セミファイナル Game3 試合後記者会見(ラスベガス vs. シアトル)

2022 Playoffs
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凄まじいエンディングとなったラスベガス vs. シアトル。各チームの会見でのコメント内容の翻訳です。

試合内容はこちらからご覧ください。

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ラスベガス

ベッキー・ハモンHC

こんな試合を経験したのは初めてだったかもしれない。お互いにやり合いが続いた。試合の開始は良いスタートで、3Q、4Qにリードされる場面もあり、最後にビッグショットの決め合った。終盤にプレーを遂行し、集中して必要なことを行った。タフな状況でチームとして一緒に戦うことができた。

(終盤のビッグショットについて)
ベイ(ラクィーナ・ウィリアムス選手)、アジャ(ウィルソン選手)がビッグショットを決め、そしてジャッキー(ヤング選手)も決めた。そしてチェルシーも。これがこのチームのスペシャルなところ。すごいショーだったが、これがステューウィー(スチュアート選手)、ジュエル(ロイド選手)になる可能性もある。スー(バード選手)も素晴らしいプレーだった。レベルがとにかく高い試合だった。どちらのチームも。

(チームとして)
終盤の信頼。どんなスポーツでもバラバラになってしまうか、一緒にくっつくかという場面がある。試合後にスタッツを見たら26アシストだった。これがもしかしたら一番嬉しいことかもしれない。ボールが動き、信頼し合っているということを意味しているから。

シアトルはGame 2の敗戦後でその気持ち、勢いがあるので、それに対抗するのは簡単ではない。それに対して今日のスタートは大きな意味があった。こういった状況のシアトルに対してはある程度の余裕が必要。絶対にシアトルの流れになる時間帯があるし、諦めることは絶対ないし。なので試合を通じて集中してプレーを遂行することが必要だった。

私たちには誰が攻めてくるか分からないという多くの武器があるので、こういったシチュエーションではぜいたく、恵まれていると感じる。私ではなく彼女たちの功績。

(この試合から学んだこと)
ブザーが鳴るまでは終わりではないということ。40分戦う、ということを伝えていて、今日は45分だったが、とにかく必要なだけ、その瞬間に集中して戦い続ける必要がある。オフェンスでもディフェンスでも、すべてのポゼションが重要な意味を持っているから。何度かローテーションミス等で簡単なレイアップを許してしまうこともあったので、見直して修正できるようにしたい。相手も同じようにしてくると思うが。同じような試合となると思う。優勝経験のあるチームを倒すのは簡単ではない。

(終盤のナンバープレーについて)
今シーズンぜいたくなことに他のチームができないようなプレーを描きそれを選手たちが実行することができている。それは恵まれていることで、私はディフェンスで相手が何をしてくるかを読んで、それに従ってプレーを作る、そして選手たちが遂行する。それは彼女たちの集中、勝つことへの気持ちによってできていること。チェルシーは重要なシチュエーションで特別な存在となってくれる。ただボールを預ければ何かしてくれるというのはとにかく恵まれていると感じる。12アシスト、1ターンオーバー、信じられないパフォーマンス。そして、アジャとキア(ストークス選手)がリバウンドにいることは勝つことに大きな意味を持っている。

(チェルシー・グレイ選手について)
チェルシー・グレイがチェルシー・グレイらしいプレーをしている。彼女はキャリアを通じてビッグショットを決め続けてきた。クラッチプレーヤーについて話す時は、男女関係なく名前が出るべき選手。

(選手としてもビッグゲームに接してきたと思うがこれまでの試合と比べてどうか)
コーチとしては一番のビッグゲームだった。とにかくビッグショットが続いた試合だった。キャリア最高のパフォーマンスを見せているMVP候補の選手2人がマッチアップしてやり合っている。見ている方としてはこれ以上最高のショーはない。選手が来ているから聞いたらどうか?マイクをパスします。

アジャ・ウィルソン選手

(終盤チームメイトに声がけしたこと)
瞬間の話をみんなよく聞くがあまり覚えていない。一番大きいのは、こういった場面のために自分達はハードワークをしているということ。チームとしてもこれまで必死に取り組んできて今の場所にいることを忘れないようにということ。何を声がけしたか保証はないが、チームとして集中し、ジャッキー(ヤング選手)がチームにビッグショットをもたらしてくれた。

(Game4に向けて)
タフな状況だが集中しつづけること。チャンピオンになるにはそういった道を通らなければならない。シアトルもGame 1に勝利した時、彼女たちにそれが必要だったから同じように喜んだ。チェルシー(グレイ選手)が言ったように落ち着いて自信をもってプレーすること。シアトルは優勝したことがあり、それが嵐(ストーム)を巻き起こすことができている理由、まったくダジャレの意味はなかったが、言いたいのはつまり経験がありこういった瞬間があることを知っているということ。それに対して私たちはメンタル面でタフでいる必要がある。それには宿泊地に戻って休んで何も考えないことかもしれない、同時に頭もリセットする必要がある。なぜならGame 4は簡単な流れにはならないだろうから。とにかく自信を持ってその瞬間に集中することが必要だと思う。

チェルシー・グレイ選手

(2016年のファイナルのような終盤にビッグプレーが続く試合でした)
とても近い状況だった。この試合では「あ、こっちのチームが勝つ、あっちが勝つか」というような場面が繰り返されオーバータイムに行った。今回はオーバータイムまでいって、さらに5分間のプレーすることになった。これがプレーオフというものだと思う。

(🐍2016のファイナルはロサンゼルス・スパークス vs. ミネソタ・リンクス。この時代のライバルチームと言われ、ロサンゼルスはキャンデース・パーカー選手、グレイ選手、現LAのネカ・オグミケ選手、現LA、元ミスティクスのクリスティ・トリバー選手。リンクスはシルビア・ファウルズ選手を始め、王朝時代を築いたレジェントが溢れるチーム。お時間がある方はリーグパスでの視聴をおすすめします)

(勢いが続きOTになったか)
勢いがあった。OTの前に勢いはこっちのものということを皆で話し、5分間集中した。

(1Qから集中があったが、この試合に向けてどんな準備をしたか)
チームミーティングでより細かいことを確認して意識を統一した。シアトルはホームだしバックカットなどで盛り上がることがあるが、こちらはアウェイでそういったことはない。重要だったのはコミュニケーションで、ハドル内ではなぜ私たちがこの場所にいるのかという声がけをして、自信と集中を持って臨んだ。

(過去の数年と比べてチームはどうか)
これまででもっともチームとして集中している状況と感じる。チーム内や別のところで色々なことが起こっているが、今年は自分達に何ができるかを確信しているので、とにかく集中している。ベッキー(ハモンHC)からはハーフタイムに「前半良かった、でも後半もっと良くなってほしい」と言われる。勝つにはこういったことが必要と伝えられる。たとえ20分間もっとも激しくプレーしてもあとの20分で更にできることがある。そういった瞬間のために取り組んできているから。どんな状況でも私は自分達に自信がある。

(アウェイでの1勝について)
大きい1勝だった。まだ1勝する必要があり、シアトルとしてはやり返してくるだろうし、まだアウェイが続くのでそれに向けて集中を続ける必要がある。

(スチュアート選手に対してのディフェンスについて)
シアトルがミスマッチを作り、狙うのが上手なチーム。ただディフェンスはチームでするもので、私たちのヘルプディフェンスがあり、ディフェンスのシステムがある。チーム一丸となって個々のプレーヤーを止めたい。

ラクィーナ・ウィリアムス選手

(カギとなる活躍をみせたこと)
チームメイトにシュートして、リラックスしてと言われ続け、ここまでシュートが強すぎだったので試合前に腕立てをしたことが効いたかもしれない。ディフェンスで集中し続け、オフェンスは自然に任せるようにした。

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シアトル

ノエル・クインHC

1日しかないがフィルムを見て対応策を考えアジャストする必要がある。

(ティーナ・チャールズ選手を4Qプレーさせなかったが?)
チームに長くいる慣れた選手をコート上に置きたかった

(4Q最後のポゼションについて)
映像は見たがタフな状況だった。すべての判断やプレーについては私の責任。

(4Qの終盤のプレーについて)
アジャがトラベリングした場面?(記者さん:ヤングが同点にしたシュートです)ガードとガードのスクリーンのスリップがあってサイドラインからゴールに向かってシュートしているので抑えるのが難しいシチュエーション。

(ギャビー・ウィリアムス選手が戻ってきたことについて)
本人としては調子を取り戻しているところだと思うが、大きな貢献をしてくれた。タルボットが交代で入りいいパフォーマンスをしてくれたが、ギャビーの強度高いプレーやフィジカルさ、エネルギーがあることはとても大きい。

(もう負けることができない状況)
プレーオフでは1試合ずつ集中することが大切。フィルムを見て、改善して、ポジティブでいること、それをチームにも持っていてほしい。

(タルボットのOTのプレータイム少なかったことについて)
タルボットをOTで少しプレーさせた後、交代が少し早かったかもしれないが、このシーズンで最も良い5人であるスタートのメンバーで戦いたかった。疲労があることは知っていたが。私の判断で正しいか間違っているかわからないが、全責任は私が請け負う。

(ディフェンスでトラップすることでリズムを作る目的があった?)
トラップをたまにしかけアグレッシブでいたかった。相手の選手の強みを消すためにそういったことが必要。試合の序盤にそれを行い、試合が進むに連れ調整していく必要がある。

(🐍暗い面持ち、自分に責任があるということを言い続け、超〜辛そう。判断ミスだったと感じたんでしょうね。クインHC好きなので見ていて辛い😢プロチームのヘッドコーチって信じられないほどきつい職業ですよね。良い時は良いけど、そそれが更なるプレッシャーにもなるし。)

スー・バード選手

(コーナーからのシュートを打った時の心境)
ただシュートしただけ。そんな時間がなかった。

(4Q終盤に勝てる内容からOTになったことで、OTでも気持ちを引きずったか)
残り時間がないところで私たちが4点リードをしていた、そこから相手が3秒で5点ぐらい取ったということ、そこが私たちが負けてしまった理由。最後のプレーはドラマチックだし目立つから印象にのこるが、私たちが4点リードしていたのが事実。

(どう乗り越えるか)
今は嫌な気持ちしかないし、このエンディングが嬉しい人もいるのも知っているが、とにかくこの感情を乗り越えて、明日はフィルムを見て準備をし、フレッシュな状態でGame 4を迎えたい。もし今日勝っていたとしてもGame 4が勝てる保証はないし、もう過ぎたことと考えて前進する必要がある。

(最後のポゼションについて)
0.8秒残っていた時のタイムアウトで、(チームファールがたまっていなかったのでフリースローを与えずに)ファールをあと1つできるということを話した。ジャッキー・ヤングがゴールにカットし、エジ(マグべゴー選手)としてはおそらく「うわ、ファールしたくない」という考えだったと思う。そしてヤングが決めたというだけ。自分はコーナーで誰かをマークしていたから何が後ろで起こっていたかは見ていないが、パスが入った瞬間に振り返ったらヤングがボールを受けていた。

(チェルシー・グレイのパフォーマンスについて)
ただ良いバスケをした。

(接戦での盛り上がりについて、最後の年と考えると簡単な試合より盛り上がる方がいいか)
え?いや、全試合で24点差で勝ち上がって優勝したい。失礼なことは言いたくないが、何を言っているのかよくわからない。負けたいわけがない。(会場から失笑が起こっています。)

最後の質問

ブリアナ・スチュアート選手

フラストレーションがたまる。勝つ試合だった。それを相手に与えてしまった。それだけ。

(ウィルソンが前半で20点、後半14点となにかアジャストをしたか)
シンプルな作戦にした。多くのことが起こっているので難しい状態になってしまったのをハーフタイムでGame 1、2に行なっていたシンプルなものに戻した。それがいい流れを生み出して良い後半になった。

(後半の活躍について)
チームとしてスコアが必要だったのでとにかくアグレッシブにいった。前半は少しジャンプシュートでとどまっていたところを後半はドライブし、リングにアタックした。ファールをもらえるようにプレーした。

(自信のレベル)
今日から学んでプレーするだけ。追い込まれているとも言えるが、やるかやらないか。

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