーフコートでディフェンスの寄りを見たパス、自身のドライブなど多彩なプレーがみられました。チーム全体の雰囲気と同じく余裕を感じました。

それ以上に個人的には相手ルーキーPGデスティニー・ヘンダーソン選手へのディフェンスが印象に残りました。170cmと小柄の彼女ですが、自分より小さい選手につかれることに慣れていないのか、だいぶ嫌がっていました。オールコートでプレッシャーをかけつづけたのが効いていましたね。

Amazon.co.jp: 本のまとめ買いキャンペーン: 本
本 の優れたセレクションからオンラインショッピング。

最後に

ミスティクス、プレーオフに向けて

さて、ここまで35試合戦ってきました。

レギュラーシーズンはあと1試合。その後はいつ終わるか分からないプレーオフです。

先ほども触れましたが、本日シアトルが勝利したことで、シアトルが第四シードを獲得し、ミスティクスとの一回戦においてホームコートアドバンテージを取ることになりました。

一回戦はベストオブ3形式で、先に2勝した方が2回戦に勝ち上がります。さらに、ホームコートアドバンテージを持つチームのホームで先に2試合が行われるため、ミスティクスとしてはどちらかに勝たないとワシントンに戻ってくることができません。(なので、万が一アウェイで2試合連続で負けるとなると次回のインディアナ戦が今シーズン最後のホームゲーム。そうなると今からカウントして3試合しかないことに🤯煽るわけではないですが、可能性として少しでもあるので。)

プレーオフフォーマット詳細はこちらを参照ください。

プレーオフ一回戦vs.シアトルの試合の日本時間のスケジュールは:

第一戦:アウェイ 8/19(金)11AM〜
第二戦:アウェイ 8/22(月) 5AM〜

第三戦:ホーム 8/25(木)時間未定(1勝1敗の場合のみ)

もうとにかくあの強いシアトルに1勝してワシントンに帰ってきてほしい。個人的にバード選手をはじめ、シアトルには好きな選手が多いので複雑。第三戦まで突入希望です🥺

Storm Chaser Weather Forecaster サンダーストームライトニング Tシャツ
Storm Chaser Weather Forecaster サンダーストームライトニング Tシャツ

順位争い

1位 ラスベガス (25-10)✅
2位 シカゴ (25-10)✅
3位 コネチカット (24-11)✅
4位 シアトル (22-13)✅
5位 ミスティクス (21-14)✅
6位 ダラス (17-18)✅
7位 フェニックス (15-20)
8位 ニューヨーク (15-20)

9位 ミネソタ (14-21)
10位 アトランタ (14-21)
11位 ロサンゼルス(13-22)❌
12位 インディアナ (5-30)❌

最後の2週間で1位、2位の入れ替わり、そして7位〜10位の入れ替わりが続いています。国の代表選手を計4人欠いているフェニックスがまた勝っててリスペクト。この1週間でおそらくキャリアハイの得点やアシストをあげた選手が3人以上います。まさに実践で積ませるってこうゆうことを言うんでしょうか😮‍💨育成機関みたいになっています💦

上位、下位ともに最終日までまだ分からないですね。

8月15日(月)の2:00AMから8:00AMまですべての試合がそこに凝縮して行われます。

  • 2:00 AM ミネソタ vs. コネチカット
  • 3:00 AM アトランタ vs. ニューヨーク
  • 4:00 AM インデイアナ vs. ミスティクス
  • 4:00 AM シアトル vs. ラスベガス
  • 6:00 AM シカゴ vs. フェニックス
  • 8:00 AM ダラス vs. ロサンゼルス

その日だけ昼夜逆転したいな。月曜日なのがつらいところ😶‍🌫️

ミスティクスの4時AMも個人的には気をつけねば!

ではまた次回🙇🏻‍♀️今回もお読みいただきありがとうございました。

これまでの戦評のようなものはこちら。振り返りたいかたはご覧ください😊

https://wnba-japan.com/category/戦評
The WNBA Finals (Major Sports Events)
This exciting book provides an overview of the WNBA Finals, from the event's beginnings up to the present day. Short paragraphs of easy-to-read text are paired ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました