ミスティクスのマイク・ティーボーコーチはジョーダン生みの親?かなり凄すぎる人だった!

ワシントン・ミスティクス
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これまで、町田選手の新しいチームメイトとなるミスティクスの主力選手を4名ご紹介してきました。(気になる方は以下よりご覧ください。)

今回は、先日の町田選手の会見にも以下のビデオメッセージを寄せてくれたワシントン・ミスティクスのヘッドコーチであるMike Thibault(マイク・ティーボー)コーチについて書いていきます。

2012年からミスティクスのヘッドコーチ兼GMを務めていますが、それより前の経歴を見てみましょう。

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NBAのいちスカウトから実力でのし上がる

ロサンゼルス・レイカーズ

1979年の大学卒業後、NBAのロサンゼルス・レイカーズの「選手スカウト」に関わるスタッフとして働き始めています。

その能力が評価され1980年代にはスカウト部門のディレクター、そしてアシスタントコーチに昇進

レイカーズは1980年、82年とNBAの優勝を果たしています。79年にドラフトされたマジック・ジョンソン選手が中心のチームではありましたが、その周りを固める選手の発掘、獲得において、少なからずティーボー氏のスカウトの力が働いていると考えられます。

Magic Johnson: My Life
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シカゴ・ブルズ

1982年から1986年まで、まだ弱かったシカゴ・ブルズでアシスタント・コーチ兼スカウト部門ディレクターを務めています。

彼のもとドラフトされた選手、獲得した選手には(敬称略)

  • Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)
  • Charles Oakley(チャールズ・オークレー)
  • John Paxson(ジョン・パクソン)

と、少し古いNBAファンであれば誰もが知る、その後ブルズ王朝と呼ばれる3連覇をするチームの核となるメンバーを獲得しています。

マイケル・ジョーダンに関してはご存知「バスケの神」と言われ、プレーだけではなく社会的影響をもたらしたことを含め、ジョーダンを超える選手は今後もいないと言われるほどの人物です

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大学時代にも活躍していたジョーダン氏ですが、NBAで活躍できるかについては多くの人が懐疑的で、ドラフト当初はジョーダン氏を指名したブルズに対して批判もあったとのこと。

この決断をしたティーボー氏率いるスカウトチームに、先見の明があったと言えるでしょう。

NBAを離れて

1988年にはWorld Basketball Leagueという今はなきアメリカ、カナダのリーグに所属するチームへ。同年にコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞されています。

翌年はContinental Basketball Association(CBA)という2009年になくなってしまったマイナーリーグのチームへ。

8年間GM兼ヘッドコーチを務め、全ての年においてプレーオフに進出。93年には優勝しています。

(ちなみにGM:ジェネラル・マネジャーというのは、チームの選手構成を戦略的に決めて、獲得に動く責任者。スカウトの一番上の職)

再びNBAへ

1997年から再びNBAのスカウト、アシスタント・コーチやアドバイザーとして、以下のチームで過ごしています。

  • Atlanta Hawks(アトランタ・ホークス)
  • New York Knicks(ニューヨーク・ニックス)
  • Seattle SuperSonics(シアトル・スーパーソニックス:オクラホマシティ・サンダーの前身)
  • Milwaukee Bucks(ミルウォーキー・バックス)
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WNBAのコーチへ

pgcbasketball.comより

2003年にWNBAのコネチカット・サンのヘッドコーチに就任します。

ここで初めて女子チームのコーチをすることになります。数年後の2006年、2008年とコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。

そして、2012年に現職であるワシントン・ミスティクスのGM兼ヘッドコーチに。ミスティクスの再建を担い、それに成功しています。

  • 2013年に後のチームの核となるセンターのエマ・ミースマン選手をドラフト指名。
  • 同年に早速コーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞。
  • 2015年、ドラフト2巡目ではありましたが、ナターシャ・クラウド選手を指名。
  • その後、デレダン選手等、他チームからの獲得やその後チームにフィットし活躍する新人の獲得にも成功。

そして2019年ついにWNBAでも優勝を成し遂げます。

nbcsports.comより

2021年にはミスティクスとの間にヘッドコーチ兼GMとして複数年の延長契約を結んでいます。

WNBA最高勝利数記録

WNBAにおいて最も勝利数の多いコーチの記録を持ち、2018年にはWNBAにおいて初めて300勝を達成したコーチに。その勝利数記録をご自身で更新し続けています。

経歴まとめ

ここまでを簡単にまとめると、関わったほぼ全てのリーグで優勝もしくはコーチ・オブ・ザ・イヤーの受賞、または両方を達成しているということ。

NBA、WBL、CBA、そしてWNBA。

最近「〇〇すぎる△△」なんとかってよく言うけど、

誇大表現ではなくスゴすぎ!!!

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コーチ・ GMとしてのスタイルは?

これまでの経緯、特にWNBAでの選手獲得、構成状況をみると、身体能力よりもバスケIQの高い選手(PGについては特に)を好んでいるという印象。

前所属のコネチカット・サンではLindsay Whalen(リンゼイ・ウェイレン)選手という身体能力はそこまで高くはないけど、体の使い方や頭の良いPGを中心としてチーム作っています。

(ちなみにウェイレン選手は元アメリカ代表でその後所属したミネソタ・リンクスで背番号が永久欠番となったスーパースターです。)

ウェイレン選手の大学時ハイライト

ミスティクスでも指名選手、獲得選手を見るとその傾向があるようです。

唯一(?)身体能力やばい系で目立つのは2016年ドラフト指名のKahleah Copper(カリヤ・コパー)選手。

2017年に現ミスティクス中心選手であるデレダン選手獲得のためにシカゴ・スカイにトレード移籍。最近メキメキと頭角を表し、昨年シカゴ・スカイが優勝したの際のファイナルMVPを受賞した選手です。

ここでもティーボーコーチの先見の明が・・・。すごいの一言ですね。

コーチ 一家

また面白いのがコーチ 一家ということ。

Eric Thibaultコーチ

thenexthoops.comより

ご子息のエリック・ティーボー氏がワシントン・ミスティクスのコーチングスタッフとして名前を連ねています。

Associate Head Coach(アソシエイト・ヘッドコーチ)という役職名です。

アシスタントとは違うの???

ちょっと違います。

簡単にいうとヘッドコーチとアシスタント・コーチの間の役職で、アシスタントコーチをはじめとして、スキルコーチ、コンディショニング・コーチ、ストレングス・コーチ等、色々なコーチをまとめるのがアソシエイト・ヘッドコーチと言っていいと思います。

なのでコーチ陣の中で、ヘッドコーチの次のリーダーとなる人ということです。

マイク・ティーボーコーチが例えばベンチ・テクニカル・ファールなどで退場となってしまう場合はエリックコーチが代理を務めることになるでしょう。(実際に2021年にトム・ティーボーコーチがコロナ陽性反応が出たとき、エリック・ティーボーコーチがヘッドコーチを務めました。)

Carly Thibault-Dudonisコーチ

ミネソタ大学HPより

ご息女のカーリー・ティーボードゥドニス氏がミネソタ大で同じく「Associate Head Coach」をされています。

名前の最後にくっついているDudonisというのはご結婚された時に複合姓にされたものです。

ちなみに同大学のヘッドコーチは、既出の元アメリカ代表、WNBAのレジェンドで、ミネソタ・リンクスが覇権を握り何度も優勝した際のPG、Lindsay Whalen(リンゼイ・ウェイレン)コーチです。

繰り返しになりますが、マイク・ティーボーコーチがコネチカット・サンのコーチを務めていたときのチームの中心選手ですね。その繋がりと思われます。

最後に

マイケル・ジョーダン氏から始まって、リンゼイ・ウェイレン氏、エマ・ミースマン選手、エレナ・デレダン選手、カリヤ・コパー選手などなど、

活躍する選手の発掘、そして獲得まで、凄すぎるティーボーコーチ。

ご自身が考える理想の選手を見つけるのがうまく、同時に、獲得した選手が最も活きる戦術を組むことにも恐らく長けているのでしょう。

ヘッドコーチだけの場合よりも選手を獲得するスカウト系の仕事が含まれている時の方がご活躍されているのもポイントではないかなと思います。

つまり!

町田選手のプレーについては、町田選手が最も活きる起用法が見られるということ!

獲得についても、決してオリンピックでのアシスト数記録だけを見たミーハー的な獲得だったわけではなく、先を見据えたものだったこと!

そんなことが言えるのではないでしょうか。

ティーボーコーチの経歴を調べて、さらにWNBA開幕が待ち遠しくなってしまいました。

今後のスケジュールは以下記事をご覧ください。

この記事では「チームが未知数」と書いていますが、ティーボーコーチがいれば再度優勝に向けたチームづくりをしてゆくのだろうと思えますね。

当記事をお読みいただきありがとうございました。

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